フロントブレーキパッド交換 CAC HN-428 ①
1
冬タイヤに交換ついでにフロントブレーキパッド交換。
値段と質とを秤にかけてなんかよさそうなCACというのを購入した。
自分のl275vは初期の12インチ仕様なので品番間違いに注意。
固着とボルトナメとグリスと謎の片減りとその他色々で気力が萎えたので写真はテキトー。
2
リアのシューも残量確認しておいた。
ジャッキアップ後サイドブレーキを解除してドラムをゴムハンで叩くと外れる。
固着してる場合M6だったかのボルト穴があるのでねじ込めば離合するようになっている。
※輪留めと車体下へホイール入れるのを忘れずに。自分の車に轢き殺されてニュースになりたくはない。
綺麗に4枚とも3.3mmだった。(新品5mm)
3
フロント。
ディスクを裏表2枚のパッドで挟んで制動するのがディスクブレーキ。
作業しやすいようハンドルを外側へ切ってキャリパーをこっちへ向ける。
上下に2本スライドピンがあるので下側を14mmメガネで外す。
まー固着してるったらない。
左輪はなんとかナメずに済んだが、右輪はこの画像撮ったあと見事にヌルっといった。
久々にゾゾーッと冷や汗出るのを感じた。
作業しながら写メなんて撮ってる場合じゃないんだよなあ。集中力が散漫になる。
4
クレ556をゴム部にかからないようシュッシュして泣きながら一服。
ボルトにメガネ叩き込んで両手で思いっきり表側へ押し付け、トルクがよそへ行かないように保持。
足でレンチにじわじわ圧力かけていったらようやく外れた。
左輪も右輪も表側パッドが極端に片減りしていた。
スライドピンの不具合かと思ってグリスアップしてキャリパー押してみたけど普通にスライドする。
もうホントに気分が悪い。雪降ってるし。
画像は裏パッド。ディスク側に残る。
5
こっちが表パッド。固定金具でくっついている。
撮影の都合上キャリパーに紐通してサスへ結んでいるが、まだしなくていい。
ブレーキピストンを押し戻すために表パッドをストッパーにする。
裏は車体中心方向へズラすと外れる。
キャリパーを下ろしておく。
※専用工具を使いましょう。
6
その前にブレーキフルードをシリンダーから抜く。
新しいパッドの厚み分だけ液面が上昇するため。
メンテナンス性すこぶる悪し。
画像に見えてるコレは首だけ伸びたフルード挿入口でしかなく、シリンダータンク本体は奥にある。
MAX線はこっちでMIN線は奥というハチャメチャっぷり。
間を繋いでる首が奥まって細いので吸いようがない。
何言ってるかわからんだろうけど、とにかくフルードが取りづらい。
7
画像ないので使い回し。
裏パッドだけ取り去れば中心に空いてる穴からピストンまで素通し。
タイヤレバーぶっこんで全力で押し戻す。
こじったりテコの原理使おうとするとディスクが傷つくので厳禁。
この時表パッドがないとスライドピンが抜けてキャリパーが落下する。
いったん動けばあとは両手で押せないこともない。死ぬほど腕力いるけど。
※専用工具を使いましょう。
8
ピストンを戻したらキャリパーをサスにくくる。
表パッドは下へ引っ張りつつ車体中心方向へ滑らすと金具が外れる。
パッド握って力こぶポーズみたいに手首を返すというか。
ダストとグリスでガチガチにくっついたシムはパーツクリーナーで救出。
新品パッドに付属してくるグリスを塗って装着。
固定金具の裏にもちょっとだけ塗っておいたがいらなかった。
キャリパーにあてがって上方向へスライドしてやると金具がハマって固定される。
グリスの筋がつく。拭く。
つづく。
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