リアキャリパーのオーバーホールみたいなの

君だよ・・・いくら揉み出ししてもナンカヘンなのは・・・・
引き摺ってる気がする・・・

バラしてやる・・・・

ストレートさんのブレーキピストンロッキングプライヤーの出番です。

実際にはキャリパー割ってグリグリやる訳ですが、流石にガッチリ掴むのでグリグリ回ります。

・・・が!!!!
抜けん!!!!
回し方向に力は掛けられても抜き方向には力が掛けにくい・・・

何とかコツを掴んで引き抜きましたが、やはりピストン内側に傷は入ります。
内側なんで、どうでもいいんですがw

シール溝ホジホジツールでホジホジまくった後、使った工具類と共にサンエスK-1溶液にドブ漬け。

熱湯はアルミを変色させる様なので60度位で漬け置きです。

その後、歯ブラシで各部洗浄します。


バケツ持ち上げたら割れましたw 左上、割れてますw

乾燥中w

ボルトの錆が酷いですね(交換しろよ)。
組む時にグリスを薄く塗って置きました。
ピストンはツルピカに磨き上げました♪

しかしあの、ピストンの中に入る樹脂みたいなの、アレのせいでタッチ悪くなってる気もするんですよね・・・

CCI メタルラバー を塗布し
シールを組み、ピストンにも薄く塗布して挿入。
ちゃんとシールにトンと当たりながら指でスルッと入っていきます。

塗装もポロポロ剥がれて汚いキャリパーだなぁ・・・

あ、パッドはちゃんと残っています。

車体に組んで、指定トルクで締めて・・・
まずローター裏のブリーダーからエア抜き。

次は表のブリーダーからエア抜き。

また裏から抜いて、表から抜いて、と何度か繰り返して完了!!

ピストンの動きが見違える程スルスルで気持ち良い♪


で、今回のお題
「リアキャリパーのオーバーホールみたいなの」
"みたいなの" な訳は・・・・
・シール交換してません(少しだけ硬かったかも？)
・フルード通路パッキンも交換してません
・バンジョーの銅ワッシャーも再利用しました
つまり何も交換していないからですww
テスト結果、漏れもなし効きも良し引き摺り無し、でOKという事に♪
※決しておすすめは致しません。