ハイブリッドバッテリー故障
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
朝、出勤しようとハイブリッドシステムをON。たまに寒い日の始動直後~3分間くらいはアクセルを踏んでも半クラッチのような加速(回転数は上がるのに加速しない)状態になるときがあったのですが、この日もそんな症状が出ていました。少しその状態が長引いたので「今日は症状が治まるのが遅めだな・・」と思い乗っていたら急に3つの警告灯が同時点灯しました。とりあえず会社までは止まることはなかったのでそのまま会社へ。
2
以前に購入したテックストリームで見てみるとC1310ハイブリッド系異常。
3
P3006ΔSOC大(State Of Charge:バッテリーセルの充電率ばらつき)
4
P3000HVバッテリー系異常
(P3000-123)
5
いろいろとネットを調べたら下記のような記述が見つかりました。
・バッテリが劣化すると、各セルの電圧バラツキが大きくなる。
・これを回復させるためにオンボード均等充電機能が自動的に働く。
・バッテリの劣化が進むと上記プロセスの動作頻度が増えていき、
やがて回復不能になり、エラー表示となる。
要はHVバッテリーの充電率ばらつきが高すぎるというエラーですね。アルファードハイブリッドの資料は見つからなかったのですがプリウスの駆動バッテリーはΔSOCが20%未満で正常、30%で要注意、40%以上だと要交換とのことです。新品時だとΔSOC値がほぼ0%とのこと。フリーズフレームデータを見るとΔSOCが43%となっています。故障が多くて心が折れる寸前です。十中八九バッテリーが寿命なので交換処置となるでしょう。以前に駆動バッテリー見積もりとったときは192,000円+税金でした。書くネタに困らないほど故障していますがこの車どうなんでしょうね・・・皆さんこんなに故障するのかな・・・
6
追記:2016/12/15
ディーラーへ持って行って診断してもらったのですがダイアグコードを全て消去して症状が再現するかと思ったのですが、全く症状が再現しませんでした。普通に走行できてしまっています。しかし、寒冷時アクセルを踏んでも加速しないという状況や、アイドリングが高すぎる状態(2000回転以上でアイドリングしている)がたまにあるため、おそらく冷えた化学変化しにくいへたりきったバッテリーへ充電しているが、充電が追いついていないのでこのような症状になると思うので(私が勝手に思っているだけです)ハイブリッドサプライバッテリー交換処置を行いました。部品代と工賃合計で24万円~25万円くらいです。たぶんまた何か大きなトラブルがあればこの車を降ります。さすがに面倒見切れなくなってきました。
7
追記2017/01/01
バッテリー交換後、しばらくいつものように走ってみたのですが上記の半クラッチのような症状は今現在発生していません。やはりバッテリーがへたってきたことによる充電不足が上記の症状を起こしていたのかなと思っております。逆に考えてみるとこれからアルファードハイブリッドATH10を中古で購入しようとしている方(もう物好きな方かどうしてもハイブリッドのアルファードに乗りたい方以外いないかな・・・)は寒さがきつめの朝一、中古車屋さんで試乗させてもらって上記のようなアクセルを踏んでいるのに加速が鈍い症状が出たらその車は数年以内に駆動用バッテリーが逝っちゃいます。これは私の経験から来るものなのでそこらの中古車屋さんより信用できる情報だと思います(笑)
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