リアパネルの塗装

今日は珍しく休日休み。
風邪気味だったのでゆっくりしたい所だが、以前から気になっていたリアパネルの塗装を決意。
運転席側のリアパネルは元々、つや消しブラックなのですが、写真の様に下地の金属面が見えたり白ぼけしたりと少しみっともないので塗装する事に。
助手席側のパネルは数年前に壊れて新品交換してあったので今回は運転席側だけ塗装していきます。

マスキングテープとサランラップでマスキング。
缶スプレーでの塗装では広範囲に塗料が飛びやすいのでマスキングは必須。
特に範囲が小さくても、缶と修理箇所は距離を離してスプレーしないとダマになりやすいので注意が必要。
８００番で表面がつるつるになるように塗装前にならしていきます。
表面の黒の塗装が根こそぎとれてしまうと、上塗りの量が増えてしまうので表面を整える所までやりました。

次はミッチャクロンを下地に塗った所。
少しくすんだ感じになっていますね。
全体にミッチャクロンを吹き付けて下地処理は終了

下地の上からつや消しブラックを缶スプレーで塗装。
1回目なので、ムラが合ってもOK.
下地の目立つ所から少しずつ重ねて行きます。
最初から全体的に塗らずにシルバー部分に重点的に色を重ねます。
ポイントは焦らないこと。
寒い時期なのでしっかりと乾燥時間は取ること。

今度は2回目。
少しずつ全体の色に合わせて噴霧しますが、まだ下地との境目が分かる状況。
でも焦らない。
しっかり色を重ねるイメージ。
重ねる事で少しずつ色味が増えて境目がわかりにくくなります。

最初の写真と比較すると下地の金属面のシルバーがまだうっすらと分かる感じです。
シルバー部分を優先して数回に分けて噴霧し、全体のバランスに併せて行きます。

コレは3回目の写真。
ほとんどシルバー部分は見えなくなりました。
今度は色むらにならないように補修部位全体にスプレーして色を調色していきます。

最後に全体的にスプレーをしておしまい。
部分的に噴霧しているとムラになりやすいので先に目立つ所から色を入れていき、最後に全体的に噴霧すると綺麗なつや消しブラックになりました。
塗装が乾ききる前にマスキングを外しておしまい。
マスキングを見るとスプレーする際に試し吹きや、広範囲に塗料がのっているのがわかります。
下地の処理がどれだけ大事かよく分かります。

つや消しブラックはクリアー塗装がないので作業は1時間もあれば十分でした。
これで、まだまだ古い車には見えないぞ！！