Newホイールのツライチカスタム(ハブボルト交換編)
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(アクスルハブASSY取り外し編)からの続きです。
そもそも、ハブボルトを交換するのに何故ここまでバラさなければいけないのか?
これはディスクローターの裏側からハブボルトを見たところ。
頭半分見えてますね。
ならばこの穴から交換出来ないものか?
以下、足回りをバラさず行った作業です。
1.邪魔なブレーキダストカバーをカットし折り曲げる。
2.その隙間から14mmのBOXを入れローターのボルト6本を外す。
3.ローターがフリーになるので回転させ大きな隙間が出来るところを探す。
4.ハブボルトを外し、先ほどの隙間から抜いてみる。
結果は・・・
どうやってもこの小さな穴からはハブボルトを抜くことは出来ませんでした(泣)
もう少しこの穴が大きければ抜けたのですが・・・(涙)
で仕方なくバラバラにしたワケです。
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【アクスルハブASSYの分解】
1.200mmギアプーラーを使い、ステアリングナックルを外します。
2.ギアプーラーの締め込みボルト先端に約Ф70mmのあて板を入れゆっくりとボルトを締め込んでいきます。
※コツはハブが抜けるのを確認しながら、騙し騙しギアプラーのボルトを締めていきます。
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【分解画像】
このように、ブレーキダストカバー/ローター&ハブ/ステアリングナックルの3つに分かれました。
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【ローター取り外し】
ローター裏側の14mmボルト6本を外します。
※ボルトはかなり固く締まっているので、回転しないようにハブボルトにバカ棒を掛けてボルトを緩めます。
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【分解画像】
これでやっとアクスルハブだけになり、ハブボルトの交換が出来ます。
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【ハブボルト交換①】
ノーマルハブボルトを、自作工具で抜きます。
1.コケないように、ハブボルトに貫通ナットを掛けます。
2.インパクトドライバーを使用し、締め込んでいけば簡単に抜く事が出来ます。
※ハブボルトをハンマーで叩き抜く方法もありますが、それだととてもうるさく近所迷惑にもなりますし、万が一ハブベアリングが逝ってしまうおそれもあるので専用工具を自作しました。
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【ハブボルト交換②】
ロングハブボルトに交換します。
大きめの平ワッシャーを入れ、貫通ホイールナットをインパクトドライバーで締め込んでいけばOK!
※ナットは平面側をハブ側になるよう通常とは逆に掛けたほうがワッシャーにめり込まず、楽に締まります。
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【交換完了】
これでやっと完了しました。
あとは、逆の手順で足回りを組みあげていけばOKです。
とにかくハイエースのハブボルト交換は、このようにバラバラにしないと無理ですね。
たった5mmの事でここまでやるかって思いますが、そこはやっぱり「こだわり」です^^
(完結編)につづく
【注意】足回りは非常に重要なパーツです、自分で作業される場合は自己責任でお願いします。
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