上州新田郡(ごおり)三日月村。
この名前をご存知ならば間違いなくアラフィフ以上です(笑)。
かつて『アッシにゃあ関わりのねぇこって、、、』の決め台詞で人気を博したTV時代劇『木枯らし紋次郎』のテーマパークを訪問しました。
そもそも紋次郎って誰ぞ?(若者の疑問)
あ~コレか?(若者の解答)
うん、それな❗️。
正確には左上の三度笠に旅合羽の人物が木枯らし紋次郎です。
北風小僧の三太郎とは赤の他人なのでソコを間違ったらアウトです(笑)。
今回の珍スポ選定は『より珍度の高い所に連れていけ❗️』との神からお達しがあり、カンカンガクガクな議論の結果、群馬県藪塚温泉郷の『三日月村』に決定。
個人的には珍度激熱な熱海の某所を推しでしたが、神からの『NO❗️』で脚下されました(涙)。
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ツーリング参加者の募集を開始して『何人来るかな~?』『前回より1、2人増しぐらい?pgr』などと話してるうちに、なんと前回を上回る8台もの参加があって、主催側もちょっとビックリ。
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そんなこんなでツーリング当日は快晴でした。
三日月村から歩いて10分ぐらいの『藪塚かかし祭り』会場に立つ、日本一の一本足かかし『かかまる』を目指して集まった勇者たち。
藪塚かかし祭りは、毎年10月ごろにタイムリーなネタをモチーフにした創作かかしが会場に並び、たくさんの露店なんかも出て楽しいらしいです。
RX-7。
フォードKa。
インプレッサ。
フォレスター。
ロードスター。
カプチーノ。
ビート。
見事に車種バラバラです(笑)。
ここで初顔合わせ後のしばしの歓談。
かかまるにテンション上がる珍スポ脳チームと、みんカラで集まった者らしく車談義するチーム(笑)。
田んぼと畑が広がるのどかな田園風景を見ながら、藪塚温泉郷を抜けると三日月村の入り口が見えてきます。
入り口の周りはツツジが咲き乱れていて綺麗です。
もう少し来るのが早い時期なら桜もアーチの様に咲いてたかもですね。
ちなみに三日月村には表と裏の2つの入り口があり、今回は敢えて裏側の温泉口から入ってみました。
表の入り口側には専用駐車場もありますが、登り坂がけっこう急なのでシャコタン車にはツラいかも知れません。
三日月村と隣り合った『ジャパンスネークセンター』へはどちらの入り口からもつながっています。
三日月村は山のてっぺん付近にあるので、こんな山道をワッセワッセと登ります。
通路は舗装されてるのですが、けっこう急な坂なのでリアル紋次郎世代だと息切れが、、、(汗)。
なんだこれ?
道の途中にはよく分からない塚や碑もあったりします(笑)。
いちおう順路の道しるべもあるんですが、いきなりリアル墓地やリアル廃墟に出くわしたりして、なかなかスリリングです(笑)。
やっと門が見えてきて着いたと思ったら、、、。
実はまだまだ続きます。
建物の造りから見ると昔はここが受付だったのかも?
途中で何ヵ所かトイレや喫煙所も設けてあります。
特に山の中だけに歩きタバコなんかは絶対に止めましょう❗️。
やっと三日月村の受付に到着~‼️。
ここで入村料を払います。
村内は現代の『円』は使えないので、中で買い物や食事をするには、江戸時代の『文』へ『100円=1文』で両替してもらいます。
ちなみに両替はこの受付でしかできないので、後でしまった❗️とならないようにしましょう(笑)。
タイムトラベル気分と釣り銭の手間を省く一石二鳥のシステムですね~。
もちろん余ったらちゃんと『円』に再両替してくれますよ。
余談ですが受付のおばちゃんやお姉さんはじめ、三日月村の村民(スタッフ)さん達は、山登りしてきたのを見て『お疲れ様でした~』とか『そこの茶屋でお茶飲んでってね~』などと明るく応対してくれホスピ高いです。
受付の向かいには小さなお社があって絵馬が奉納されてますが、子供が書いた様な字で重い願い事が書いてあったりして、かなり切実です(冷汗)。
気を取り直していよいよ三日月村の村内へ。
ここからは江戸時代の寂れた宿場街へタイムトリップ❗️。
決してメンテを怠ってボロい訳ではありません(爆)。
三日月村のパンフにもしっかり書いてある通り、、、
これは時代考証に基づいた当時の再現なんです(笑)。
家の中が何もないのも決して手抜きとかではなくて、当時の再現を、、、てコレじゃいくら何でも家財道具が無さすぎて生活できませんよ?(苦笑)。
この後はちょっとした山道を登りつつ宿場町を見学します。
同じ江戸時代がコンセプトの日光江戸村と比べるとかな~り地味です(笑)。
まぁ、あちらは華やかなお江戸でこちらは田舎の寂しい村、、、そういう事です。
そのボロさゆえに最近でも時代劇のロケしてるそうなので、これはこれでアリなんですね。
写真は載せてませんがちょっとした小ネタも徹底して手作り&チープですが、なかなかの見所なので実際に見てもらいたいですね。
ただし説明的な物は一切無いので、グループで行って皆で脳内補完しあうと楽しいですよ~(ツッコミとも言う)。
三日月村のメインキャラクター(?)木枯らし紋次郎の生家にたどり着きました。
ん?
あそこに居るのはもしかして、、、。
ふ~、やっと紋次郎とご対面です‼️。
トレードマークの長~い爪楊枝と薄汚れた服装。
いつもはクールでニヒルな渡世人の紋次郎も実家でくつろいでます(笑)。
だいぶ長くなりましたが、ここまでが木枯らし紋次郎の生きた時代を再現したエリアです。
三日月村には他にも遊べるアトラクションや、木枯らし紋次郎の原作者の笹沢左保氏の記念館がありますので、それはまたその弐に続きます。