テールランプ改造(3)
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遅くなりましたが、回路図編をアップしたいと思います。
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CRDは決まった一定の電流を流せる便利な素子ですが、かかる電圧により電流が変化します。
図はCRDの電流-電圧特性です。この図を見ると電圧が4.6Vを下回ると流せる電流が大幅に減っていくのが分かると思います。
LEDの順電圧は約2.2Vですので、直列で繋げるのは1~3個です。4個以上になるとCRDに肩特性(4.6V)以上の電圧がかからず、電流が減っていきます。
12V-(2.2V×3個)=5.4V>4.6V
実際に試すと6個まで普通に点灯しますので、私は4個を直列にしています。
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CRDは並列に繋ぐ数で流せる電流が倍になります。
このLEDは90mAで光量MAXです。それ以上は壊れるし発熱します。スモール時は10~18mA、ブレーキ時は50~90mAになるようお好みで個数を調整してみるといいですね。
私はブレーキ時72mA、スモール時10mAになるようにしています。
車検ではブレーキはスモール時の5倍の明るさが必要です。この明るさの調節が難しく、同じLEDでも製造のバラつきがありますし、LEDには指向性があり、見る方向で全く明るさが違います。外側テールと並べて調節した方がいいと思います。
・・・写真だとカメラで明るさ調整されるのでよく分かりませんね(;・∀・)
ちなみに、ほとんどの社外LED品はCRDではなく安い抵抗で電流を調整してますが、消費電力は増えるし、発熱するし、寿命も短くなります。安いだけでつまらんのでCRD使うべきです。
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LEDとCRDで1セットの回路です。これを好きな数だけ並列させて個数を増やしてください。リレーやヒューズの容量以内(1Aなら1回路90mAとした場合、10列まで)を繋ぐことができます。
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ダイオードはブレーキとスモール信号を分離し逆電流を防ぐため、
ヒューズは万が一の故障時に過電流を防止するために必ず必要です。
リレーはリアフォグ信号12Vがかかると回路を遮断するように配線しています。これは一応、車検に適合するためです。
リアフォグランプはブレーキランプから10cm離さないといけないようです。だからレヴォーグはテールランプの内側が光らないんですね。
なので、リアフォグ使用時は点灯しないようにしているのです。
スイッチはもし車検をクリアできなかったりした時の保険で付けています。耐電圧・電流以上あれば何でもいいです。ギボシにして外せるようにしておくだけでもいいですね。
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私の場合、レヴォーグは元からバックカメラ用にナビ側からハッチ側にかけて4本配線がしてあるのでこれを流用しています。
バックカメラに3本使い、余った1本を自作テールのアースに繋ぎ、手元にスイッチを持ってきています。ちょっとした裏技ですね。
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最低でも以下は必ず守ります。ついついやりがちなんですが、
・電源とアースを短絡させないこと
・素子の方向を間違えないこと
・車に繋ぐ前に必ず動作チェックすること
動作チェックは1.5Vの乾電池を8個直列に繋げば簡単な12V電源ができるのでコレを利用するといいです。
ちなみに、、写真のようにデスクトップパソコンの電源からも12Vがとれます(^ω^)
最後は・・・テールランプ改造(4)へ続きます!
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