ドラレコを手動で駐車中録画するかしないか切り替えられる方法を考える
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
写真は取りあえず置いておいて、前置きの話から。
ドラレコを付けるにあたって、駐車中にも録画できるオプションが用意されているものがありますが、大体がバッテリー直付けとなっています。
自分が付けようとしているCARMATE d'action 360sもそのタイプで、エンジンが切れてから30分間、バッテリーから電源供給して駐車監視を行うようになっています。
これだと通勤往復で最低毎日1時間、1週間で5時間も無駄にバッテリーを消費することになるため、夏はいいとして冬期のバッテリー上がりが心配になります。
一応、d'action 360sのオプションにはバッテリーからの電源供給をON/OFFするスイッチがあるようですが、手袋を履いたりするといじれないようなミニマムなスイッチです。
そこで、バッテリーを傷めず、必要なときだけ手動で駐車中録画をするかしないかを切り替えられる方法を考えてみました。
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用意するもの
※ドラレコ(電源ケーブルのシガーソケット側がUSBコネクタになっているもの。シガーソケット直付のものは不可)
※USB切替器(電源不要で単純に結線を切り替えるだけのようなシンプルなもの)
※パススルー対応モバイルバッテリー
※その他USBケーブル類
必要なものはザッとこんな感じ。
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ざっくり説明すると、モバイルバッテリー経由で電源供給する経路と、シガーソケットから電源供給する経路を用意し、USB切替器で切り替えるというプランです。
絵で描いてみたのが上の図です。
キモはパススルー対応のモバイルバッテリー。
パススルーとはモバイルバッテリーを充電しながら、接続した機器に電源供給できる機能です。
この機能のおかげでケーブルを抜き差しすることなく挿しっぱなしのまま充電も電源供給も可能になります。
意外と普通のモバイルバッテリーは対応していないので、ちゃんと対応しているものを選ぶ必要があります。
自分はどこぞのブログですでに検証いただいていたRAVpowerのRP-PB006という製品を選びました。
最初コンソールボックスに入れようと考えていましたが、くっそデカいので入りそうにありません。いざという時は窓を割って脱出するときに使えそうな鈍器です。
USB切替器はAliexpressで中国から取り寄せたものです。
500円しないくらいのお手頃価格でした。
なお、夏の猛暑の中、モバイルバッテリーを動かしておくのは怖いので、今回のプランはあくまで冬期のみの対策とし、夏は素直に純正駐車監視オプションで使うことを前提としました。
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そして、いきなり結論なんですが、d'action 360sは動作しませんでした。(ズコー
多分、電源供給が足りていないっぽいです。
モバイルバッテリーに直接挿すと動作しますが、USB切替器を経由すると再起動を繰り返します。(訂正:電源ではなくピンアサインが違うようです。)
中華ドラレコの70maiとAPEMAN C450は動作しました。
ちなみに最初の写真で緑の養生テープに巻かれているのは、d'action 360sではなく70maiです。
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余談ですがd'action 360sと70maiはXVの方でテストレビューしてますので、興味ありましたらそちらをご覧ください。
APEMANは割愛します。
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