昨年末、4インチリフトアップとタイヤを255/70R16のATタイヤ化するカスタムをしましたが、車体の重心が上がり、リフトアップキット分の重量も増え、タイヤが太く大きくなった為、どうしても以前と同じ走りという訳にはいかなくなりました。
そこでリフトアップした車体の乗り味にも慣れてきたので、俗にいうスープアップに手を付ける(染める?)事にしました。
各パーツの効果の専門的な説明はメーカーHPを参照頂くとして、ここからは、あくまで自分が取り付けてみて感じた感想です。
第1弾として、最初に装着したのがTGSのADIC-αです。
取付は、エンジンルームのヒューズボックスあたりに本体を置いて、エンジンヘッドカバー辺りの配線に割り込ませるだけで簡単です。
取り付けて感じた事は、走り出しが軽くなる感じです。
パワフルとか、大トルクって感じではなく、軽くスッとスタートし、スルスルとスピードが乗ってくる感触でした。
乗り味の改善にはかなりの効果はありましたが、自分のデリカの状態ではまだ若干のかったるさは残っていました。
第2弾は同じくTGSのRESPONSE BOOSTER-7XR( レスポンスブースター)です。
取付は、本体を車内の適当な位置に設置し、アクセルペダル根元のコネクターに配線を割り込ませて、コントロール用のディスプレイを視認性と操作性の良い場所に設置するだけで、簡単です。
これはスロットルコントローラーというもので、いわゆる昔でいうハイスロかな?
まぁアクセルを実際より多く踏んだという信号を送るものですが、実際に付けて一番効果を感じたのがこれです。
モードにもよりますが、スタートからもたつきもなくスムーズに走り出し、中間加速時もストレスなく、思った通りに加速します。
モードは大きく分けて、レスポンスとコンフォートとセーブと3つあり、それぞれ何段階かの効果の調整が可能です。
モード選択は慣れればパドルレバーで切替可能ですので、状況に応じて簡単に切替えたりできます。
取付当初、コンフォートの4をデフォ設定にしていて、たまにパドル両引きでONになるスクランブルモードを併用していました。
自分の場合これだけでほぼ満足感を得られたので、もしDFMで他のパーツをまとめて購入していなかったら、ここで一旦スープアップは終わりにしていたと思います。
しかし他のパーツを付けていくうちに、実はこのパーツがスープアップの要になるパーツではないかと個人的には感じてきました・・・。
第3弾、第4弾はまたもTGSの定番パーツのセット、
Throttle Spacer(スロットルスペーサー)と
Suction Chamber(サクションチャンバー)です。
取付はサクションチャンバーは簡単ですが、スロットルスペーサーは高確率で怪我とイライラが発生します・・・。
この2つは同時に取り付けたので、個別の効果は残念ながらわかりませんが、装着後、とてもパワフルになったと感じました。
今までのパーツは、排気量があがったようなスムーズさを感じる事が多かったのですが、今回はパワーが上がったような力強さを感じました。
まず出だしで、今までのスッとした軽さが今回はドン!っと押されるような出だしになりました。
再加速もグンっと押し出しの強い感触で、走りとしてはとても楽しいのですが、スムーズさが若干失われた感じがして、通勤時の渋滞路ではちょっとだけ走りづらくなったと感じたので、レスポンスブースターの設定を2つ下げて、コンフォートの2にしてみました。
これで、ちょっとだけ加速感はおとなしくなしましたが、控えめながらスムーズで良い感じに変化しました。
第5弾はJAOSのBATTLEZ×AC、エアクリーナーです。
TGSで揃えていて、急にJAOSですが深い意味はありません。
単純にお手入れの容易さで選びました。
取付は純正のエアクリーナーと入替交換です。
実は色んなパーツを装着した後だったし、エアクリーナーという当たり前すぎるパーツというイメージから、効果はあまり感じないだろうと期待はしていなかったのですが、これが予想を裏切り、かなりの効果でした。
具体的に感じた事は、今までのパワーアップの底上げをしてくれた感じです。
各パーツで向上したレスポンスの隙間みたいな部分を埋めてくれた感じで、今までの乗り味が全体的に向上し、尚且つラフにアクセル操作しても息継ぎもなく余裕の走りになりました。
これにより全域のストレスが無くなったので、道路が普通に流れてる時は、レスポンスブースターの設定をコンフォートの2~3くらいに設定、高速道路や幹線道路ではコンフォートの4、渋滞路や住宅地の狭い道ではセーブモードのオートでも、反応は十分に良い状態になりました。
さすがにセーブモードのエコでは若干かったるいのですが、このモードでもスロットルスペーサー、サクションチャンバー、エアクリを付ける前に試した時に比べてそんなに悪くない状態で、ほとんど動かない渋滞時ならセーブのエコでも全然、大丈夫な感じです。
最初のADIC-αを取り付けて、この効果にハマってきたところに、DFM2016というきっかけがあり一気にパーツを揃えちゃいましたが、各パーツの効果をしっかり把握するには、もっとゆっくりと進めてもよかったかもしれません。
しかし2つ目に取付けた、レスポンスブースターの効果がかなり凄かった為、上にも書いた通り、購入済みパーツが無かったらここでストップしていたと思います。
しかし、今の現状で状況によってレスポンスブースターで調整する形が、自分的にはとても理想的な状態ですので、結果的にまとめて購入し、ある程度まとめて取り付けるしかない状態が良かったかもしれません。
リフトアップ後は、そのスタイルに本当に惚れ惚れしていて、速くなくても、そういう車じゃないし、別に構わないと思っていましたが、やはり車って思い通り走ってくれると、とても気分が良いですね。
もちろん今までも、駐車しているデリカに近づいていって外観が目に入るだけでニヤニヤして、ドアを開けてシートに座れば、レカロのハマり具合や弄った内装に満足し、交換したハンドルやペダルに触れるだけで興奮していましたが(ほとんど変態)さらにエンジンをかけ走り出した時の気持ち良さが加わって本当に最高です!
取り合えず外観の大きな弄りも落ち着いて、スープアップも満足いく状態になったので、後は細かい部分を楽しみながらやっていこうと思ってますが、最後に・・・、
マップコントローラーも付けたほうがいいんでしょうか・・・?
どなたか教えて下さい・・・。
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2016/06/28 19:21:15