DIYプラグ交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プラグ交換の作業が面白そうだったので、みんカラの皆さんの整備記録等をいろいろ調べてやってみました。
まずは取り出したプラグの写真です。現在走行距離6万キロほどで、中古購入した時の1年点検でプラグは問題なしとのこと。
ただ実際外してみると、コイル側にはオイルらしきものが付着しています。ネジ山部分は真っ黒で、電極部分は所々白くなってたり。。素人的には交換してよかったのかなと思います。点検記録簿に交換履歴はなく、VWと書いてあるので新車時から付いていたのかもしれません。
2
用意したプラグと工具等です。
プラグは色々見てみたのですが、適合表でトゥーラン(1TBMY)を見つけられたのがDENSOのVK20Yでした。ヤフオクだと4本セットが送料込みで¥3,700ほどです。
右上の謎の木片は、みんカラの方が使っていたSST(Special Service Toolの略だそう)を真似しました。家に転がっていた木片にホームセンターで¥200程度で買ったステンレスのL字フック38mmを付けました。フックの幅は、実際にコイルに引っ掛けてみて決めました。
家にあった普通のペンチと薬局で見つけた先の細いペンチです。ホースクランププライヤーとやらも買ってみましたが、結局使わずに普通のペンチで挟むだけで出来ました。
以前オイル交換するときに買ったレンチセットのエクステンションにKTCのマグネット付き16mmのプラグレンチです。プラグレンチはamazonで¥1,300くらいでした。
トルクスネジを外す必要があるので、以前買ったE-ValueのドライバセットのT30のビッドを使いました。これもamazonで¥1,800ほど。
後は、せっかく色々とホース類を動かすので、メンテナンスも兼ねてラバープロテクタントをホースに塗り込みます。それとプラグを外す前に周辺のゴミを飛ばすエアダスターです。
3
この方法は間違ってる気がしますが、まず4番プラグの交換を最後まで通しでやってみて、要領を掴んでから手間のかかる1番をやり、2番、3番と交換していきました。
エアダスターで周りのゴミを吹き飛ばしてから自作SSTを使ってイグニッションコイルを引き抜きます。なるべく真っすぐ、慎重に。。力が弱い方ではないと思うのですが、恐らく点検で1度外されたであろう3番以外のコイルは固くて大変でした。腰で踏ん張って全力で引っ張ってもなかなか外れず、自作SSTの角で手が痛くなりました。
4
1番コイルを外すにはピンクで丸したホース5本(オイルフィルターの横にもう1本ホースがあります)、白で丸をしたカプラー2つ、右上のピンクの丸の近くにあるトルクスネジを外す必要があります。2番コイルは右上のピンクの丸のホースだけ外せば大丈夫です。
ホースの留め具はペンチで掴んで邪魔にならない位置に移動させるだけです。ホースを外すには、捻ったり爪を使ったりしながら手で引っぱります。
1番左のピンクの丸、フィラーキャップの近くにある太いパイプは、パイプを止めているプラスチックの留め具を親指と人差し指でグッと押しながら、壊さないように注意して上に引き上げるとポンッと抜けます。
カプラー2つは爪のところにマイナスドライバーの先を入れて、ちょっとだけ爪を押し上げてから引き抜くと簡単に外れます。
ホースとトルクスネジ、カプラーを全て外したら、ホース達を左側にどけることができて、やっと1番コイルを外す準備ができます。
5
このホースは固着していて、外すのに苦労しました。ペンチで引っ張ったところ少しホースの表面が裂けてしまいました。。
仕方なく指で掴んでグニグニ捻りつつ、ホースが外れててきたら、画像のように親指の爪を引っ掛けて引っぱるとニュルっと抜けました。
ホースを外してどけたら、手がとどく範囲で表面にラバープロテクタントを塗り込んで、色々ふきふきしました。
6
イグニッションコイルのカプラーの裏はこんな感じです。人差し指で探ってカプラーの爪を押しつつ、コードが出ている方向に引っぱると簡単に外れます。
ただ1番コイルのカプラーだけは、狭いのもあって外すのが大変でした。力ずくで外そうとしてもビクともしないので途中諦めかけました。。爪を抑えつつ全力で引っ張りながらマイナスドライバをテコにしてようやく外れました。
7
イグニッションコイルはこんな感じです。周りにはゴミやホコリが結構付いていました。中を覗くと縁が黒く焦げ?ていたり、上のイグナイター?側の底は黒い謎の物体がくっついていたり…。
そのうちコイルも交換する必要があるかもしれません。コイルは安くても4本で2万ほどで結構高いので悩みます。
8
エクステンションとプラグレンチを付けて普通のネジと同じく左回しで外します。4番プラグはかなり固く、ビクともしなかったので、回す方向を間違えたかと思いました。他のプラグは簡単に回りました。
新しいプラグはプラグレンチに取り付けて、ぶつけたり落としたりしないようにしながら慎重に、穴に真っすぐ入れます。奥まで入ったら、手で回らなくなるまで締めた後、ソケットレンチを使います。最初はタイヤ交換用に買ったトルクレンチを使って30NMで締めるつもりだったのですが、トルクレンチがデカすぎて今回の作業には使えませんでした。。仕方なく箱の裏の表をみながら1/2回転+少々で締めてみました。表によると1/2〜2/3回転だそうです。
交換後に走ってみた感じは…苦労した割には違いがよくわかりません。。なんとなく低速時のガタガタが少しましになったような気はします。
必要かどうかは別として、次なる挑戦はバッテリー交換、ブレーキパッド交換、冷却水交換、DSGオイルの交換もDIYでやってみたいです。
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