ブルーレイプレーヤー取付(グローブボックス下部配置)→最終更新日23/10/30
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
SONY BDP-S1500
ブルーレイプレーヤー
(以下、BDプレーヤーと表記)
こちらをグローブボックス下部に取付します。
(純正(試乗車にて確認)及び、シートヒーター付きメーカーOPTレカロシート(自車で確認)の座面の下はシートスライドさせた時に干渉する箇所があり取付不可と判断しました。)
社外ナビにすれば良いのですが、プロパイロットは絶対欲しかった為、家庭用BDプレーヤーを搭載する事を検討しました。
可能な限り車両側を加工せず取付する方法をとってます。
※全ての作業は自己責任の元に作業してます。参考にされた際に何が起きても当方は責任を負いませんので予めご理解ください。
2
プレーヤー本体の電源電圧が12v仕様である機種の寸法を見比べた時の写真です。
Panasonic
DMP-BD90
幅245mm 高38.5mm 奥行175mm
(メーカー資料より)
参考価格¥12,000
SONY
BDP-S1500
幅230mm 高39mm 奥行194mm
(メーカー資料より)
参考価格¥14,000
今回、機種をSONYにした理由ですが、
・サイズ感が良かった。
・BDドライブの前面に1枚カバーが有る事でBDドライブに埃が入るのを少しでも防げそう。
・車両のACC電源直結で使えそう。
・電源ON操作後、約1秒で高速起動する事
です。
しかしながら家庭用BDプレーヤーですので、車に取付した際の考えられるデメリットとしては、
・車両の起動と連動してBDプレーヤーが起動・再生しない為、リモコンにて毎回操作が必要
・イグニッションオフ→再始動後、再生途中だったものは最初から再生される。
→BDプレーヤー電源OFFしてからイグニッションオフすると次回起動時には途中から再生される事が判明(23/10/29更新)
・運転席からディスクの交換や挿入、取出しがほぼ不可能そう。
・家庭用を車に使用する為、BDプレーヤーに予期せぬ不具合が出る可能性があるかも?
・助手席に搭乗されてる方が蹴ってしまう。足元に気を遣わなければならない。
というところでしょうか。。。
3
グローブボックス下部配置する為の資材
(ホームセンターにて購入)
・BDプレーヤーボックス用材料
厚1mm×縦300mm×横400mmアルミ板 1枚
厚2mm×縦100mm×横300mmアルミ板 1枚(←結局使ってません)
・グローブボックス補強兼用のブラケット
厚6mm×幅15mm×長300mmアルミ平棒 1本
・BDプレーヤーボックス制作用(アルミ板手曲げ用)資材
厚2mm×辺15mm×辺15mm×300mm アルミアングル2本
(↑予定変更してボックスとグローブボックスとのサポートに使用してます)
万力 2個
端材木材 1個
4
DCジャックをECサイトにて購入
色々調べましたがDCジャックの規格は恐らく
『EIAJ No.4』
BDプレーヤー本体後面スペースの都合でL型形状のDCジャックにしました。
コードは1.8mありますが長すぎて邪魔なのでカット。
(切ったコードは何かの時に使うかもしれませんので保管)
(購入元のリンクを下部に貼っておきます。)
5
BDプレーヤー付属の電源コードを見るとDCジャック内側(ピン)が電源側、外側がアース線のようです。
先述の購入したDCジャックをテスターを使用しケーブルのどちらが電源側なのかアース側なのか確認しておきます。
電源は先の整備手帳で掲載したデイトナの分電器からとりました。
6
先ずは配線から。
またまたECサイトで購入したHDMIケーブルは上向きの物を使ってます。
センターコンソールをバラバラにしてHDMIポートがあるトレー単品に潔くΦ8で穴開けし、開けた穴から上へ一本線上にカット。
穴開け箇所はセンターコンソール組んだ状態で上部と干渉しないギリギリ狙ってます。
見栄えや作業性、万が一の純正部品購入時のコスト(トレー単品買えなかったら笑っちゃいますけど)等々を検討した結果ここに穴を開けることにしました。
HDMIポートのホコリやゴミ混入防止も兼ねて、HDMIケーブルは挿しっぱなしになりますが、他のケーブルを挿入するような際は開けた穴にコードを押し込み隠すことも出来ます。
7
開けっ放しの穴からケーブルが出てる…
気にする私はホームセンターでグロメット買ってきました。
こちらのグロメットに切込みを入れてはめ込んでみました。
8
センターコンソール仮に組んでみました。
いい感じな気がします。
9
その裏側はこんな感じ。
ケーブルにも負担がかかってないです!
