下回り点検とシャシーコートクリア塗装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
昨夜、出入口の舗装の盛上がりが見た目の割にえぐい洗車場から出る際、ふつうに斜めに出ようとしたのにも拘らず、シートの下からシートを突っつかれるかのようにプッツン!という衝撃がありました。
MR-Sにはエアロはついていませんが、足回りは変わっていて、フェンダーとタイヤは指2本くらいの隙間。急な傾斜や、輪留めにバンパーやマフラーのタイコが当たらないようには日々気を使っていました。
昔、レビンに乗っていて、車高調を付けて車高を下げてみたり、フルエアロを装着していたので、ある程度なれてはおり、『自動車の下回りは強度がある。擦ったりぶつけても、音のわりには無事なもの。』とは経験則で知っていますが…
意外と細かいところがある性分で、大切に、きれいに乗りたい派として、当ててしまった場所がどれくらいキズついたか、気になって仕方ありませんでした。ガリッとか、ザザッというありきたりの衝撃ではなかったのも、より一層気になってしまう要因でありますw
(レビンは、FFなので、腹下なら大体マフラーを擦っただけ。
ですが、MR-Sは腹下にマフラーがないので、シャシーを擦っていることになります。余計気になるよっ(
滝汗) )
オーナーである私以外には、特段どうでもいい前置きで、ムダに長くなってしまいましたが…(笑)
塩害によるサビ、スリキズなど、グサグサ、ぐちゃぐちゃの腹下は、普段見えないとはいえ、車にとってもよくなければ気分も悪いので、少しでも保護したいです。
そこで本日、カインズホームで、『KURE シャシーコートクリア』を購入。
翌日には行動する機動性(正確には昨夜1時頃に擦ったので、当日でもある)を自負しています(笑)
クリアなので、シャシブラのように、明らかに塗った感がある妙にツヤツヤの黒塗装などではなく、塗った感がない仕上がりに、抵抗なく塗ることができてイイですよ!
498円で買えます。
2
最近、近所の住宅販売会社さんで、無料で木材をいただけるので、木っ端には困っていません。
ホームセンターの屋上で、左右ずつ木っ端で上げて、寝転びながら下回りを塗装します。
(常識人の皆さまには問題ないかと思われますが、念のため、周囲数十メートルに他のクルマが止まっていない位置で、作業中に他車に轢かれないように自身の安全も確保したうえで作業するのがキモです!)
先ずは右から。
作業前に、木っ端にたいしてタイヤが安定した状態で乗っているか、当たり前ですがサイドを強く引いてあるか見ましょう。
車体下に頭を入れると、低い車なら、万一、動いたら挟まれて、確実に死ぬので、車体下には手だけを伸ばし、あまり頭は入れないのがオススメです!
3
右が終わったら左も上げて、作業しました。
(狭い車なので、片方分の木っ端だけ積んできてしまいました。左右分あれば、左右同時に木っ端に乗せて作業するのがいちばん効率的ですねw)
フロントは、ロアアーム周辺から塗り始め、腹下全体、いちばん低い位置になるであろう骨格の部分を入念に、各種補強プレート類…
リアは、リアメンバー全体を中心に、アーム類、ドラシャの棒の部分、スタビにも、リアバンパーのすぐ手前のフレームの部分にも、届く範囲でアバウトに&入念に(笑)吹きつけて行きました。
シャシーコートクリアは耐熱塗料ではありませんので、オイルパンやミッション、特にマフラーには塗らないようにしましょう。
左右で半分ずつ、缶の内容量を消費する感覚で、1本を使い切りました。
4
昨日擦ってから、気になっていたことに付随する下回りの点検結果としては、以下のとおりです。
MR-Sは、車格にたいしてホイールベースが長い為、車高を下げると腹下は擦りやすいようです。
腹下の、運転席シートの右うしろあたりに位置する部分を見ると、いままで何回か擦ったのか、塗装が擦れてなくなり、サビが発生している箇所がありました。(1日でなるようなサビ方ではなかったので、今まで乗られてきてなったと思われる。)
自分がキズつけてしまった場所は、本当に気になって仕方ありませんが、クルマは中古車をきれいにして乗るスタンスの私は、前オーナーさんがつけた購入時からあるキズや劣化箇所はあまり気にしません。
今回も、当たった場所はこのあたりなのかな、と思っています。
(このさびた部分は、より入念に塗装しました。)
ちなみに、左側の同位置は、特に擦った跡がありませんでした。
5
左側には、前方寄りにこのような跡がありました。
(骨格の上にラバー状に塗り固められている成分が、若干えぐれている!?)
これは、私が擦った訳ではないので、気になりません。まぁ軽傷ですしね!
(こちらも念入りに塗装しました。)
ちなみに、ベタベタに車高を下げている車では、この腹下の骨格の部分がスリキズどころではなく、凹んでいたりします。
以前、知人から車高をベタベタに下げて乗られていたカローラGTを譲り受け整備した際、マフラーは上げ加工されているのに擦って穴が開いている、腹下の骨格は凹んでいるという状況を目の当たりにしてゾッとしました。
ツイッターなどを見ていると、セダン車で火花を散らしているような方は、腹下のボルトが削れ外せなくなったり、リアシート下の燃料タンクに穴を開けて燃料漏れを引き起こし、タンクを無理やりトランク内に移設したり…しているようで、狂気を感じます。
車が可哀想でしかない(笑)
話がズレてすみません。
6
本題に戻ります!
結果的に、MR-Sの腹下はサビもかなり少なく、大きなダメージも見当たらず安心しました。
入手時点での比較ではありますが、歴代愛車でいい方から数えればレビンの次くらいにはいいかと!
いや、レビンは、左前のジャッキアップポイントの耳が少し曲がっていたので、耳のきれいさも勘案すると、レビンと同程度にきれいでしょうかね。
レビンと同じ12年式とはいえど、MR-Sは入手時点で18年落ちですから、この状態はいいと言えましょう…。
あとは、良かった点。
前側にもクスコのアンダーブレースバーが付いているのを発見できました!
これから、ずっと壊れず、壊さず、末永く乗りたいクルマです。
とりあえず、乾かすため、3日くらい洗車を我慢します!
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