小石丸のブログ一覧

3月もコチラは雨のスタートです。
フラッと出かけては見たものの、いつものようにアテも無く、まずは吉野家で腹ごしらえ（牛すき鍋膳 大(^^)）
先月登った東近江市の石塔寺を思い出し…

遥か昔、海を超えて渡って来た渡来の人々の聖域だったのか？
それにしても、この地震の多い日本で1000年以上も山の上にそびえ立つ巨大な石塔は見事と言うか厳かにも感じました…

また石塔を取り巻くように、山の周囲も含めて石塔、石仏がひしめき合うように、また整然と並んでいました。
やはり山のうえから遥か故郷を望む鎮魂の聖域だったのでしょうか？
…てな事に想いをはせながら牛すき膳を完食。

当時の渡来系の人々の指導者、代表者的なお方ゆかりの鬼室神社という所に行ってみよう！
と思い立ち方向転換。
道中 雨も強まったり、弱まったりも寒くはないし春の気配も感じられます。

走る事約40分にて到着
雨のせいか、私の他は誰もいないようです。
適当な所にクルマを止めて拝観。

ご覧の通り田圃の中に佇むひっそりとしたお社です。
百済の國の将軍 鬼室福信て方のお身内の鬼室集斯というお方を祀ってあるのですが…
この本殿かと思いきや

本殿の後ろにあるこの石造りの祠が本来のようです。

お身内の福信将軍を祀っている韓国の町との交流を記念した このような建物もありました。

ここからもさほど遠くない百済寺など近江には7世紀以降の渡来系の人々の足跡を示す寺社が多く残っています。
当時は土木や治水、建築、養蚕などなどの技術を日本にもたらしてくれたのでしょう。
石塔寺に眠る時、遥か西の空に望郷の想いをいだいていたのでしょうか？
アレやコレやと私も想いはせながらの帰宅道中でした。
（運転中考え事は慎みましょう！）
次は近江戦国マイナー巡りの予定です。
（時期未定）