ルーミー納車から3ヶ月(短期レビュー)

ルーミー納車から3ヶ月経過しました。
しばらく乗っての簡単なレビューを書きたいと思います。
■インテリアについて(1)
基本的にインテリア関係はパッソと同様(パーツも共通)。
質感はそれなりだが、特にチープ感は感じない。
リアゲート開口部はかなり大きいのですが、剛性確保のためにリア開口部は上下で約5Cm絞っているので、大きめの荷物や自転車の積み下ろし時には注意が必要です。

■インテリアについて(2)
後部座席は5人乗車状態のときには、スライド可能なため大人5人が脚を伸ばしてゆっくり乗れるスペースが確保可能(後部荷室は狭くなる)。
ウチの場合は、1つシートを倒して荷物スペース(兼ロードバイク載せスペース)にして3人乗車状態が標準化しちゃってます(笑)

■走行時の室内音について
低速時のエンジン音・振動はやや大きめですが、ある程度速度が上がると(40Km/h程度)ロードノイズのほうが上回るのでまったく気にならないです。

■ノーマルかターボか?
気になる走行性能ですが、ノーマルを試乗した際にCVT故のアクセル操作に対する反応鈍さ(特に発進・加速時)が気になりました。故に自分はターボモデルを選択しました。市街地走行のときほど加速減速の頻度が高くなりますので、むしろターボモデル一択でも良いかと思います。

■クルーズコントロールについて
クルーズコントロール(速度維持)は40～108Km/hの間で設定可能です。
高速道路では結構楽ができますが、上り坂ではアクセル開度が小さくなる分スポーツモード(G以降で標準装備)に切り替えてドライブのほうが瞬間燃費が伸びる傾向が見られます。

平坦や軽いアップダウン(2～3%勾配)、下り坂程度であれば、アクセルの微調整は人間以上に行っているようなので、機械任せでもOKです。

微妙な速度調整はある程度可能ですが、80～100Km/hでは一度速度設定をリセット(レバーを手前に引く)するほうがエンジンブレーキ(空力ブレーキ?)で減速がそれなりに効きます。

■乗り心地(サス周り)について
足回りはやや固めで、路面の段差での突き上げ感はやや強いですが、その分横風走行時に踏ん張りが効きますので安心感はあります(このあたりはファンカーゴ・シエンタと全く性格が違います)。

■気になる点
低速(クリープに切り替わる当たり)時のCVTのロックアウトの軽いショックがあります。その時に車両の挙動にちょっと変化が出るので、注意が必要です。
またバック時のクリープによる速度がやや高め(駆け足程度の速さ)ですので、比較的スーッとバックします。後方の確認をバックモニタのみに頼るのは凄く危険です。

色々書きましたが、全般的に街乗りから遠出までこなせる5人乗りミニワゴンとしては十二分の性能を持っていますので、これは売れると思います。
※今はダイハツ(トール)、トヨタ(ルーミー、タンク)、スバル(ジャスティ)と4シリーズでいずれも好調な売れ行きだそうです。

個人的な好みで言うと、室内長をあと10Cm伸ばして、エンジンに1200CCターボモデルまでラインナップにあるとさらに売れそうな気がします。