A45・DKGオイル、フィルター諸々交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
A45のDKGオイル(ATF)を交換しました。
前オーナー様が定期的にメンテナンスはしてくれてましたが、とりあえず交換はしておこうかと。
なにせ過走行車両なので・・・(^_^;)
それに湿式多板クラッチだしね
ちなみにDKGオイル交換などは診断機、専用工具などを使用しますので、基本的にディーラーにお願いした方が良いです。
個人でやられる方は自己責任でお願いします。
てか、あまりオススメしません・・・
使用したオイルは安心と安全の純正オイル。
W176系NGCCの7DCT車両は180、220、250、AMG45等に関係なく全て同じこの236.21です。
容量はAMGモデルが5.3リッター、非AMGモデルは4.8リッターだったかな?
AMGはDKGオイルクーラーがあるせいか、ちょっと多い。
AMGモデルの場合は5リッターではギリギリ足りないので注意!
ちなみに1リッターあたり4,200円程します・・・
2
その他交換した物はこんな感じ。
一応品番が見えるように撮影しているつもりです。
オイルフィルターはクーラーモジュールに付いている小さいやつと、オイルパン内部にある大きいやつの2つあります。
あとはクーラーモジュール側のフィルターシールリングと、ドレンボルトのワッシャー、オイルパンのガスケット・・・
赤い小さいのはオイルレベルゲージの差し込み口のロックです。
これは脱着の際に必ず折れる仕組みになっているので要交換です。
3
あー、なんか投稿しててこの時点で疲れてきた。
エンジンルームのカバーを外し、(私はA45系あるあるのパージラインとカバーの干渉があったので普段から外してますが)
エアクリーナーボックスを外します。
そしたら、緑の丸のところにある7mmのボルトを回してバンドを緩め、エアクリーナーボックスとターボパイプ(ジャバラのやつ)を分離します。
(ボックスと被ってて見にくくてすみません)
で、E/Gコントロールユニットをクリップから外し(2箇所あります)、ボックスにクリップでとまっている配線を外します。
これでボックスがフリーの状態に。
コントロールユニットを上手く避けながらボックスを上へ引っ張ります。
ボックス自体はネジなどで止まっていなく、刺さっているだけです。
4
外れたらこんな感じ。
(あれ?バッテリーのパージホース外れてね?)
5
同じ写真ですが
エアクリーナーボックスは赤丸のところのグロメットに刺さっているだけです。
緑の丸はさっきの工程で緩めた7mmのバンドのボルト。
そして青丸はクーラーモジュールのDKGオイルフィルターです。
エアクリーナーボックスを外すとタービンの羽が丸見えになりますので、ゴミなどが入らないように注意して下さい。
6
そしたらオイル抜きます。
これは車両の下側。
車両によってはアンダーカバーの脱着が必要です。
8mmのボルト数本で止まってるだけなので数秒あれば外れます。
青い丸で囲ったのがDKGオイルパン。
赤い丸で囲ったのがドレンボルトです。
7
ナニコレ背景のモザイクやりにくい
そろそろ疲れて文章テキトーになってきますが気にしないでください。
オイルを排出しているところ。
ドレンボルトは14mmの6角です。結構デカい。
思ったよりオイルは汚れてない。
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ドレンボルトのマグネット部。
こちらも想像していたよりはスラッジ少なめ。
清掃を忘れないように。
ドレンボルトのワッシャーを新品に交換し、締め付け。
トルクは30Nmです。
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上に戻ってクーラーモジュールのフィルター取り外し。
キャップを開けると中からフィルターが。
シールリングを交換します。
上げて下げてが面倒なら先に外しておくと楽です。
17mmで止まってます。
ちなみにトルクは25Nm
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はい、オイルパン脱着。
上から3本、下から5本の、合計8本外します。
上から外せるのは3本。赤丸の2箇所と、青矢印の所に1本隠れてます。
上の3本が外れたらまた下に移動して残りの5本を外します。
トルクスT30です。
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外れたところを下から。
メインのフィルター、その先にバルブボディが見えます。
オイルパンは非AMGモデルはインタークーラーパイプを外すと簡単に外れますが、AMGモデルはクーラントホースがいますのでそのまま知恵の輪のように取り外します。
オイルパン、クーラントホース、バルブボディを破損しないように気をつけてください。
