12月の初旬に、アマゾンで3Dプリンターが2万ちょっとで売っていました。前からバイクの部品や家で使う細かいものを作りたいと思ってほしいなと思ってました。
Creality Ender-3 という機種で同じEnder-3でも数種類あるようですが、入門として一番安いこの機種でいいやということで購入しました。
説明書だけでは解りづらかったのでyoutubeで確認しながら組立て。本体はできましたが、この他に下写真のようにフィラメントと呼ばれるプリント材料を別途購入しなければなりません(本体の上に乗っているプラスチック原料を1.75mmの針金状にしてロール状に巻いたもの。短いですがプリンターに付属はしています)。
この他に自分で印刷物設計するならパソコンに3D CADソフト、それをプリンターが印刷できるように変換するスライサーソフトをインストールする必要があります。
※詳しいことはググってもらえればすぐに出てきます。
で、テストプリントは付属のマイクロSDカードに入っていた招き猫。 こんな感じです。 わりかし上手くいったので、今後のプリントを快適にするための準備をします。
フィラメントは湿気を吸収しやすく、そのまま置いておくと吸湿して印刷に支障が出るということなので除湿ボックスを作ります。先人達のブログを見て真似します。
100均の300円商品の密封容器5.5Lを購入し準備します。
除湿ボックスにいれたままフィラメントをフィード出来るようにします。
これはフィラメントスプールをスムーズに回転させるためのスプールホルダー。 白い側面パーツ2個と連結板2枚、ローラー2本を印刷。ローラーと側面の間は両側にベラリングが入っておりよく回ります。
ボックスに入れるとこんな感じ
この他に立てると斜めになるためまっすぐになるように足2つ印刷湿度管理のための湿度計固定枠中外2つ印刷
スムーズにフィラメントを出すための口の部分、使わないときはキャップをつけて吸湿を防止します。
この他に除湿のためのシリカゲルを入れる容器も印刷。
吸湿できるようスリットが入っており、中にシリカゲルを入れます。
シリカゲルはアマゾンで1kg千円ちょっと。 フィラメントはPLAという材質で1.75mm1kg2千円ちょっとの物を白黒買いました。
その為除湿ボックスも2つ作りました。ここまでの印刷物は全て先人たちが無料で公開されているデータで作っています。準備が整ったところでここでようやく自分で設計したパーツを印刷します。65Lトップボックスをバイクで使用後毎回外して自分の部屋の棚に戻しているのですが、バイクに固定する金具が本体底より飛び出していて、床に置いた時や棚に乗せるときに床面を傷つけてしまいます。
なのでそれを防ぐためのパーツを作ってみました。
こんな感じで飛び出しています。写真の位置が悪く映ってませんが、下側に固定用の棒があり、そこにはめて床が傷つかないパーツを作りました
ちょっとピンボケですが、こんなのです。いやあ、初めて3D CADソフトなるものを使ってみましたが、この程度の造形なんですが別途購入したガイドブックを見ながらでもなかなか大変でした。こんな風に金具にはめて
完成です。いや、我ながらいい出来でした(勉強になりました)。
今後はもっと精進して複雑な造形もできるようになりたいなあ。
因みに、3Dデータのフリーサイトでは色んなものが公開されていて、自分で造形できなくても印刷するだけで完成できます。
電池入れや直径9センチのオレオレプリカ小物入れとか
犬が○○〇してるキーホルダー(うちの犬そっくりなので思わず...)
楽しいんだけど、上のオレオのビスケット1つだけで8時間くらいかかってます。
ビスケット2つ、インナー、アウターの計4つのパーツ印刷するのに3日くらい要しました。だけど、これを造形した人は凄いな。ここまではいかなくてもいいけど、ちょっとしたバイクパーツつくれるようになりたい。
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Posted at
2023/01/12 00:08:40