冷却水・ホース類交換 & 冷却水経路フラッシング

ロアホースに刺さっている、ファンスイッチのテンプセンサーから冷却水が漏っているのを発見(＞＜)
ここはよく漏れる箇所らしい。大量に漏れてるわけじゃ無いが、勿論ほおって置くわけにはいかず早速米国にパーツを発注。
センサーのＯリングだけでも交換できたが、センサーも安いし劣化も考えられるのでセンサーごと交換。
ついでなので、ロアホースとアッパーホースも交換。

やっとOEMパーツが米国から届いたので、信頼するクールランニングに整備を依頼した。

DIYも考えたが、フラッシング液も含めた大量の毒物であるクーラント液の廃棄処理が面倒で(￣▽￣;)
間違っても下水に流す事はできないので。

昔は、クーラントを舐めて甘いかどうかで交換時期を判断していたと言うから驚きだ((((；ﾟДﾟ)))))))

ホース類は今まで聞いたこともないreinとか言うメーカー製。
ショップによるとOEMとのことだがトルコ製だった。

クーラントは評判のいいフックスフリコフィン。
クーラント原液の色は濃紺だった。

アクセスに邪魔なファンシュラウドやエアクリボックス等を外す。

横から見ると結構漏れてる。

E46M3は、なぜかラジエターにドレンプラグが無いのでロアホースを外して排液する。
このロアホースが固着していて外すのに苦労していた。

シリンダーブロックにもドレンがあるので、リフトアップして外して抜く。

排液した直後の黒っぽく汚れたクーラント液。
まるでフルボディのワインのような色で、黒い澱のような浮遊物も見られる（；゜０゜）

この赤いクーラント液も、BMWぽく無くトヨタ車みたいでなんかイヤだったんだよね(^◇^;)

これから精製水を入れて、アイドリングし循環させながらのフラッシングを2回してもらった。
サーモスタットが開くまでフラッシングし、冷めたらロアホースとブロックのドレンを外して排水。
両方からで大凡90％は抜ける。

これをツーサイクルするので結構な時間が掛かった。

ケミテックのLLCチャージャーを使って、真空引きの負圧でクーラント液を入れいくのだとか。
これで90%位は交換できるとのこと。
ちなみに使用された精製水もケミテック製。

最終的な冷却水の濃度は36％程度か。

33％で-17℃まで凍結しないという事なので、神奈川で使用するにはまず問題無いだろう。

Ｏリング（グリーンの部分）は見事に潰れている。
やはり熱にさらされるゴムパーツは寿命が短い。

あの汚れた排液を見て、今回きれいにフラッシングして良かったとつくづく思った。

冷却水漏れは残念だったが、リーズナブルに冷却水経路もきれいになって結果オーライだったな^o^

使わなかった1Lの希釈冷却水は原液のボトルに入れて補充用に貰ってきた。
明朝の初期補充以外では使わないで済む事を事を願うが(⌒-⌒; )