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イイね!
2017年08月15日

「自動車」が彩る小説達

偏頭痛に昨日は悩まされブログをサボったバーンスタインです(笑)
なんか書かないとダメだ~という強迫観念めいたものが最近(^^;)
ちょっとペース、落とします。

昨日は終戦記念日でした。
72年前の8月15日「大日本帝国」は連合国のポツダム宣言受諾を昭和天皇の「玉音放送」を放送することで「無条件降伏」の意思をあらわした訳です。

ただ正式な我が国の「降伏」は同年9月2日にアメリカの戦艦「ミズーリ」の甲板で外務大臣・重光葵、参謀総長・梅津美治郎が降伏文書にサインしたことにより正式な「無条件降伏」が発効したことになります。
8月15日から9月2日までは謂わば「停戦状態」だったわけですね。

同盟国ドイツ・イタリアは既に降伏、連合国軍は日本に対し全面無条件降伏をするよう様々な外交チャンネルと通して接触するわけですが、「本土決戦」を主張する陸軍や海軍右派の声もあり、我が国はそれを黙殺、その結果連合国側は「日本に降伏の意思無し」とみなし8月6日の広島、9日の長崎への原爆投下、そして同日のソ連参戦という結果を招きました。
8月6日の広島への原爆(「当時は新型爆弾と言われたそうですが)投下は直ぐに「御前会議」(天皇を中心に首相や陸相、海相、外相などで構成される当時の国家意思最高決定機関)で報告されたようです。
陸軍は「戦争継続」「本土決戦」を主張し、会議の結論は出ず、その結果9日には長崎への投下、ソ連が満州へ侵攻を開始する等、最早にっちもさっちもいかない状態に追い込まれます。
(このあたりは映画「日本の一番長い日」をご覧頂ければわかりやすいと思います。ただし、私見ですが相当「美化」されている部分があると思っています。特にリメイク版)

結局、8月10日未明の御前会議にて昭和天皇の「御聖断」を仰ぐ形で「ポツダム宣言受託」が裁可され我が国は降伏を決定、8月15日の玉音放送にて受託する旨を発表することとなります。

軍の一部はそれでも「本土決戦」を主張し「一億総玉砕」を主張しました。
もしもそれが現実のものとなっていたら・・・・・
竹槍で「米英と闘う」と市民達が言っていたのは有名ですが、恐らく第三、第四の原爆が投下され、一般市民の死者はとんでもないことになっていたでしょうし「日本」という国の形さえも変わっていたのかもしれません。

この「竹槍」を思い出したのはニュース映像で現在の緊張する北朝鮮のICBMのグアムへ向けての発射を報じているとき北朝鮮市民へのインタビューを聞いたときでした。

インタビューを受けていたのはご婦人でしたが「仮にアメリカが我が国を攻撃しようとも私は夫とともに台所の包丁を取り出して闘う。米帝やその傀儡を殲滅する」と言っていたのです。
これを見た私は失笑しましたが、ふと戦前の我が国でも「竹槍で鬼畜米英を撃ちして止まん」と言っていた我が国の事を重ねたのです。

我が国は軍人、軍属は勿論のこと一般市民まで多くの犠牲者を出し昭和天皇の「聖断」により終戦を迎えました。
語弊がありますが軍人やそれに協力する軍属は闘うことが職業で、戦争で死んでもそれは名誉なのかもしれません。しかし最も被害を被るのはただ国の言うことを聞いて、それを信じ込まされ死んでいった「市井の人々」です。

軍人・軍属、そしてただ「日本」という国に生まれ、市井で暮らしていたのに「戦争」の犠牲になった方々の魂に哀悼の誠を捧げる日でした。

さて、そんな8月15日でしたが戦史物、半藤一利氏や阿川弘之氏、実松譲氏あたりを読もうかと思ったのですが、一昨日からの偏頭痛がまだ少し残っていて、なんだかそれらを読む気力が湧きませんでした。

ならばいっその事、車を題材(または物語の重要なファクターを占める)にした小説(と言ってもノンフィクションでは無く)を読もうと思い立ちました。

「自動車」が題材だったり物語のメインストリームとなっている小説では五木寛之さんの「雨の日は車をみがいて」とか梶山季之さんの「黒の試走車」、宗田理さんの「日米自動車戦争」、池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ」あたりが有名でしょうか。

