ステアリングセンサー ハンズフリーの実験（失敗）

失敗しているので記事にするつもりはなかったのですが、自然水さまの整備手帳を見てしまったので書いてみます。
実験しましたが、結果的に失敗でした。
しかし、改良次第でうまく行くかも知れません。

アルミテープと銅線でステアリングの静電容量スイッチを騙せないかと考えました。
（幅20mmなので少し細いかも知れません）

導電する面がステアリングに当たるようにして一巻きし、ビニールテープで固定しました。

銅線はステアリングスイッチの下側の隙間からステアリング内部に入れ、ステアリングセンサーのGND線がとめられているネジを使って共締めしました。

正面から見たところです。
写真の中央下から少し左寄りにあるネジです。
これより中央寄りはエアバッグが収まる部分なので、今回使っていない(内側の)ネジの高さが変わるとエアバッグが入らなくなったりホーンが鳴らなくなったりするかも知れません。

裏から見るとこんな感じです。

で、ステアリングセンサーを騙せたかと言うと騙せませんでした。
センサーがどんな場合にOKを出すのかいろいろ試したところ：
・片側を指2-3本で触っているような状態ではエラーになる
・ステアリングの左右両側を触っていれば、指2本ずつで摘んでいるような状態でもOK
・手のひらがべったり触っているような状態なら、片側だけでもOK

静電容量だけを見て判定しているのでは無いように思います。
プログラミングされた条件に当てはめて判定している部分があるようです。

もう少し実験の余地がありそうです。
・テープを左右両側に設置してみる
・テープの幅を手のひら程度まで広げる（あまり実用的で無いかも知れません）
など

続くかも

余談なのですが、エアバッグを外すのにトルクスレンチの T15 を使っています。
（VM4もこれで外していました。間違えないようにケースの T15 の文字のところに青く印を付けています）
VM4は左右の留め金が非常に外しにくく、下側は簡単でした。
VN5は左右は比較的簡単で、下側がやや難しい感じでした。そして全体にVM4と比べるとかなり簡単です。コツとしては、浅い所で外せる（レンチの長さの半分程度のイメージ。5cm程度）ということと、ステアリングの壁に沿わせて挿すことでしょうか。ステアリングの表面と平行なイメージです。

追記です。
エアバッグの左右は、穴からレンチを5cm程度差し込むと針金があります。
下側は、7〜8cm程度です。