塗装前の足付け作業

次に取り付け予定の外装品の塗装の下準備ｆ^^*)

DIYで、塗装される方に
多少の参考になればと思って(^^;;

私が今まで習ってきた事を
作業しながら、少しお話しようかと笑


まず大事なのが
「足付け」

塗装する品物へ
サンドペーパー等でキズを付けて
塗料の密着を高める為の作業

コレは、ご存知の方も多いと思いますが



なぜ
キズを付けると
塗料の密着が良くなるのか

それは
細かいキズを付ける事で、品物の表面積を増やし
品物と塗料との密着する面積を増やす事で
塗料が剥がれにくくなるから


この作業で私が使うのが
白丸で囲った
研磨シート

スポンジみたいな感じなので
細かい部分にも、足付けが出来ます(^^)

次に大事なのが

表面の凹凸を取り除く作業

新品の部品でも
目には見えにくい凹凸があったりします

この凹凸を均しておかないと
塗装後の仕上がりに影響します(特に濃色)


足付け作業を進めていると
写真のように
キズを付けた部分の中に
キズが付いていない部分が出てきます(赤丸の部分)

コレが
目では見えにくい凹凸が
ペーパーがけによって
見えるようになった
と言う状態です


キズが付いていない部分が
周りより少し凹んでいる(低い)ので
周りの部分を、もう少し研磨して
凹んでいる部分と同じ高さに整える必要があります

コレが、表面を整えて
高さが均一になった状態ｆ^^*)

この段階で
表面をある程度、整えておかないと
塗装後に
凹凸が浮き出てくるような感じになります(^^;;


この段階で取り切れない凹凸は
パテ盛りで整えます

そして
表面、エッジ部分だけでなく
裏面にも、写真のように軽く足付けを


表面、エッジ部分だけの足付けで終わってしまう方が
多いのではないかなと思います



エッジ部分に塗料をかけると
裏面にも多少は塗料が付着します
裏面も、ある程度の足付け処理をしておかないと

裏面からエッジ部分
エッジ部分から表面へと
塗膜の剥がれの原因になります

とりあえず
素材への下準備は、こんな感じで(^^)

この作業がすべて終了したら
脱脂して
次の段階へｆ^^*)



あくまで
私が、鈑金塗装の修行時代に習ってきた事なので
塗装する職人さんによっては
考えが違う部分もあるかと思いますが

頑張って
DIY塗装する方々の
仕上がりがキレイになるようにと思って
上げさせていただきました(^^;;