そんな中、私が手に取ったのは齋藤純氏の「黒のコサージュ」です。

この物語の登場人物の1人「社長」は中古の外車専門ディーラーの他、様々な会社を経営していましたが、末期のガンに冒されており、その事業の殆どを整理し病院で残った時間を「好き勝手に生きる」と宣言しているのですが、何故か会社の全てが整理される中、外車ディーラーの営業マンだった主人公だけが会社に残されます。

「社長」に呼ばれた「主人公」はある依頼をされます。
その依頼とはかつてその会社が売った車達の「今」はどうなっているのかを調査せよというものでした。

この小説は「サスペンス」仕立てなのですが、主人公は警察官でも無く、スパイでも無く「一介の車屋の営業マン」ですから喧嘩が強いわけもなく、異常なキレ者でも無く、飛び道具が出てくるわけでも無く「普通の人」です(笑)

女の子に酒場で声かけてフラれたり、手練のカメラマンにせっかく撮った写真を取られたり、謎の人間達にある依頼を多額の金で依頼されてビビったり(笑)
非常に人間的な主人公で共感が持てます。

さて、その物語に登場する6台の車。
「サーブ96・V4」「カルマン・ギア」「マセラティ・ビトゥルボ」「ファセル・ヴェガ」「ジャガーMarkⅡ・3.8」が社長からその「今」を調査せよ」と命じられた5台。
もう1台は主人公が「足代わりに使え」という事で唯一、ディーラーを閉めるときに引き取り手が無かった「シトロエン・2CV」。

この本に出逢ったのは高校2年生位のときだったと思います。
「カルマン・ギヤ」や「マセラティ・ビトゥルボ」「ジャガーMarkⅡ」「シトロエン2CV」の存在は知っていたものの他の3台の存在は未知の車でした。
(サーブという会社は知っていても「96・V4」なんて車は知らなかったですし「ファセル・ヴェガ」に至ってはその存在すら知りませんでした)

この「黒のコサージュ」に出会って「齋藤純」という作家の存在を知り、彼の著作を読み漁った思い出もあります。
そのどれもこれもが面白く、全てはフィクションなのですが、車を重要なファクターとした物は勿論、それがバイクであったり、自転車であったり、はたまた彼の地元、岩手の偉人達を絡めた物があったり・・・

一度、余りにも本が大量になってしまい処分したことがあるのですが「黒のコサージュ」だけは取っておきました。
(今にして思えば齋藤氏の著作を全てとっておくべきだったと後悔しています。BOOK-OFF等、たまに行った際にはチェックしているのですが中々出会えなくて・・・涙)

「カルマン」や「マセラティ」等を知っていると言っても「頭の中でボディを思い浮かべる」事が出来る程度で、自分には全く縁のない車だと思っていましたので、その車達を調べるということもしていませんでした。

今日、久方ぶりに「黒のコサージュ」を手に取り、その車達がどのような車だったのか?という困った癖がまたもや頭を擡げてきまして(笑)

「カルマン・ギア」(Wikipediaより)
カルマンギア(Karmann Ghia)とは、ドイツのフォルクスワーゲンが製造・販売した自動車。大衆車であるタイプ1(ビートル)をベースとして開発されたスポーティカーである。
ありゃ、ビートル・ベースだったのか(汗)

名前の由来である「カルマン」は「カルマン社」へボディ艤装を依頼したことが由来な事は知っていました。
しかしその「カルマン・ギア」が様々なボディタイプやエンジンを搭載していたことは今日初めて知りました。

私が「カルマン・ギア」として頭の中に持っていた車

このモデルは「タイプⅠ」と呼ばれ、ビートルのタイプⅠをベースに開発された車両とのこと。
これのオープンモデルとかそこそこ前は街中で結構見たような気がするのですが、最近見ないなぁ。

知らなかった「カルマン・ギア」
「タイプⅢ」

おお!この車は知らなかったぞ(笑)
なんだか今見ても新鮮味を感じるデザインです。

私は「エンスー」ではありませんが旧車の中で大好きな車の1つに「日野・コンテッサ」(二代目)があります。
それこそコンクールデレガンスや旧車のミーティング等でしか見ることが出来ない車ですが、なんとなくそのコンテッサに似ているような美しいデザインだと思いました。
そしたら「カルマン」も「コンテッサ」もイタリアデザインなのですね。

カルマンは「カロッツェリア・ギア」が原デザイン、「コンテッサ」はジョバンニ・ミケロッティ。
やっぱりイタリア人のデザインセンスって昔から培われたものなんですね~(^^)

「日野・コンテッサ」(二代目)


