BRIDE(ブリッド) シートレールのお話
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ブリッドのシートレールの種類はかなり多いです。
僕みたいに「レールは中古(アプガレ・ヤフオク・メルカリ他)で仕入れよう…」という方に向けて…。
(画像は私がFOサイドステーと組み合わせて使っているROレールです)
2
まずブリッドレールは大きく分けて3種類のマウントタイプがあります。
①R系(セミバケ)
→BRIDE:GIAS/STRADIA(及びエディルブ023/033)/CUGA/VORGA/BRIX2/ERGO2/XAX2/PROS
→RECARO:SR/L○
②M系(セミバケ)
→BRIDE:EURO/DIGO(及びエディルブ032/054)/BRIX1/ERGO1/XAX1/REVS
→スパルコセミバケ各種
③F系(フルバケ)
→フルバケいろいろ(ただしZETA3 XLやZODIA等シート幅が異なるモデルは専用レール)
こちらの系のアルファベットはたいてい1文字目にあたります。(LF/LRのみ例外的に2文字目です)
3
そして骨組みには3種類。
①Oシリーズ
→標準的なレール。3cmダウンを謳う。
②Bシリーズ
→Oよりややハイポジのタイプ。
③Kシリーズ
→Bシリーズとほぼ同等?(ナニワヤの改シリーズの紹介では「ボックス型のフレームがシート下スペースの露出を軽減させた」とコピペ。
④Lシリーズ
→ローマックス対応のレール。全車種には無いため「あればこちらを使ってください」
※セパレートのFG/IG・競技用のFXは別個。ただしサイドステーに関して後述します。
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ここでM系・F系についてお話します。
M系はR系に「MOアダプター」を、F系はR系に「FOサイドステー」を付属させたレールです。
例えば中古で買ったMOレールはアダプターを外すことでROレール用のシートに交換することも可能です。
当然その逆にROレールにMOアダプターを付けてEUROSTARシリーズを入れる、ということもできます。
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当然、Rシリーズや(MOアダプターを外した)Mシリーズにサイドステーを取り付けることでフルバケットシートを装着することも可能です。
ここでブリッドのサイドステーの種類について。
①FOサイドステー
→Fシリーズの標準ステー。
「FO用ベルトフックがない場合、別途必要になります。(別売)」
とある通り、ワッシャー代わりにベルトフックを使用する部位があります。奇数個なのはこのためです。
最大取付幅395mm
定価5400+1620=7020円
②インポートサイドステー
→ブリッドの裏メニュー。
実はナニワヤの「FOタイプ改・FKタイプ改・FBタイプ改」は実はコレを使用しています。
(後部ステーが3穴の写真の場合もあるようですが、紙面カタログpdfを見る限り5穴のものが正しいようです)
最大取付幅430mm
ベルトフック一体型。
定価5940円
③FGサイドステー
→「FG専用」と書いてあるが、R系に付けた方の記事あり。シートレールのフレーム部に干渉しなければ超ローポジションが狙えます。
FOと同じくベルトフック別途必要。
取付幅:395mm
定価3240+1620=4860
④FOフロントオフセットサイドステー
→短足サイドステー。
機能面はFOサイドステーと同一。
ノーマル比50mmフロントオフセットされるように穴あけがされている。
当然ベルトフックは別途。
定価8640+1620=10260円
⑤:IGサイドステー(仮)
→単品販売無し。
アルミ製のサイドステーなので軽量な可能性があります。
とりあえずインポートサイドステーにすれば一番安価にR・Mシリーズにフルバケを付けられますし、多少のフロントオフセットも可能です。
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結論として基本的に骨組みさえ合っていればR・M・Fに変えることができるため、車種に合う骨組みを用意できればアフターパーツで対処できます。
ただしメーカー的には「ステー等を使う場合車検対応とは100%言い切れない…」というスタンスであることをお忘れなく。そこまでケチつける検査員はそう多くないと思いますが…
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