クラッチ調整

20452km。前回オイル交換から893km。
半クラを多用する乗り方をしたため購入当時から実感するレベルでクラッチの切れと圧着が悪化。そのせいか停止時に位置が悪いとギアが抜けない事が多発してきたうえ、草地ですらホイルスピンしなくなっていました。
しかしこの走行距離でクラッチが減りきったとも思えず、このエンジンに詳しい人に聞いたところレリーズアジャストスクリューの調整が磨耗によってズレたのだろうとの事。その可能性は十分にあるのでとりあえず調整してからOHするかを考えようと作業を決定。
ガスケットだけ注文してからオイル交換ついででクラッチカバーを開けてスクリュー調整。スクリューはサービスマニュアル通りに締め込んだところから1/4周戻し。
ちょっとした作業なのでパパッと作業を終えて復元。で、終わると思っていたもののカバーに張り付いたガスケットがスクレーパーも刺さらないほど硬化していて剥がすのに苦戦しました。
入れるオイルはスノコ ブリル5w-30とZRXで作った残りの12.5w-45を半々で投入し、オイルクーラー頼みの粘度落とし。

始動してすぐはクラッチの切れが悪かったものの、馴染んで来ると感じたことがない程のスムーズなクラッチフィールに変化。回転を上げて繋げても滑る様子もなく悩んだギアが抜けない症状も解消。
作業事態は簡単だったのでもっと早くやれば良かった。