両車ともRRドライブという点も似ていますね。
コンテッサはちょっと離れたところにある墓石屋さんの駐車場にナンバー付きでよく停まっていたのですが、数年前から見なくなってしまいました。売っちゃったのかなぁ・・・それともガレージ保管にして出さなくなっちゃったのか・・・

もう一つ、知らなかった「カルマン・ギア」
「タイプTC」

こちらはVWのブラジル法人独自モデルとして開発・発表されたようです。
こちらも流麗で美しいボディラインですね。
こちらはなんだか「いすゞ 117クーペ」に似ているなぁと思いました。

と思ったら「117クーペ」のデザインも「カルマン」と同じイタリア「カロッツェリア・ギア」でなんとデザイナーはあの「ジョルジェット・ジュジャーロ」だったのですね(^^;)
「いすゞ 117クーペ」(初期型、所謂ハンドメイド・モデル)

こちらも今見ても古さを感じさせないいいデザインですね。

話を「カルマンTC」に戻しますとこのモデルは「プアマンズ・ポルシェ(Poor-man's Porsche:貧乏人のポルシェ)」と呼ばれたそうです。
私の中で「プアマンズ・ポルシェ」というと真っ先に思い浮かぶのは「RX-7(FC型」なのですが、あっちは「ポルシェ944」に似ていたからでしたね。
「車」という存在はその車を気に入って買っているであろう人が殆どで例えば「ポルシェに似ているから買う」という人はほんの僅かだと思いますから「プアマンズ・○○」なんて失礼な言い回しですよね(^^;)

まぁ、そんな事は置いておいて、いきなりの一台目から知らない存在があった事を知ったぞ(笑)

「マセラティ・ビトゥルボ」は角目四灯のセダンで性能も凄いセダンという認識でした。
それも内装なんか木目がふんだんに使用され、シートも「いかにも」物の良さそうな本革シートというイメージ。
ところがこの「ビトゥルボ」もクーペの方が先にデビューした車だったんですね。

マセラティ・ビトゥルボ

こちらも「如何にもイタリア車」というデザインですね。

子供の頃「ビトゥルボ」というのは「造語」か「何かの意味のある車名」だと思っていたのですが「ツインターボ=TWIN TURBO」のドイツ語表記「バイターボ=BITURBO」の意味と知ったのは大学生になってからでした(笑)
(AMGのメルセデスのサイドに「BITURBO」とエンブレムが付いていたりしますね。昔見た「Kompressor」表記がターボだと思っていたのですが、こちらは「スーパーチャージャー」の事だと今回知った事は内緒笑)

内装もその時代の国産から見たら豪華・・・・

ウッドハンドルにアナログ時計等今の高級車達に通じるものを感じます。

この車、舘ひろしさん主演の「免許を取ろう!」(だったかな?)で劇中の舘さんが、免許がないのにこの車の宣伝に起用されるというコミカルな展開を思い出しました(^^)
今見てもこの車には「色気」を感じます。
マセラティと言えば作家の「北方謙三」さんが真っ先に思い浮かぶのですが、やっぱり彼のように「遊ば」ないとイタ車は似合わないなぁ・・・
私は一生、「イタ車」には縁が無さそう(笑)

「ジャガー・MarkⅡ」というと丸目四灯の長大ながらもシャープなボディ、そしてモスグリーンという勝手なイメージが出来上がっていた車です。
↓これ

ところがこれは「MarkX」というモデルだったんですね(汗)
(なんか「MarkⅡ」とか「MarkX」とか国産の某セダンみたいだなぁ・・・と思ったら由来にやはり関係してました(笑)まぁ、今回は話が脱線しちゃうので端折ります笑)

「ジャガーMarkⅡ」という車はこの車でした。

あーこっちか!という感じでした(^^;)昔、これのプラモを造った記憶が蘇りました(笑)
今改めて見ると荘厳さと流れるようなボディラインが素晴らしく融合したデザインですね。

私の勝手なイメージですが「ウィンストン・チャーチル元英国首相」や「吉田茂元首相」が乗っていそうな感じ(笑)
(チャーチルは知りませんが、吉田翁はメルセデスでしたね。そのお孫さんの「現財務大臣」も車好きだとか)

やった、頭の中が修正されたぞ(笑)

