目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
3日ほど前から2000rpm~4500rpmで
ガラガラガラガラ・・・。
ときどき3気筒エンジンになるようになりました。
おととい、昨日と頻度が増え、回転域も
拡がりました。
アイドリングは正常。
エンジンの警告灯も点いていません。
”(いよいよ私の車もイグニッションコイルの
寿命がきたな?)”
と判断し、イグニッションコイルのチェックを
してみました。
2
カバ-をはずし、イグニッションコイルを抜ける
状態にしました。そこでエンジンを始動。
一番から順にコイルを抜いてみました。
(私は前を一番と呼んでいます。
正式には知りません。)
一番を抜く→ガラガラと低速運転・振動
→一番を戻す→正常のアイドルになる。
二番を抜く→ガラガラと・・・。
四番まで繰り返すと、抜いたときにおかしく
なるということで、イグニッションコイルに
異常はないようでした。
ただ二番を抜いたときの感じは他と違って
落ち込みや振動がひどい感じでした。
戻したときの戻り方も変でした。
タイミングベルトに服などを巻き込まないよう
慎重に作業します。
3
”(イグニッションコイルじゃないなあ。
でも二番はなんか変だったな。)”
続いてプラグのチェックです。
一番、二番とコイルを抜いたときに、
”(あれっ?コイルが汚い!)”
ちょっと青くなりました。
これは不穏な空気です。
(写真左の汚い方が二番。
右のきれいな方が一番。)
4
二番のプラグを抜こうとすると、
”ゆるっ!”
まるで締め付け感がありません。
完全に緩んでます。
”なんじゃ、こりゃ~~~っ!”
プラグをはずすと
なんと電極がなくなってました。
”これってアリか~っ!?”
まさかの事態です。
『プラグの締め付け不足でプラグが緩み、
燃焼ガスの漏れでプラグが異常高温となり、
電極が融けることがある。』
(NGKさんサイトのQ&Aより)
とのことです。
・・・やらかしました。
5
プラグの入手とその交換で、
治る治らないに係わらずダイアグノ-シスは
チェックしたいと思いました。
(プラグ以外の理由もあるかもしれません。)
いつもは行かない遠くて大きいネッツさんに
行ったら、プラグの在庫はありましたが、
ダイアグノ-シスのチェックは
今日の今日ではできないと断られました。
ときどき行く新国道のネッツさんでは
プラグの在庫はありませんでしたが、
夕方ならダイアグノ-シスのチェックをしますと
言ってくれました。
そこで大きいネッツさんは断り、
イエロ-ハットさんでプラグを1本だけ購入、
自宅で交換しました。
6
”(気持ちいい~~~!)”
午前中は青くなって3気筒で秋田市内を
右往左往。バタバタしましたが、
プラグの交換だけでエンジンは復調。
気分爽快です。
7
夕方、新国道のネッツさんで
ダイアグノ-シスをチェックして
もらいました。
チェックの結果、エアバッグのエラ-
ひとつだけでエンジンは異常なしでした。
(ステアリングを変えているためですね。)
お代はいただかないって。
(ありがとうございます。新国道店はいい
ですね~。また純正部品を買いに行きます。)
(写真は使用工具です。)
8
NGKさんにメ-ルで問い合わせしてみたら、
すぐに返信が着ました。
(NGKさんは対応が素早い。)
融けてシリンダ-に落ちた電極は、
確率的には燃焼ガスと共に排出され、
触媒に引っかかっている可能性が高いそうです。
ただ、排出時等に傷をつけたりしている可能性も
ゼロではないとのことで、
今後のベストな対処も教示してもらいました。
(整備工場での作業(任意)となりますが。)
感謝です。
プラグの締め付け不足には気をつけましょう!
(反対に締め付け過ぎにも注意です。)
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