マツダ(純正) システム作動状態表示(マツダコネクト 燃費モニター)  

マツダコネクトの機能に燃費モニターと言うのがあります。その中で、M-HybridやSPCCIの燃焼状態など、現在の走行状態における電気や出力の流れを確認することができますので、表示方法と共に見方を説明いたします

手順
ホーム画面の “情報” を選択します。
→“燃費モニター” を選択します。
→コマンダースイッチを押し､メニューを表示します。
→メニュー内のシステムの作動状態を表示を選択します


M ハイブリッド車
システム作動状態表示項目の説明

i-stopの作動状態､マイルドハイブリッドシステムの作動状況､エネルギー回生状況および、燃焼状態を表示します。

矢印の向きと矢印の動き(速さ)により、エネルギーの流れ(と量)を表示します。

エネルギーの流れがないときは、矢印は表示されません。

メイン画像の番号に対する項目説明
①エンジン

②インテグレーテッド･スタータ･ジェネレータ (ISG)

③M ハイブリッド用バッテリー

④タイヤ

⑤エネルギーの流れを示す矢印

⑥M ハイブリッド用バッテリーから電装品に向かって矢印が動き､同時に表示している車両が発光します。
(メイン図はすべての矢印を記載しておりますが、実際の表示時にはその時点で対応する物だけ矢印等が変化します)

⑦エンジンに燃料が噴射されていないときはシリンダー表示が白色で表示されます。エンジンに燃料が噴射すると赤色に変わり､燃料が効率良く燃焼するにつれて濃い緑色に変化します。 また､燃料が効率良く燃焼しているときはディスプレイにSPCCIと表示されます。 (SPCCI：火花点火制御圧縮着火)

⑧アイドリングストップが可能かどうかの準備状況を表示します。

⑨アイドリングストップ準備状況をアイコン (エンジン､バッテリーおよびエアコン) の色で表示します。準備ができたアイコンは発光します。発光していないアイコンは準備ができていないことを知らせます。

⑩アイドリングストップしていないとき､アイドリングストップするために必要な運転者の操作を表示します。

11 アイドリングストップ中､現在のアイドリングストップ時間と累積のアイドリングストップ時間を表示します。

*走行状況により表示が異なる場合があります。

(例1)
M ハイブリッド用バッテリーに充電しているときは､M ハイブリッド用バッテリーに向かって矢印が動きます。

(例2)
走行中は､エンジン (走行状態によりエンジンとISG両方) からタイヤに向かって矢印が動きます。また､M ハイブリッド用バッテリーから電装品に向かって矢印が動き､同時に車両表示が発光します。*1

(例3)
走行中は､タイヤの表示が回転します。

豆知識

M ハイブリッド用バッテリーの残量を6段階で表示します。

M ハイブリッド用バッテリーの充電は､M ハイブリッドによって自動制御されています。エンジンの動力や回生ブレーキによる発電が行われても､M ハイブリッド用バッテリー残量表示が最大まで達成しないことがありますが､異常ではありません。

☆実は充電量によってISGモーターのアシストや、エンジンの発電が変わるため、瞬間燃費や出力特性が違和感なく変化し続けています。回生協調ブレーキ制御も充電量により変化します