ルーフラックに使用されてるパイプは直径27.2mm
呼び径20AのSGP黒パイプです 最先端部の微妙な
曲げ加工された寸法を感と経験で測り(だいたい
50mm 75mm 100mmといった丁度良い寸法で曲げたり
折ったりしているものです)
既存のラックはある程度大量に生産しているらしく
パイプベンダーを巧みに利用し溶接箇所を極力
減らして居ますが
小生の会社にはパイプベンダーが有りません
プラントの手摺などは良く製作していますが
エロボやチーズといった溶接継手で対応して
よって この案件も溶接構造で進めます
拘束治具に固定をして 適当にパイプを刻み
適当に仮付けします いかんせん適当なので
突きあわせ溶接の隙間が5ミリ 7ミリ
当たり前です 2ミリ以下の薄板の場合
半自動溶接やアーク溶接では厳しい 隙間ですが
四半世紀に渡りTIG溶接で鍛えた無駄な技術を
駆使して難なく完了です
しかしパイプベンダーと違い溶接継手ですと
どうしても段違いが出来てしまい
遠目では分かりませんが 近くによると
ソートー凸凹です
細かい事は気にしない人なので お構いなく
Posted at 2016/06/20 19:40:48 | |
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