シフトノブ交換　純正→モンスタースポーツ

シフトノブを交換します。

今回使うのは『モンスタースポーツ　シフトノブAタイプ』です。
Aタイプは丸型、Bタイプは円柱型です。
モンスポのシフトノブは純正を引き抜いて差し替え、イモネジを締め付けて取り付けできます。

汎用ノブは、純正を引き抜いた上で、ノブが付いていた樹脂製の鞘を破壊し、ネジを切ったりとやや手間が掛かりますので、その点モンスポは純正ノブを引き抜きさえ出来ればスムーズに取り付けできるというメリットがあります。

スムーズに抜けるかどうかは、その下ごしらえにポイントがあります。

純正シフトノブの根本部分は、車両側のシフトレバーに着く「さや」に、ノブ側の返しがひっかかることで固定されています。

そこを温め、樹脂を柔軟な状態にして最終的に気合いで引き抜く事で純正を取り外します。

そう。ポイントはシフト♂ノブの温度と気合です。

屋外作業でヒートガンのコードが長くないのでコードリールの化石を使って電源にします。

根本をヒートガンで温めます。
温めの目安はよく分かりませんが、とりあえず表面の素材が焼けたりしない程度に全周を温めます。
私の場合は、触れるとアチッとなるくらい温めました。これが中枢に伝わって返しが柔くなれば引き抜けます。

ドライヤーでもイケてるみたいなのですが、発熱量が小さいのでヒートガンより根気がいるんじゃないかと。

ヒートガンはアストロプロダクツで4千円くらいで買えます。ランプ類の殻割りや、パーツラッピングにも使えるので、そう言うことにも手を出そうかと考えている方は一個有ればなかなか便利だと思いやす。
アスプロのは強弱切り替えが付き、スタンドバーも付いているので入門には良いのではないでしょうか。赤外線温度計は付いてないです。

運転席と助手席の間にまたがって4速へ入れて家族とペット総出で引っ張ります。

掛け声係も必要なので、ハートマン軍曹役をしてくれる近所の人も呼んでおくと良いでしょう。

抜いた純正シフトノブはトランクへ移植します。

抜けたら樹脂製のサヤが現れるので、そこへシフトノブを突っ込んで、根元にあるイモネジを締め付けたら完成です。

締め付けすぎると根本のサヤにぐいぐい食い込んで割れる恐れがあるので、シフトノブが回転しない程度に締まれば良いのではないでしょうか。

私の場合は締め付け過ぎたのか、パキッと音がしたのと、モンスポノブのささくれが切れて出てきたので、新たにトライされる皆様はくれぐれも締め過ぎにお気をつけください。思いの外締め付け中の抵抗は穏やかですので。
まあ回転しないのでヨシとします。

シフトパターンシールは、エアコンスイッチのあるセンターパネル下部に取り受けました。