[助手席側ドアキー不良を修理せよ]
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
1月27日(土)1h
生存報告・・・・・になるのかな?
オープンカフェ帰り道で長野市の山の中で、左リヤブレーキッパッドが外れてしまい任意保険でレッカー移動してもらえたままだったんだが。
[現在不動車]
2
うちの黒ボン号の助手席のドアにキーを差し込んで回しても開かなくなってしまっている。
多分、ここ関連のリンクの先が本来はまる所から外れているはずだ。
どこだか良く分かってないけど、ドアハンドルとドアストライカー辺りだろう。
となると先ずは左ドアの内装を外さなければ。
室内側からロックをOFFにして室内ハンドルを引いてもドアは開かない。
もし開かないと室内側からは外れないはず。
どうしたら良いかと思いながら外に回ってドアハンドルを引いたらドアが開いてくれた。
「良かったァ~」
3
グリップフロントドアライトの上下に付く[+]ネジの革風カバーをめくって[+]ドライバーを差し込んで回す。
4
次にベゼルフロントドアインサイドハンドルのハンドル内にある[+]の頭を隠しもせずに現しているネジを外す。
5
これでベゼルフロントドアインサイドハンドルが外れる。
これが外れたらネジは全て取れて後に残すのはクリップだけで留まっているはずだ。
トリムフロントドアインナの下の面とドア本体の間に内装はがし工具を差し込んで抜いて行くが、オレσ(^o^)の作った内装の素材が悪かったのか、クリップがいくつもドアに刺さったままで外れる。
結構忘れるがトリム前側のガラスドアパーティションの延長線上にあるクリップ。
他が取れても自由に動かないなと思ったら間違いなくここだな。
6
工具も入れ難いんだけど気を荒くしてラフに作業すると、オレσ(^o^)の場合は折角作った内装が付かなくなるんで、ここは気を落ち着かせてじっくりと差し込む。
「パコッ」ってクリップが抜けたら全体を持ち上げて外す。
外に立てかけて置く。
7
まだ直ぐにはリンクをイジれない。
ドアの外から入る雨水を防止するための縁をブチルゴムで張り付けたカバードアシーリングの代用品である何ミリだったか忘れたけど薄めのビニールテーブルマット。
リンクをイジるには左側はラッチ辺りで右側はドアハンドル辺りだ。
テーブルマットはブチルゴムを付けたままその辺まではがす。
上手くめくれないのはドアハンドルの穴の開いた所が引っ掛かってしまうから。
ズラしながら動かせば引っ掛けもせず上手く外れてくれる。
8
そのままにしておいて、本来の到着点にやっと達した。
ロックとドアオープナーを何度か動かしてみると横に2本通っているリンクでは無いようだ。
ドア内は、新潟のこの頃いつも通りに灰色の雲っていて、うす暗いのでLEDライトで照らして確認。
すると小さな丸いのぞき窓から見えるところに外れたリンクが1本あるみたいだ。
スマホでの写真ならちょっとでもドアの内部に入るので撮り易いけど、オレσ(^o^)の原チャリでジコって両手指にしびれの残る手ではなかなか辛い。
ライトでその辺りのリンクを動かすと1本が外れているのを確認出来た。
9
ちょうどLEDライトで照らすとL字の入る側が縦になっていて、そのままじゃあ固定出来ない。
右のちょっと大きい方の穴から指先を入れて外れたリンクをちょうどの位置に置いて刺さる側のスナップアジャスティングジョイントを左下になるように指先で動かしておく。
10
リンクを穴に差込みしてみるがスナップがあまり左下へ下げるのが足りずに穴に入らない。
LEDライトで照らしながらだと特にやりにくい。
オレσ(^o^)の目も老眼が進んだようで困ったもんだ。
でも運転の時には遠くを見るだけなので関係無い。
11
もう一度左下へ限界まで下げてみる。
リンクをつまんで穴にL字の先を差込み、左下に下げたリンクつかみを右に回してリンクを挟む。
12
これで外れたリンクは元に戻ったしドアの開閉は元通りだろう。
動かしてみると、ドアハンドルを限界まで目一杯開いた時にバネの力で戻るのか、その動きが渋く開けてから数秒後に「パカッ」って音を発生してようやく元に戻っているようだ。
13
こうなったらオイルスプレー作戦発動!
LEDライトで照らしながら、リンクの動きに関するところへシュッと射していく。
全般に射したところで動作を確認。
それほど動きが変わったような気がしない。
ドアハンドル目一杯の数秒後「パカッ」も消えてないし・・・。
どうもリンクがズラされる金具はグリスの方が良いようだ。
リチウムグリーススプレー作戦発動!!
狙ったところはプレートに頭を出している突起部分。
動作を確認してみるとかなり良くなっているようだ。
リンクの方は良さそうだ。
14
次は内装。
抜けたクリップの事もあるが、酷いのは上部トリムと内装面を繋げるためのネジが5・6本留めるうち2本も無くなっている。
これがキッチリしないと変な音が出たりするのが困る。
ビス収納箱を出して来て、太さを見てみるが、ちょうど良い太さの物が無い。
端子カシメ工具のボルト切りを使って先端のある皿ネジを切って、太さのひとつ大きなのを加工してみた。
それを取れた穴に差し込んで[+]ドライバーで回してみるとまったく入らない。
「やっぱり駄目か。」
他の手を考えなくては。
15
今日は本格的にこれの対策するのは考えてないから、応急処置的修理にしておく。
簡単な方法なら、ホットボンド作戦だ。
家の中からセットを持って来て電源を入れたが、外気温が4・5℃しかないとなかなか樹脂が溶けて来ない。
暑い時との時間差に戸惑った。
ようやくその先端に溶けたのが出て来た。
2ヶ所だったのが、良く見てみたらもう1ヶ所グラグラするのが見付かりそこにも施す。
ホットボンドの先端から出たのを拭き取って、把手を握る。
何だか出て来たのも、やや固めだ・
これを[+]ネジの先端に玉を付け急いで穴にネジ込む。
直ぐに固まりそうで焦れば焦るほどドライバーに[+]が掛からなかったりする。
ここは上側トリムとのネジ部分。
16
ここも上側。
トップリと盛る。
17
ここは下側クリップのところ。
まあどうにかくっ付いたみたいだ。
今からネジ込んだら剥がれる元だから、これ以上は手を出さない。
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注油に使った
右はオイルスプレー(CRーC5-56相当)、
左がリチウム・グリース・スプレー。
19
以上で修理は終わりだ。
外した逆の手順で取付けて行く。
キーを使った外からの操作でも軽く掛かるようになった。
ドアハンドルも確実に開く。
車内側からの操作も軽くなったようだ。
20
トリムと内装面の[+]ネジは今後どうしょうも無くなったら、トリムごと内装面を全バラして直すしか無いだろう。
今は売っている「レジン」が全部「UVレジン」になっているが、これ自体の強度が低くてプラ製品にペーパーを掛けて足付けしても楽に外れてしまう。
21
3・4年前まで百均で売っていた「レジン液」なら「UVレジン」の2倍は強かったと思う。
今でも手軽に買えるのは(株)ハンディ・クラウン社製「プラリペア」なんだが、同じ物が百均に並んでいた事を知っているオレσ(^o^)から見たら「めちゃくちゃたか過ぎ!」
代替えになるような物を見つけなければ。
なお、こんにちも歯医者さんでは「レジン液」の方を使っているようだ。
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