ATF全量圧送交換完了
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滋賀県にある某ショップにて
ATF全量圧送交換を施工してもらいました。
店主曰く、結構汚れが多い(濃い)ので
洗浄量を増やして施工しましょう、と言う
事になりました。
作業風景等は企業秘密もあり、
作業中ピットも立ち入り禁止にて
画像は廃油の黒汁ATFのみUPです。
交換時の総走行距離オドメーターは
約110.000kmです。
(過去の交換歴無し/不明)
多走行/過走行車のATF交換は危険
で、まさかの全量交換なんて。。。。
でも、故障が発生しても
各種AT完全オーバーホールの
実績多数の凄腕ショップさんなので
全く心配してません。
変速ショックが出だしてから
(程度によるが)
恐る恐る数リッターずつATFを
少量交換する方が居ますが
基本的に何の対策にもなりません。
そもそもATFのみが悪さしている
のではなくATバルブボディーの油路
詰りとATソレノイドの作動不良が
重なり変速ショックが起きます。
特にATソレノイドは作動不良対策品が
ありますので、これに交換しない限り
絶対に直りません。
(過去3台のAT故障経験値から)
ATに対する知見と技術を持った
ショップさんで確りと診断して
もらうのが一番の早道です。
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黒汁のスラッジは、冬場はまだいいが
夏場になるとこのスラッジが粘度上昇して
熱膨張率が跳ね上がり
バルブボディーオリフィスを詰まらせるんだそうです。
フラッシング洗浄に約18L消費。
新規ワコーズATF約10L充填。
交換後の印象は、シフトが非常にスムーズで、
2~3速への変速が早くなっています。
全般的に何時ものアクセルワークで踏み込むとスルスル~
と軽や且つ静かにシフトアップして行くのが体感できます。
以前は凡そ60kmで5速に入るのが分かったのですが
今は何時5速に変速したのか分からないです。
それだけシフトショックが無いと言う事です。
キックダウンの反応も早くなっています。
ATがちゃんと仕事してくれているな~と言う
感じがひしひしと伝わってきます。
これで暫くは物理的にも精神的にも
安心です。
なんせAT絡みで3台(945/875/285)壊して
乗り換えしてきましたのでもう勘弁願いたいの
一心です。
AT変速不調は
2~3速のギアチェンジの
アップダウン時のタイムラグと
変速シッョク+リバースの反応が
遅い(1秒以上遅延)場合は
確実に、AT滑りに陥ってきますので
早めに対策を。
3台のAT故障経験者から
言わせてもらいますと、
変速ショックが発生しているATは
ドーピング剤で誤魔化せても
後々には確実に御臨終します。
(ドーピングで2年間まで
誤魔化した実績はあります)
特に変速時に
「ドン!」と比較的強く後ろから
蹴られた様な衝撃を受けた場合は
ATの御臨終が近いです。
(自分の場合はこの症状から
数日後に、突然にAT滑りで
完全に走行不能に陥りました。
過去3台のAT故障の
前兆は全て同じでした)
ATF油温が運転温度まで上昇
すると突然滑り出します。
尚、一晩寝かして翌朝の
始動直後の冷間時だけなら
少しだけ走行可能ですが
油温が上昇するとすぐさま
ATが滑って走りません。
追伸)
店主曰く、ATFの廃油/新油の吐出量は
油温(膨張率)により途中で変化する
との事。
なので吐出量=充填量の単純計算とは
少し異なるらしいです。
外付けポンプで充填圧送量を調整して
バランスを取る為、
特殊なチェンジャー装置を使うとの事。
(トルコン太郎とは全く別物です)
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