スライドドアが突然

友人夫婦と4人でお出かけ中の突然の出来事。
友人が右後ろドアから出て閉めたけど閉まらなくなってしまいました。
一応閉まるけど、他のドアを閉めたら内圧で半ドアになる状態。
確認すると半ドアからは勝手に開くような事は無いので、出先でグリーンの養生テープを借りてリアスライドドアを目張りして帰宅して後日中のドアロックをバラしてみました。
写真の状態で逆さにして振ってみたら何やらプラスチックの破片が出てきました。
現場で指でラッチの動きを確認した時に上からバネで降りてくるはずのプレートが重力で落ちてる感じだったんで、多分そのバネの受けか何かが折れたんだと判断して直そうかと思ってロック本体を見ると、何とでっかいカシメ2つで金属プレートとプラスチックの本体を留めているみたい。
カシメを取ってバラしても元に戻るかなぁ…
部品欲しいけど年末だし…

もし応急処置出来てとりあえずでもドアが閉まればと思いカシメ2つをドリルでもんで撤去してご開帳してみました。

写真中央右に、出てきたカケラとちょうど合う割れ跡発見。
想像通り写真中央下のバネの真っ直ぐな方を引っ掛けるところが欠落してました。
他にもヒビが何箇所か有りますね。
って言うかこんなところをプラスチックで作るって思考が分かりませんね。
経年劣化するし消耗品扱いで修理してもらう為に敢えてこんな作りにしたんでしょ？

とは言え何とかしなきゃなんで、まずカケラをアロンでしっかりくっつけてから、要所要所をプラリペアで補強しながら頑丈な感じで再生してバネを本来の場所に。

ドアをロックする上下のプレートを戻して、今回の補強部でプレートに当たってしまう部分を削って内部は修理完了。　
カシメ部はプラスチックとくっ付いてるので溶接やろう付けも出来ずなので、リベットを取った時に穴を深く掘り直しそこにネジ留めと、車体取り付け時に邪魔にならない位置に補強で鉄プレートとプラスチックを開かないようにネジ留めして終了。
少しだけドア開けた時に動作が固くなっちゃいましたが、正常に開け閉め出来るようになったんで年越しは様子見です。
中古パーツを探すにしてもスライドドア丸ごとだけしか出てなく、海外では純正新品を見つけたんですが到着までに時間かかりそうだし悩み中です。