不慣れだとこのオイルパンの脱着は苦労するかもしれません。
オイルフィルターは特にボルトなどでは固定されておらず、フィルターから生えてる2本のパイプのような物が刺さっているだけです。
車両前方向に引っ張ると外れます。
この時にオイルが少し出ますので注意。
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外れたらオイルパン。
矢印側が上方向です。
青丸がボルトが刺さってた位置。
ボルトの位置がわからない時などの参考程度に。
ガスケットを取り外してオイルパンを清掃して乾かします。
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外したフィルターと新品のフィルター。
青い丸の磁石を取り外して清掃、新しいフィルターに移植するのを忘れないように。
フィルターを取り付ける際はシールリングに軽くDKGオイルを塗っておいた方が良いです。
そしてしっかりバルブボディに差し込みます。
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早く投稿終わらせてポケモンしたい
組み上げは逆の手順で。(写真撮ってなかった)
オイルパンの締め付けトルクは8Nmです。
あまりオーバートルクだと簡単にボルト折れます。
クーラーモジュール側フィルターも取り付けて、(トルクは前の工程で書いた通り25Nm)レベルゲージキャップを開けます。
何度も写真使い回しですが、赤い丸のところがレベルゲージキャップです。
先ほども言いましたが、このキャップのロックは脱着の際に必ず折れるようになってます。(ごくご稀に折れませんが)
ちなみにこの車両ではロックが赤ですが、DKGオイルを交換した事がない車両はロックが黒のはずです。
赤いロックの場合は過去にオイル交換をした事がある、もしくは何らかの理由で一度取り外した事がある車両です。
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外したらそこからオイルを充填します。
ここで注意なのは、AMGモデルは添加剤の注入がメーカーから指示されています。もちろん純正の添加剤を使用してください。主に消泡作用があるらしいです。
今回私は用意が間に合わなかったので後日注入します。
本当はオイルを半分ほど入れたら添加剤を注入、残りのオイルを充填というのが正しい手順だそう。
とりあえず4.5リッターほど初期充填で様子を見ます。
この後エンジンをかけますのでエアクリーナーボックス等、取り外した部品を全て取り付けます。(レベルゲージキャップ以外)
エアクリーナーボックスを組み付けていてもジョウゴなどがあれば充填は出来ますのでご安心を。
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オイルを測る温度はDKGオイル温度40℃もしくは70℃と指定されています。
基本的に診断機でオイル量測定操作から行い、温度の測定も行いますが、AMGモデルは一応メーターからも温度のみは確認できます。
(私は診断機を繋げていますので、メーター右上のシフト表示がFになってますが気にしないでください)
また、オイルを充填して1発目エンジンを始動するとトランスミッションの警告が点灯します。
これはまだシフト切り替え油路等にオイルが回っていない為です。
しばらくアイドリングさせ、P、N、D、Rに切り替えてオイルをラインに行き渡らせましょう。
オイルの測定は必ずフラットな路面で、そしてアイドリングで行います。
この時、レベルゲージと電動ファンが近いので気を付けてください!
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専用工具のレベルゲージで測定。
40℃の時は4目盛、70℃のときは5目盛です。
ここで、似たような長いレベルゲージがあれば測定できない事もないかもと思いました。
一応底に当たった所から25mmほど上が4の目盛なんですね。参考までに・・・
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基本的に診断機などを使うのは最後だけですが、正確に測るためにもDKGオイル交換は、何度も言いますがディーラーに任せることを強く推奨します。
ちなみにかかった時間ですが、雑談したりコーヒー飲んだり、のんびりしていたので3時間程かかりました。
慣れれば2時間はかかりません。
DKGオイルもメーカーにより定期交換部品に指定されているので、定期的に交換をオススメします。
3年もしくは・・・何キロごとだっけ?
多分整備手帳か何かに書いてた気がするので皆さんも是非確認してみてください〜
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