世間的にはもうすぐ販売開始の「エクリプスクロス」が注目されている仏ルノー傘下の日産自動車の子会社“三菱自動車”ですが、なんと2.4リッターエンジンを搭載した「アウトランダーPHEV」も登場ということで驚いております。1.5ターボのエクリプスクロスの走行性能に不満がある人の受け皿にしたいのでしょうか?
アウトランダーPHEVには文句をつける部分がほとんどありません。多くの人が好きな“SUV”、多くの人が好きな“ハイブリッド”、多くの人が好きな“AWD”、多くの人が好きな“電気自動車”、多くの人が好きな“e-Power”、多くの人が好きな“被災しても使える車”、多くの人が好きな“世界販売台数第二位”、輝かしい実績や売り文句満載の凄い車です。
2.0リッターエンジン搭載の現状でもとくに文句ない走行性能でどちらかというと「価格を下げてくれればなぁ・・」くらいしか要望がないわけですが、“売れないなら付加価値をつけてファンに高額で売る”という三菱自動車がやれる生き残り法で考えると2.4リッターエンジン搭載というのもわかる気がします。たぶん原価はそれほど変わらず大きく儲けることになるでしょう。
今回の改良は排気量アップの他、駆動用バッテリー変更で容量を15%アップし、出力を10%アップ、ジェネレーターやリヤモーターの出力アップ、ショックアブソーバーのサイズアップ、構造用接着剤追加などで剛性アップが主な部分です。
400㏄の排気量増やモーター出力アップで得られるものとしては、やはり“走行性能”になります。発進トルクが増し、エンジン介入時の回転数の低下、高速道路走行時のエンジン音が若干小さくなる、総合的に「ウワンウワン言ってるぞ」感が少なくなります。回転数が低下することによって燃費も良くなります。
2.0リッターエンジン搭載の高速道路はこんな感じです。
高速道路をあまり使わないとか、高速道路で法規を守ってあまり飛ばさないという方には2.0リッターモデルで問題ないと思います。2.4リッターモデルは“余裕の走り”が欲しい人向けだと思います。
2.4リッター登場で2015年や2017年モデルの価値が下がり中古相場が下がるかもしれません。中~高程度の2.0LアウトランダーPHEVを買って余ったお金をガソリン代に充てれば2.4Lで良くなった燃費はカバーできます。
この夏頃に車の乗り換えを考えてる方はアウトランダーPHEVをどうぞ!
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2018/02/23 17:24:21