4輪トータルホイールアライメント測定・調整
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
4輪ホイールアライメント測定・調整を行いました。
作業はみん友さんのオススメでタイヤガーデンさんにて実施して頂きました。
ちょうどショップのリニューアルセールで通常価格よりかなりお安く実施出来ました( ̄▽ ̄)b
足回りを車高調のTEIN FLEX Zに変更し、しばらく車高の調整を繰り返していました。
普段は妻がメインで乗っており、普段の使用に極力支障が出ないようにと、立体駐車場のスロープ、駐車場の輪止め、コンビニや店舗などの入口の段差やスロープなど、極力車を擦らない程度の車高に調整してきました。まあ、車高を落としている以上、極端にキツいスロープや段差、車止めなどでは擦ってしまいますが、そこは少し気を付けてもらうとかになりますが。。
何度も車高を調整しては、現地で確認したりを繰り返して、ようやく基準となる車高が決まったので、4輪ホイールアライメントをとると事にしました。
2
皆さんご存知だと思いますがホイールアライメントとは、車体に対するホイールの向き、角度、位置などを測定して、メーカー推奨値に近づけるよ調整するものです。
このアライメントが推奨値よりズレたり、左右・前後のバランスが悪ければ、以下のようになります。
ハンドルが重い・流される・震える・高速時突然切れるなどの直進安定性への影響や、タイヤの接地性不良による旋回性能、制動性能などの走行性能の低下が懸念されます。またタイヤの偏摩耗や燃費の低下にも繋がります。
3
細かい所まで言うとキリないですが、アライメントは大きく分けて以下の3つの項目。
1.キャンバー
2.キャスター
3.トー
リアはトーションビームなので、現状では調整が出来ませんから、リアとのバランスをみて、フロント側で調整してもらいます。とは言ってもフロント側もキャンバー、キャスター角の調整は現状では出来ず、実質的にはフロント側のトー角のみの調整となります。
『アライメントが狂っていれば、この調整だけでも大きくフィーリングが変わるので、体感してみて下さい』とショップのスペシャリストは自信満々の様子でしたワォ☆Σ(・д・lllノノ
4
はい。難しい事はプロに任せて~((((ノ。・ω・。)ノ
ホイール4輪に器具を装着!
そしてリフトアップ!
車両前後に動かしたり、ハンドルを切ったりして、アライメントテスターでホイールに付けた器具の動きを読み取って、各部の角度を算出する仕組みだそうです。
このアライメントテスターは何百万円もするそうですよ☆Σ(・д・lllノノ
5
アライメントテスターによる測定結果が出たようです。結果を見て車体下に潜って調整してくれています。値を見ては調整を繰り返しておられました。
暑い中、汗だくでやって頂きました。ありがとうございますm(_ _*)m゛
6
リフトアップされているついでに、下回りの状態確認をしてみましたが、以外に綺麗でした( ̄▽ ̄)b
7
約1時間半位で作業は完了しました。
測定・調整結果詳細は以下の図の通りとなります。
*キャスター角
基本スペックを外れていますが、ズレ幅も大きくなく許容範囲との事。
数字が大きい方にズレているので、車を横方向から見た時にショックアブソーバーが垂直に対して後ろに寝ている?ようはアメリカンバイクのハーレーダビッドソンの様なフロントフォークが前に伸びて寝ている感じ。アメリカのような広大な大陸を走行するには向いていて、直進安定性が良い傾向にあります。一方でキャスター角が立っている方向ではハンドルリングがクイックになります。
*キャンバー角
フロントは大きなズレもなくそのままで、リアは左右で多少のズレがあったのでショックアブソーバーの固定ボルト位置で微調整して頂き、ほぼ同等の角度に調整してもらいました。
*トー角
ここに問題がありました。
フロント側で右側がトーアウトで、左側がトーインとなっていました。つまりハンドルを真っ直ぐにしていても、車が右に自然に流れる傾向があります。
実際に調整前はその傾向があり、ハンドルを保持しておかないと右側に流れていく傾向がありました。
左右共に若干トーインに調整してもらいました。
8
アライメント調整後にショップの方から、調整内容の説明を受けました。
簡単な調整のみですが乗り味が変わりますよとの事でした。
実際に走行してみると、乗って直ぐに分かったのが、まずとにかく『真っ直ぐ走る』でした。調整前はハンドルを保持していないと右側に流れていきました。感動です( ̄▽ ̄)b
それが故にハンドルを強く保持する事が不要となり、ハンドルに添えているだけで真っ直ぐ走行でき、長時間運転していても疲れにくくなったと思います。たった数mmですが、顕著にでるんですね!
2つ目にタイヤの転がりがスムーズになったと思います。慣れてしまえばこれが普通になってしまいますが、調整直後は凄く感じました。
調整前は前輪のトー角が左2.0mm、右-2.0mmですから、これが転がり抵抗となっていたんでしょうか。
調整後は左右共に若干のトーイン0.6mmにして頂き、非常にスムーズに走行出来るようになりました。燃費向上。またタイヤの異常摩耗、偏摩耗の改善が期待出来ます。
アライメント測定前は、素人取付の車高調で、アライメントは大きくズレているだろうなと思っていましたが、トー角は良くない状態でしたが、僅かな狂いで車両の走行性能はかなり変わってくるんだなと思いました。
アライメントは車高の変化だけではなく、足回り関係の各ブッシュ類の劣化や、事故による衝撃、足回りに大きな衝撃が加わったなどでも、狂う可能性もあり、事故にならないよう安全運転や、車止めには勢いよく当たらない、段差の乗り越え時は足回りに衝撃を与えないよう速度を落として乗り越えるなど、車をいたわる走行を心がけていきたいと思います。
アライメントって意味あるの?気になるけど費用に対して効果はあるの?って思われてる方もおられるかと思います。
車の走行性能だけではなく、燃費向上、タイヤの異常摩耗、篇摩耗の改善に効果が期待出来ると私は感じました。
1度体感されてみてはいかがでしょうか(・Д・)??
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( アライメント の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク