退院記念！今回の病状まとめ

6/18 早朝、夜更かしをしていて朝まで起きていた。なんか、下腹が少し痛いなと思いつつ「また、下痢か？」と思ったら、くそ（ウンコ）と一緒に大量の鮮血。一度、自部屋に戻るが、また２０分くらいしてトイレに行くと鮮血。

0830 これを繰り返すこと４回サスガにこれはおかしいと思い、嫁を起こし救急車を呼ぶ.

救急医療センターで受けた診断が、S字結腸に大きな横穴空いているということだった。原因不明：ストレスか？

結局、S字結腸手術で撤去。全身麻酔。麻酔をされる前医者に大きな声で「人工肛門になるけどええかぁ？」、ワタシ「…いいですけど。」例の黒いマスクを被されて、一瞬にして意識がなくなる。起きたら３日後だった。

そこには、嫁がいて泣いていた。が、スグに意識が遠のきまた深い眠りに…。この時点では、麻酔の入った点滴をされていたようだ。

お約束通り「敗血症」になり多臓器不全に…。腎不全（透析）、高熱３９度以上、脾臓に大量の膿が溜まっていて再手術？その結果、生死境をさ迷うことになろうとは…意識がなくなること１ヶ月（所々で目を覚ましては、不可思議なことを言って看護師と嫁を困らせていたようだ。わたしゃ記憶無し）おかげで多くのカラフルな夢を見てしまった。いやぁ〜長かったこと（本人は知らない。）気がついたら腹が減っていたことだろうか？その間、ICU症候群で暴れたこともあって、起きたら手と足を縛られていたらしいことも判明。

意識が戻ってからは、ICUをでて一般病棟の要観察室へ…

「んっ、身体が動かない。」ICUのベット上でじっとしていたために筋肉がなくなり体重が入院手術前、体重が８４キロあったものが６８キロまで激減ガリガリガリクソン（それ太っとんか？！）になってしまった。寝たきり状態に…と、言っても上半身は使えますので、なんとかベット周りのことはできていたようだ。

リハビリ：初日立つのが精一杯で、歩くことはできなかった。初日から一週間くらいは、平行棒を使ってひたすら立って足を動かす歩行訓練。数メートル動くだけでも汗だくになっていた。

全身の筋肉が硬くなっていた。それをほぐすことから始め、まあ正坐に足るまで色々やったが、脂汗が出てばっかりで痛いのなんの(^_^;)

８月に入って、だいぶ歩けるようになりましたが、手の痺れが取れなかった。未だに右手小指が少々麻痺している。入院しているフロアの廊下を車椅子で暴走し、グルグル回っていたら「速度落とせ！」と、注意される。心内「筋肉付ける為やホットいてくれ！」と、思っていたが、言うことを聞かない患者である。そのまま続行「ぶつかる奴が悪いんや！」とブツブツ言いながらひたすら車椅子を走らせていた。

下旬くらいになると何とか歩けるようになり歩行器でフロアをグルグル回っていたら、またスピード違反で警告を食らった。そんなことはいざ知らず！ひたすら歩行器でフロアを何時間もグルグル回っていた。

突然転院の話が出てきた。（これには、今の医療制度に壁があって病院側の都合で、無理矢理転院させるという方式になっている。 ３ヶ月以上経つと病院側の診療報酬が少なくなるからだ。）ソーシャルワーカーの人を通して、何件かのリハビリ専門病院をあたったが、結局今の入院している病院に移ってきた。

前の病院のリハビリの続きかと思うと憂鬱なってきたが、いざ始まってみたらそんな事御構い無しに、担当の理学療法士の人から「歩けるやん」、「歩行器いらんちゃうの？！」と言われ、転院して３日目で歩行器がなくなった。

転院先は、リハビリ重視というよりは、筋力トレーニングを重視していて、ひたすらマシンを使っての筋力トレーニング＆ランニングだった。その中でリハビリにと言いながらも、殆どがストレッチだった。

途中で、両肩を痛め上肢の筋トレができなくなりひたすらマッサージと整形外科での受診だった。肩にヒアルロン酸を打たれる事数回だが、未だ激痛が走る状態だ。

診断では、完治するまでに数ヶ月かかるという話です。トホホ(T . T)

退院日をこちらで設定できるようだったので、転院当初から１０月初旬か中旬と決めていた。予定通りといえば予定通りであると言える。だらだら入院してても医療費が嵩むだけなので中旬のキリがいいところで退院日を設定したわけだ。

ん〜、今年は車を買い換えたので、オフ会を新規に開拓しようかと思っていた矢先の病魔だった。で、１９日に退院するが結局病院は元の最初の病院に通院しなければならない。まあ、近場なんで…。

退院しても仕事に戻れるのは、恐らく数週間〜１ヶ月先だろうと予測する。手術痕がまだ乾いてない。本当は、乾いてスッキリしていた状態だが、S字結腸を撤去してお腹の凹んだ不自然な部分をなくすために、お腹の肉を盛り上げる治療を施されたおかげで、傷のような状態になってしまった。それが乾いておらず乾くには時間がかかるようなので毎日か数日起きに一回（！？）通院しなければならないようだ。

最後に「もう今年は悪いことが起こらないことを願うばかりだ。」と、思った。