PIONEER / carrozzeria FH-9400DVS  

iPhoneと連動する、いわゆるcarplay対応のディスプレイオーディオ。
このデッキ自体にはナビ機能はなく、iPhoneと接続することでナビの画面が映し出されます。
音楽自体はUSBメモリとかでもいけますし、CDも聴けたような(うろおぼえ)

スピーカーからナビの音声が聞こえたり、
通知などもディスプレイに表示が来るのでこのへん便利と言えば便利。
付属のマイクをつなげばハンズフリー通話も可能だし、
Siriに頼んで電話をかけてもらったり、明日の天気とかも教えてもらえる。

と、ここまでかくとさも完璧な感じだけれども、個人的な難点、それも大きいものが一つ。
通常、Googleマップを使うとグレーのラインで表示されるセカンドルート、あるいは3番目のルートなどをタッチで選択してルート選択できるかと思うのですが、これができない⋯。

ある程度土地勘のある場所であればGoogleマップの信用のおけないことはあらかじめわかっているので知識も働かせながらルートを選択できるものの、
土地勘まっさらな場所で全ての信頼をGoogleに全ツッパするのはあまりに危険な気がするのです。
Google先生は初心者マークや紅葉マークをどんなに目立つところに掲げていようとも路地や細い道、軽い山道なんかにガンガン誘うので、本当に信用にならない。
このデッキが来るまでは、知らない土地であれば信号待ちの時などにルートの先の方とかをスワイプして見ながらある程度道を選ぶことが多かったので、これができないのは結構痛手。
画面自体はこのデッキでもスワイプ(というよりもこれまでのナビっぽい)して周囲を見渡すできるのだけど、いまいちスムーズでないし、おまけのおまけにピンチインアウトができないのです。

こういった点もファームのアップデートとかで改善してくれたらいいのですが⋯。
ともあれ carplay という機能はなかなかにおもしろいです。