小型化していくに当たって、問題になること
発熱です。
GPD Pocketも例外ではありません。
アイドル時は39℃ほどなのですが、ちょっと何かをすると、すぐ50℃を超えてしまいます。
ですから、先人様を参考にして熱対策を施すことにしました。
まずはご開帳
携帯カメラなのでピントがイマイチ…。
左上のグラファイトシート部はどうやら電源回路らしい
噂によると…
GPD Pocketは色んな部品を流用しているが為に、バッテリーがWindowsに渡す単位を間違えている設計ミスがあるらしいです。
バッテリー 26600mAh(=3.8V×6000mAh)
Windows 6873mWh(=3.8V×1808mAh?)
そのお陰か、満充電の数値も設計を突破するなど…。
まあ動けばいいのですw
ソフトだけでなくハードも雑でした。
期待していませんでしたがw
ファンにホットボンドの糸がついてたり、ご開帳の画像 右下の太いホットボンドに関しては完全に剥がれています。
雑さは私の記事といい勝負ができそうです。
グラファイトシートを剥がして、ヒートシンクを外してみると…!
気持ちいい量のグリスですね!
柔らかそうです。
見た感じ、一般的な「米粒」5倍はありました。
これを塗り替えていきたいと思います。
無水エタノールで何回も拭き取り
グリスを塗っていきます。
難しい…。
そしてヒートシンクを戻した後、サーマルパッドを貼ります。
RAMや各種ICチップには放熱フィルムを貼ってみました。
後は元に戻して終わり。
・何が変わった?
→作業後に温度効果が早くなったが、上がりやすくもなった。
アイドル時の温度も以前より高め。
現在、GPD Pocketでは、この記事を書くこと以外、何もしていませんが46℃を下回ってくれず、ファンも回りっぱなしです。
思い返してみれば、ピートパイプの加工精度が悪く、歪んでいたので、その隙間を埋めるためにグリスもりもりだったのかもしれません。
また、ショートが怖くてシリコングリスを選択したのですが
慣らしが必要らしく、それによっても変わるかもしれません。
今回はThermal GrizzlyのKryonautを使用しましたが
おすすめのグリスがあったら是非教えてください!
デスクトップPCには大きなCPUクーラー&大きな空間があるので適当にやってましたが、ノートは難しいですねぇ。
Posted at 2017/10/22 18:28:42 | |
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