ボルボファンの要望に応えるために購入

走らせると何かに付け”無難”という言葉が浮かぶクルマ。はしる、曲がる、止まるが全てそこそこ。
ドイツのFR系の車に乗っている人からみると、ちょっとピンぼけに感じるかも知れない走り。ことにステアリングの応答性については、この車の一番嫌いなところ。そんな理由からとてもターボ車などには乗る勇気はありません。比較的低い位置での着座位置は、油断してると擦りやすい。

乗り心地は、かなりフラットですが、しっかりしているといった印象は皆無。ゆるーい感じが、いいところだと思っています。かっちりした感じを想像するとがっかりする程度。ヨーロッパ系の自動車番組で、普通の車の一番最初に挙げられているのも納得。騒音は履かせているタイヤによってだいぶ印象が変わるので、プレミアムクラスのタイヤを履かせることが必要。タイヤによって静粛性がかなり左右されるのは、意外でした。

荷室もまあま広い、しかしスタイリング重視なため荷室の屋根と、リアの開口部が狭いため、大物を積むのは難しい。外で飯を食うときにリアゲートを開けて座ると開口部が狭く、私の座高では、後頭部がリアゲートの上縁にあたって不愉快

燃費は、車体の大きさからすれば、仕方の無いところ。以前のように長距離が多ければ、１０ｋｍ/lくらいになる反面、一般道ばかりだと６、７ｋｍ/l台とバラつきが出る。しかし、車の性格が長距離用なのでこちらの条件が設計の想定とあっていないから、納得せざるを得ない。