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HDMIケーブル、BDプレーヤー側です。
本当は両端子共にL型上向きにしたかったのですが、探せませんでした。。。
ので、L型変換コネクターを追加購入しました。
DCジャック同様、BDプレーヤー後部のスペース都合です。
意味があるのかないのかわかりませんが、ノイズ対策にフェライトコアも装着しました。
(DCジャックにもフェライトコア…巻いてます)
効果の程は、、、未知数、、、
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次にBDプレーヤー本体搭載の準備をします。
グローブボックス下部にある使用してないクリップ用の四角い穴を使います。
四角い穴に合わせて115mm間隔に4.0mmで下穴を開けM5のタップにてネジ山を作ります。
(M5の下穴は通常4.2mmです)
取り付け部にグローブボックスの補強リブがある為コレを活かすべく切込み線を入れていきます。深さはおおよそ2.0mm
(雑な仕上がりになってますすみません。)
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仮付し確認します。
上下逆になりますが↑装着後↓装着前です。
いい感じに面で接地してます!
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BDプレーヤーボックスとのサポートを作っていきます。
(写真下部)
アルミアングルに先述同様115mm間隔にΦ6mmの穴を開けていきます。
アングルの高さを3mm程ズラしてます。これは、ネジの頭(⤴︎部)と高さを合わせるためです。
(写真上部)
位置決めしたらアングル同士を万力で挟みΦ6mmの穴を2箇所開けてボルト・ナットで結合します。
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BDプレーヤー本体用のボックスを制作します。
前もって採寸、構想した寸法に基づき、1.0mm厚のアルミ板をカット。
カッターでケガキ線を書き、アルミアングルにて上下から挟み木材の端材を当てて曲げていきます。
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曲げ加工途中。
BDプレーヤー本体と比べ、幅方向で片側5mm、高さ方向で10mm大きく作ってます。奥行方向は本体より小さめに作ってます。
奥の立ち上がってる壁はBDプレーヤー背面のストッパーです。各種ポートやビスなどとの干渉を避けた結果、この形状です。
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完成したボックスにクッション材(5mm厚と10mm厚)を貼っていきます。
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BDプレーヤーボックスとグローブボックスを仮合わせしてみた結果、ガタツキがある為サポートを急遽1枚追加しました。
グローブボックス裏側にある何だか分からない四角い穴(↑部)を使います。
時間の都合で端折りましたが>>>>部分の隙間というか角度がついてしまってる件は後日修正予定となります。
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BDプレーヤーボックスとサポートを結合する穴の周囲にスポンジを貼ります。
振動や干渉、隙間対策になります。
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その結合にはコチラ、エーモン製のリベットを使います。
日産車ではグリルやバンパー、タイヤハウスカバー等々に使用してるアレの同等品です。
・なぜボルト止めにしなかったのか?
ディーラーにて整備の際、取り外すような事があれば分解しやすく、また、
『リベット3箇所外したら取れますよ!』
と説明も楽。そして作業も楽そうだからです。
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時間の都合で作業後半は結構駆け足になりました。
装着して動作とBDプレーヤー周りの干渉を確認。
問題無かったので内装、バッテリーターミナルを復旧して完了です。
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作動確認。
問題なさそうです!
後は使っていきながら各所修正調整していきます。
都度こちらにも掲載予定です。
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表面のUSBポート、裏面のLANポートにキャップを取付ました。
ホコリ対策です。
(更新2023/10/30)
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