2024年3月9日 モニター用にご提供頂いたモンスターベリーベリーラッシュを使って洗浄後に鉄粉取り

2024年3月9日

先週プロスタッフ社からモニターサンプルとしてご提供頂いたモンスター ベリーベリーラッシュを使って洗浄後に鉄粉取りを行いました。
白アルトワークスのスタッドレスタイヤが付いたホイールですが、こちらは茨城県に引取りに行ったガリ傷の付いたあまり程度の良くないホイールです。
汚れも酷かったので、しっかりとシャンプーで洗った上で鉄粉取りを行い、その後は表面保護の意味でWAKO'Sのバリアスコートで簡易コーティングを行いました。

これはまだマシな方のホイールですが、目一杯汚れてガリ傷も少々あります。

裏面もとても汚れています。
汚れ・鉄粉だけではなくアルミそのものが腐食している箇所もあるので、どの程度綺麗になるのか気になるところです。

まずは上の写真の1本目のホイール表面をスポンジとブラシでシャンプー洗浄しました。
そこそこ綺麗になりましたね。

裏面もシャンプー洗浄でこのような状態になりました。

まずは2本の表裏両面のシャンプー洗浄が終わったので、早速ベリーラッシュを吹き付けました。
確かにこの製品はシャビシャビの水状ではなく、粘度があるというか料理的に言うとトロミがあるという感じなので、狙った箇所にちゃんと留まってくれます。

結構程良い感じで紫色の反応が出ていますね。

もう1本も程良く反応が出ました。

反応させた後はブラシで擦ることで弱くなった鉄粉を除去することが出来ます。
その後水で流すとこのような感じで綺麗になりました。

もう1本の方も程良くキレイになりました。
然しながら、下の方のスポークの部分の黒ずみが鉄粉であることを疑っていたのですが、紫反応はほとんど無く、アルミの腐食なのだと思います。

これら2本の裏面にベリーベリーラッシュを吹き付けました。

ベリーベリーラッシュの液剤に粘度があるので、吹き付けた泡が流れ落ちずにそのままの場所に居ることが分かるかと思います。

裏面は想像よりも鉄粉が多くなかったようです。

もう1本も同様で、あまり紫反応が出ませんでした。

2本ともブラシで擦った後に水洗し、最終的にはこのような状態になりました。

もう2本も同様に表裏のシャンプー洗浄、表面のベリーベリーラッシュでの鉄粉取り、裏面の鉄粉取りと進んできましたが、それほど大量の紫反応は出ませんでした。

自然乾燥させておいた最初の2本です。
残る水は拭き取った上で表面保護目的でWAKO'Sのバリアスコートを施工することにしました。

裏面は良い程度とは言えない状態ですが、念のためバリアスコートを施工しておきます。

残る2本も表裏共にバリアスコートを施工しました。

こんな感じで4本の洗浄＋モンスターベリーベリーラッシュでの鉄粉取り＋バリアスコートが終わりました。

モンスターベリーベリーラッシュは700mlの容量がありますが、今回の軽自動車用の小さいホイール4本への施工で半分強の液剤を使用しました。
ボディの鉄粉取りとホイールの鉄粉取りを両方施工する場合、私の感覚では700ml1本では足りないような気がします。
腐るものではないので、2本買って作業をすることをお勧めします。

ちなみにベリーの香りがする件ですが、確かにベリーの臭いはします。
とはいえ、液剤の成分の臭いがパーマ液のような感じであることに変わりはないので、「気持ち程度にベリーの香りでパーマ液風の臭いが緩和された」という感じであるとご認識ください。