DIYでATF交換だ!!!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ATF交換は、1回目の車検時(ディーラー)、2回目の車検時(BMW専門ショップ)で行っており、定期的に行っていたことでDIYでもリスクがないのでは?と思いチャレンジ。
BMW X3(F25)はATオイルパンが樹脂でできており、ストレーナーも一体型なので、部品を購入します。
今回ZF社製の部品を買いました。
スチールボルト13本とフィラーボルトが1個ついております。
品番:2411 8612 901
8AT GA8HP45Z
価格:@18,800円
2
取扱説明書に必要な部材が書いてあります。
オイル必要量は8Lです。
今回準備したもの。
オイル:LIQUIMOLY (リキモリ)
Top Tec ATF 1800
添加剤:LIQUIMOLY (リキモリ)
ATF ADDITIV(オートマチックトランスミッションアディティブ)
※ATシール保護
3
一般的なオイル交換と異なり、車体を水平に上げる必要があります。
・アンダーカバーを外します。
六角ソケット8mmが必要です。
ボルトは7本あります。
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・上部に見えるフィラーボルトを緩めます。
六角レンチ8mmが必要です。
※めちゃくちゃ固くて、緩むときにバキッて音がします。
(注意点)
フィラーボルトを緩める前に、オイルを抜かないように。
注入できずに走行不能となる可能性あり。
5
・プラスチックのドレンボルトを開けます。
六角レンチ10mmが必要です。
オイルがジャバジャバと出てきます。
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樹脂でできたドレンボルト。
再使用不可との話ですが、構造を見る限り普通に使えると思います。
※BMWのATF交換に関して、樹脂ドレンボルト、オイルパンのパッキン、ストレーナーが再使用できないので新品のオイルパンを購入すべきとありますが、自己判断で再利用も難しくないように思います。
わたくしは合計3回目のオイルパン交換ですが。。。
7
オイルパンを外す際は、トルクスT40にてスチールボルト13本を外します。
前回交換してから3年しかたっていないのにパッキンが固着して、オイルパンを外すのに苦労しました。
写真を見ると綺麗に見えますが、全面鉄粉だらけです。
清掃したいところですが、パーツクリーナーやウエスを使用しないように。
パッキン面を清掃する場合は、ホコリが出ないペーパータオル等で。
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取り外したオイルパンです。
マグネット付近に鉄粉が見えます。
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新しいオイルパンを装着します。オイルパンのゴムパッキンにはATFオイルを塗っておくこと。
装着方法は取扱説明書に記載されております。
全てのボルトを仮止めし、真ん中のボルトから締めて、左右対称に締めていきます。
スチールボルトなので、トルクレンチを使用して10N・mで締め付けます。
※オイルパンが樹脂なので、トルク値を守るように。
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手順は取扱説明書に記載あり。
※診断機を使うと、手順が異なる。
・オイルを注入し、溢れるまで入れる。
・エンジンを始動する。
・すぐにオイルが溢れるまで追加する。
・フィラーボルトを閉める。
・DSCをOFFにする。
※横滑りOFFマークのボタンを長押しするとOFFになる。
・パーキングブレーキをOFFにする。
・ポジションRに入れて10秒待つ。
・ポジションDに入れて10秒待つ。
・マニュアルM1に入れて10秒待つ。
・マニュアルM2に入れて10秒待つ。
・ポジションPにする。
・エンジン回転数2000rpmで30秒保持。
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油温が30度以上になるまで待ちます。
先ほどの作業で、またオイルが入るようになっているので、フィラーボルトを開けてオイルが溢れるまで注入します。
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そして、フィラーボルトを閉めずに油温が40度になるまで待ちます。
冬場なので40分ほどかかりました。
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油温が40度になると、オイルが溢れていますか?と聞かれます。
※取扱説明書にもオイルが1滴落ちていることを確認するとある。
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オイルが一滴おちる状態。→終わり。
※このようになっていなければ、オイルを追加で注入する必要あり。
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おしまい。
フィラーボルトを閉めます。
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フィラーボルトは30N・mで締めます。
片付け、アンダーカバー装着、AT学習リセットで終了です。
気持ち良い感じがします。
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