ひゃっほぅ!お久しぶりですこんばんは。闇村・キヨカスキー教授です。
さて、久しぶりに大掛かりなことやったので長文ブログです。
しばらく車ネタとは言っても雨漏りネタ位しかなかった高町さんですが、昨年クラッチの滑りが発覚しまして… 全ての始まりはここからです。
クラッチの滑りを感じ、スバルで点検してもらったところ滑りは無いとの回答。交換を考えなくても良いと言うことでチャリンコ買ったりした訳ですが… 11月旅行に行った時高速走行をしたところ、断言できる滑りが発覚。 まじめにクラッチ交換をする運びとなりました。
そもそもウチのヴィヴィオ・GX-Tにマニュアル設定は無く、前のオーナーがミッション載せ替えをしていた個体でした。 しかしクラッチ点検を依頼したときに判明したのは
「NA用ミッションである」
しかも年式不明のため、ディーラー作業では
該当すると思われる部品を発注、付かなかった場合はお買い上げという条件でとんでもない見積もりでした… まぁ、ディーラーが安易に流用とかは出来ないので仕方ないのですが。
ミッション載せ替えしたのは九州のディーラーだがな!!
ここで悩むのはスーチャー付の車のNAミッションのクラッチ交換にいくら出すの?って話です。もともと容量が足りない上にギア比も違うミッションですから、今回の工賃は5万ほどで済んだとしても、減価償却できるまで車好きの自分が耐えられるか?って言うと…正直疑問です。
そこでまったく知らない訳でもない車屋に相談したところ、ミッション中古品を購入してぎりぎり何とかなる値段。数週間悩みましたが交換にいたりました。
しかしここで交換したのは
プレオRSのミッションw一応ほぼポン付け可能で3~5速がハイギヤードになる低燃費仕様。 しかも車内の多少の加工は必要ですがシフトロッドもプレオのものに交換することでヴィヴィオで評判の悪いグニャグニャのシフトフィールが改善される! 情報だけなので工賃が怖かったのですが、基本的にはスーチャーヴィヴィオのミッション交換とほとんど料金は変わらないので決意いたしました。
車内作業のためにカーペット等の剥ぎ取りはしておいたものの、作業はショップ任せなので詳細はありませんが大まかな流れをば。
まずは交換対象のプレオRSのミッション
▲58800円なり
TM640AB1CC-H4 H14年式のプレオRSのもので走行距離96222km。中古パーツ屋からの購入品です。
この他に判明していたものはNAミッションとミッションサイズの違いにより必要なドライブシャフト、ミッションへの接続方法が違う&シフトフィール向上のためにプレオ用シフトレバーリンク一式、クラッチカバー・クラッチ板・フライホイール、あとは下ろしたついでにオルタネータをリビルト品へ交換。 細かな部品番号等は気が向いたら作業日記にアップしようかと。
前述していますように車内の加工があるのですが、これはシフトロッド一式をプレオ用の物に交換した際に、シフト位置がヴィヴィオと比較した時にかなり後方になるため、床下から生えたシフトが車体の穴に干渉し、2・4・Rギアに入らなくなることへの対策です。
そもそもCVTからマニュアルに変更した際にシフトブーツ用の取り付けの耳をマニュアル車から切り出して取り付けているので、今回はこれを引っぺがして基の穴を広げ、後方にずらして付け直しました。これによりずれた分車体には穴が開いていることになるのですが… まぁ、そのうち何とかしますw
▲テープで塞がれていますが、指で示したのが穴の開いてる範囲です
あとは指摘された要交換部品としてひび割れていたスーチャーベルト、千切れていたエンジン・ミッションマウントの交換かな?? それとエンジンリヤプレートが違ったので交換になったりもしたようです。
▲1つのマウントはすでに完全に千切れておりました
結局ミッション変更とクラッチ交換、オルタ交換と劣化部品交換、総合計で24諭吉以下で納まりました。まぁ、2/3以上は部品代ですがね…
交換して一番の感想はシフトフィールの向上です。フワフワグニャグニャだったシフトがかなりしっかりしました! さすがに超ショートシフト&ガッチリシフトだったみらげの頃の剛性感はありませんが、これは非常に改善されました!左右の余計なブレが無くなったが故にいまだに違和感がありますがw あとシフト長過ぎワロタw そりゃプレオとは着座位置が違うからなぁw
ギア比に関しては何にも違和感がありません。これまでがローギヤード過ぎて運転し難かったのが改善されて「普通にシフトアップできる」ようになったのです。 変化としては大きいですが、普通になっただけなのでなんともw 3~5速のギヤ比の変化は流石に街乗りでは解かりませんでしたw 高速乗った時に回転数がどのくらいで落ち着くか見物ですw
ちなみに結論から言うと
クラッチは減っていませんでした。
でもクラッチは滑っていました。
矛盾していると思うでしょ??これには理由がありまして…
▲下ろしたミッション
実はエンジンのヘッドのオイルにじみがひどく、
クラッチケース内に浸透しクラッチ板がオイルまみれだったそうです。 そりゃ滑っても焼けた匂いしないわな…
スバルでクラッチが減っていないと判断した理由の一つに、クラッチ板が減っていないが故にストローク量が適正値だったからと言うのもあるのではないかという話でした。残量的には8部山ほど残っているのですが、完全にオイルが染み込んでいる為、どちらにしても使えないそうです。
さて、明日は根性があれば床の穴を軽く補修、無ければアルミテープで塞いで終わりw あとは剥がした内装の戻しかな…
それとヘッドのオイルにじみを治さないとまた同じことが起こるので、これもまた早々に修理予定でございます。
Posted at 2012/02/25 22:21:00 | |
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