救命胴衣も新調したし、飾っておいては意味がないと言うことで86乗
りの相棒と日帰りの隠岐の島遠征を思い立った。
今年は例年になく大鯛の情報が早くから入り始めている。
西ノ島や知夫周辺が良いようで一人で4、5枚も釣った人が何人かい
るようで、期待に胸が膨らむ。
早朝5時にチャーター船で七類港を出港。釣り人はおよそ20名でほぼ満席状態。
およそ1時間半で西ノ島三度周辺に到着。既に周囲は明るくなっている。
我々は三度周辺でも超一級磯の「ハギリ」に渡してもらう。丁度左側に見えている出鼻がそれ。
今回お世話になった渡船の「ダイキン」さん。2隻体制で西ノ島周辺をカバーしてます。
出鼻に立って右手を見ると、そこには国賀海岸の景勝地の一つでもある「大神の立岩」が!
こんな雄大な自然の中で釣りが出来ることに感謝、感謝です。
相棒はタルカゴ3点仕掛けなので、長いハリスが振りやすい高い出鼻の上に陣取り。
私は出鼻から左に入った足場の低い場所から底カゴ仕掛けを振って鯛を狙います。
仕掛けを打ち返しますが餌が1分も持たない状況(/_;)
どうやらハリにもかからない小さなエサ取りが蔓延しているようです。Σ(゚д゚lll)ガーン
釣りはじめておよそ2時間突然当たりが!!なんとビックリこの時期にしては早いイサキの登場
それも35cmはある良型。
海の中の状況が変化し始めたのか、その30分後には本命の真鯛ちゃんの登場です。
竿をガンガン叩くような独特に引き味で真鯛だとわかります。大鯛の半分くらいの43cmです。
よく見ると釣バリが唇の皮1枚にかかっており、たも網ですくってもらい大正解でした!(^^)!
更に続けて3回目の当たりが!今度はしっかりと上アゴにハリがかかっていました。
先ほどと同級生の42cmです。2枚目が釣れると欲が出て大鯛が出ないかと必死こいて仕掛けを打ち返します。
人間欲が出るとロクなことになりません。その後はエサ取りの猛攻で全然釣りにならずブレイクタイム、天気は良いとはいえ北東風が強くて風裏となるこの場所にも時々回り込んできます。こんな時温かいコーヒーは本当にありがたいですね!(^^)!
ここは大山隠岐国立公園に指定されており遊覧船で雄大な国賀海岸を観光することが出来ます。この釣り場の裏側には「明け暮れの岩屋」と呼ばれる洞窟があり凪の日なら遊覧船で通ることができるそうです。今日の観光客はラッキーでしたねぇ、ちょうど観光船が洞窟の出口から出てきたとこです。なぜかしらバックで??洞窟の中にUターンできる広さでもあるのだろうか?
目の前を観光船が通り過ぎていきます。
と!その時、出鼻の上に立っていた相棒に強烈な当たりが、竿の曲がりからして大鯛のようです。
磯際で何回も反転してなかなかたも網に収まりません。
3点仕掛けはハリスが長いので大物をかけてからが一苦労ですね~。
やっと力つきたのか無事にたも網に収まりました。( ^)o(^ )
この時の釣り人心理はバラさないかヒヤヒヤ物で、膝はガクカク、心臓はバクバク状態です(*_*)
相棒も疲れ果てた状態で大鯛を持っています。
クーラー上のスケール目盛り50cmを完全にオーバーしていますね!!目測で80cm近い。
ヨシ!!自分もと思い黙々と仕掛けを打ち返すがまた元のエサ取りだらけの海へ逆戻り、この時期は一発当たればデカいかボーズのどちらかですねぇ~。
そうこうしているうちに迎えの渡船が釣り客を回収しはじめています。
帰りの渡船の窓からちょうど日本海に夕日が沈むとこでした。
私の釣果は結局、43~42cmの真鯛が2匹と35cmのイサキが1匹でした。
まぁ~魚をさばくのも、食べるにもこれくらいのサイズが楽だし美味しいからと納得することに(;_;
と、言っておきながら帰ってからは疲れ果てて、魚は近所のスーパーへ持ち込んで薄造りにしてもらいました。先ほど夕食で食べましたが鯛独特の匂いもなく「今まで生きてきた中で一番美味しい桜鯛です。」(ちょっと言い過ぎですけど・・・・明日は鯛茶漬けにして食べよう(#^.^#)
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Posted at
2017/04/03 20:56:39