所有する歓びを与えてくれるクルマ

現代の交通事情にも全く問題なく対応する。
むしろ未だに平均より上回る性能を擁しているので、高速道路でも一度も不満を持った事は無い。



電子デバイスなどを持たない事、またダイレクトなステアリング特性により、ハンドルから伝わる情報量が多く、特に路面を触って走るような感覚に優れる。

クルマがドライバーの技量を要求するだけに、非常に乗りこなすのが困難

それだけに走る楽しさをクルマから教えられる。

私のクルマは一番柔らかい設定のビルシュタインのスポーツショックの影響で、速度を上げていくと収まりの悪い感じは否めない。
タイヤのグレードも私の低いテクニックに合わせて、滑り出しが早く危険を早めに教えてくれる仕様のセカンドグレードタイヤにしてあるので、非常に乗り味はマイルド。

ただ、一番固い設定のターボ用のショックにすれば、スポーツ走行時は良い感じになるのだろう。



但し現在の設定ならば、デートカーとしては◎

正直ココが一番のウイークポイント。

大人二人で長距離ドライブの旅行に出掛けようとすると、フロントのトランクだけでは足りない。

ただ、通常の９３０であれば後部シートに当たる部分が無いので少しだけスペースがある。



したがって幌との隙間に上手くバッグ等を収納する事が可能。
幌を閉めれば尚の事スペースは広がる。

しかし、幌を閉めて走った事は殆んど無い（笑）

正直正確に測った事は無い。気にして乗るクルマでもないと思う。

だからと言って、激しく走ってもリッター４や５kmなんてことは無い。

時折ド素人から「燃費悪いやろ～」・・・等とある意味、妬んで絡んでくる輩がいるが

残念!! 元々ポルシェはレースカー

そんなに燃費が悪けりゃ、サーキットで毎週ピットインで、勝てないだろ!!（笑）


コレだから素人は困る。そんな訳はない。



ゆっくり走れば２桁は行くと思う。それより街中でも２速・３速を多用しアクセルやクラッチワークを楽しんでキビキビと走ったり、それにより奏でられるエクゾーストノートを楽しむ方がこのクルマの性格に合っていると思う。



特にトンネル内で、敢えてシフトダウンして轟かせるエクゾーストノートは癖になる。