リアスピーカー交換・デッドニング

T20のトルクスとM10のボックスがあれば取り外しが可能である。
ドアトリムからクリップが外れて車両側に残ってしまう事があるので、クリップ外し（エーモン 【1423】内張りはがしDX）があればよいだろう。

取り外そうとしてピンをへし折った後輩のような犠牲者が出ないように、記録を残しておく。
矢印部分に爪を掛けて引けば、ピンとクリップが外れる。
そのまま引っ張らずに、上にスライドさせればドアトリム上部のパーツが外せる。
ちなみに、助手席側のものである。

差し込み部も記録しておく。

写真が無くて申し訳ないが、パワーウインドウスイッチパネル取っ手部分のトルクスを外し上に持ち上げれば外れる。
内張りはがしを使用する人もいるようだが、フルパワーで取っ手部分を握って気合と根性で持ち上げれば外れる。
余計な所を突いてダメージを与える方がよっぽど嫌なので、車体側に残ったクリップを取り外す以外に内張りはがしを使用した事は一切無い。

パワーウインドウのコネクタを外しパワーウインドウスイッチパネルを取り外すと、開口部からM10のボルトが見えるので取り外す。
ドアトリムは下側に手を掛けられる場所があるので、引っ張ればクリップが外れる。
外れた部分から指を差し込み、数回に分けて外周部6つのクリップを外せばよい。
ドアノブ周辺の２つのクリップも含め全て外れたらトリムを上方向にスライドさせれば、ドアからトリムが取り外せる。
ちなみに、フロントドアトリムは外周部のクリップは7つである。

クリップを破壊した際は、日産のディーラーか部品センターにて購入するか、エーモン 【1665】ドアトリムクリップを使用すればよい。
破壊するのが怖くて別の場所に躊躇い傷を付けるくらいなら、クリップの3つや4つ思い切って破壊しよう。

友人から貰ったレアルシルトが２枚半ほどフロント施工後に残っていたので、追加で１枚購入してリアにも施工した。
施工の際、オーディオテクニカ製 AT7460をアウターパネルに張り付けた。
同じくオーディオテクニカ製 AT7573の吸音材をスピーカー取り付け部の開口部から張り付ける。
制振材は施工しなかったので、また別の機会に使用するとしよう。

これまた写真が無くて申し訳ないが、リアスピーカー取り付け時に注意が必要である。
リアスピーカー取り付け部の車体側開口部が歪な形をしており、下側に接続端子が来ると車体側パネルと接触する。
接触を回避するため９０度寝かせて取り付けを行った。

ハーネスを傷つけずに取り付けるためエーモン 【2077】スピーカー変換ハーネスを使用したが、スピーカー付属のバッフルの配線を通す切り欠きが小さいため、そのまま使用することが出来なかった。
仕方がないので、変換ハーネスとスピーカー付属のハーネスを途中で切断しつなぎ直した。

取り付け後に音を鳴らして問題無いようであれば、ドアトリムとスイッチパネルを取り付けてドアトリム上部のパーツを付けて完成である。
無論、取り外したM10のタッピングとT20のトルクスの取り付けを忘れてはいけない。