ルーフトリムの剥がれ
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古い外車に長く乗っていれば避けて通れないルーフトリムの布の剥がれ
初年度登録から13年、俺が買って9月で6年になる。4月末にその兆候は発見していたが、まだ大丈夫と思っていた5月末に右折テロを食らい、
車の修理が終わったその日、後部座席頭上が大変なことになっていた
車の修理で本国調達の部品が有り、部品待ちのあいだ青空駐車だったためか一気に垂れが加速したようだ
ワクチン接種特休と、まったく興味が無いオリンピック休日に施工した
2
サービスマニュアルやネットからの情報無しで、何とか2.5時間掛けてルーフトリムは外せた
結論を先に言うと、素人は手を出すな!!
10万くらい出してでも、丁寧な施工と今後20年耐えれるような技術と材料に投資をしなさい!!
3
トリムを外したらボディに貼り付けてあった謎のメモ
『Cusroole』?
ググったが意味不明
4
自分のためになるか、それとも誰かのためになる日のために、一応メモっておく
難易度はFが最強。いや、最凶。フランス人はド変態
A:ルームランプ等 引けば簡単に外せる
B:インナーハンドル等 中程度で先の薄いマイナスドライバー2本で左右から少しずつピンを引き、クリップの固定が解けたらハンドルをこじて引き抜く
C:サンバイザー 固定ピンを引き下げ、バイザーを下ろしベースをステムごと天井側にひねれば引き抜ける
D:サンバイザーフック 固定ピンを引き下げ、根気よくこじながら下に引く。爪で刺さっているだけだがすごく硬い
E:Aピラー・Cピラー Aピラーはクリップが硬いので注意 Cピラーはクリップは緩めだが、クリップ数と構成パーツが多いので面倒
F:Bピラー ルーフトリムをボディー側ベースとBピラートリムで挟んでいるのだが、Bピラートリム側の爪がデカイ!!
目測では、ベース側の雌が2mmくらいのクリアランスなのに、爪の高さが5mmくらいある。しかも片側に2個
専用工具があっても無理ゲ。どちらか1個を犠牲にしないと絶対外せない
幼稚園児にジョン・ホームズだ。フランス人はアホ
Cピラーのクリップ×1、Bピラー左右1個、計3個破損した
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後部座席側をめくってみる
布が垂れる原因はトリム側の糊の接着が弱まり、布にスポンジの重さが掛かるためと判明
当初の計画は、半面剥がして布とトリムからスポンジと糊を除去、3Mスプレーのり99で強力固定。そしてもう半面…
全部剥がさない俺って天才 と思っていたのはここまで
①剥がしスポンジがベトベトで布に付着し汚くなる
②布からスポンジを除去し難い
③トリムの材質、除去の程度にもよると思うが、一般家庭品のスプレー糊では接着力が弱い
④布からスポンジを取った影響か、布がよく伸びるため位置合わせの加減がムズく、張り直す→接着力の低下 の無限ループ
半面で挫折してプランBへ
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結局、布は再使用せず、トリムのスポンジ&糊の除去を終わらせた
この作業でたっぷり1時間
といっても、スクレーパーで除去しただけで、溶剤等で仕上げてはいない
塗りでいくため多少のベトベトは良しとした
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選んだ塗料はホームセンターで売られてる普通のシリコンラッカースプレー2本、色はライトグレー
もう少し明るい色でもよかったかな
ラバースプレーも考えたが、いい色が無かったのと失敗したときの経済的なことも考えて
ただ、仕上がりには満足。ベトベトを残したためバックスキンみたいな仕上がりになった
イメージ的には作業用皮手袋の裏側みたいな感じ
触るとペトつくけどね
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違和感ないでしょ?
俺が最後のオーナーだと決めてかかっているからこその下手なDIY
布とスポンジが無くなった分、ピラーカバーやルームランプ等の収まりに若干の隙間があるけど、走っても異音等は発生してないのでOK
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