シトロエン2CVは「ルパン三世」の何かの作品で観た記憶が強烈で(笑)
それと、この「黒いコサージュ」を読んで「2CV」の読みが「にーしーぶい」では無くて「ドゥ・シ・ヴォ」な事も知って当時の車好きの友人たちに「このドゥ・シ・ヴォは」なんてカッコつけて呼んでいた記憶も蘇ってきました(笑)
(あの頃は徳大寺さんの本を呼んで「メルツェデス」とか「ジャギュワー」とか「ポーシェ」なんて呼んで喜んでいたなぁ笑)

シトロエン2CV

「2CV」の意味は「2馬力」という意味だそうで、実際には2馬力という訳では無いようですが、その愛らしいエクステリアとちっちゃいエンジン、なんだか「元祖ファニー・カー」的ですね。
ただ、この車はファニー・カーでは無くちゃんとした「実用性」から来たエクステリアだそうですが(^^)

この小説の中で、主人公は近場の移動には「2CV」を使いますが、長距離移動には使っていません。小説の中では「12馬力の非力なエンジン」と書かれていますから主人公も長距離移動には使わなかった(使えなかった?)のでしょう。

私見ですが、モータリゼーション勃興期において大きな役割を果たしたのは「VWビートル」「MINI」、そしてこの「2CV」だったのではないかと思っています。
安くて頑丈、維持費も低廉で実用性も十分。ボディも大きすぎないがちゃんと大人4人乗ることが出来るという点ではこの3車、生い立ちの経緯やメカニズムの違いこそあれ似てるなぁと思ったのです。
(それと「ビートル」がカブトムシなら「2CV」は「でんでん虫」だなぁなんて笑)

ここまでの車達はイメージとは違っているのもありましたが(笑)概ね、その存在を知っていた車。
残りの2台。
「サーブ96 V4」と「ファセル・ヴェガ」はその存在すら知らない車達です。
小説中では「96・V4」は「ボディはゴキブリというあだ名で、ボディ下には雪国のスウェーデンで雪に突っ込んでも脱出しやすいように、ソリのようになっているんだ。だから暑い日本の夏ではすぐにオーバーヒートする」と書かれ「ファセル・ヴェガ」は「フランスの高級車として販売され、その威容はアメリカ車やドイツ車とはまた違った存在感を醸し出していた。」と書かれています。
この本を久しぶりに読んで、この謎の2車を調べる良い機会になりました。

まずは「サーブ 96・V4」
勿論「サーブ」という車はちょこっとは知ってました。
イグニッションスイッチの位置が変な位置にあったり、メルセデスやボルボのようにヘッドライトワイパーが付いていたりという意味では(笑)
車名も「サーブ900」とか「サーブ9000」という名前でした。
何故か子供の頃、「サーブ9000」がとてもカッコよく見えて親父にせがんで見に行ったことがありました。
その時の強烈な印象が「イグニッションスイッチの位置」でした(笑)
その後、大人になってからは「9-5」とか「9-3」なんてのもありましたね。
正直、ボルボより乗ってみたい車でしたが破綻→身売り→破綻→身売り→SAABブランド(自動車)消滅(涙)
(飛行機はちゃんとありますよ)

確か1度目の破綻のとき、当時の正規代理店だったピーシーアイが「ほぼ投げ売り」と言ってもいい条件で新車を売っているのを見てちょっと悩んだ事もありました(^^;)

そんな「サーブ」は知っていても「96・V4」という車の存在は全く知りませんでした。
今回、このブログを書くに当たってその車のエクステリアやメカニカルな部分を知った次第です。

「サーブ 96・V4」

そんな「ゴキブリ」なんてあだ名を付けられるほど酷いデザインでは無いですね(^^)
いや、逆に「ゴキブリ」のような形なら「超・流線型」の車を指すだろと勝手に思った次第で(笑)

ただ、この「色」。「コックローチ・ブラウン」というそうです。
そこから来たのかな?(^^;)

ちょっとグリル中央が「アルファ」っぽいですけど「パクった」とまでは言えないですよね。
それと「ヘッドランプワイパー」はこの車にも搭載されていたようですが・・・

「扇形円運動」じゃなくて「真横運動」(笑)
これは私的「変態メカニズム」に認定してもいいなぁ(^^)

車名にある「V4」は「V型4気筒」という意味のようです。
最初は2ストエンジンを積んでいたのが排ガス規制のクリアが難しくなり、フォードからV型4気筒エンジンを供給され、それを積んだとのこと。

てか「V型4気筒」もバイクならまだしも、「車」だと結構「変態」なんですけど(笑)
(三菱のかつてあった「V6・1,600CCエンジン」も「変態」ですね笑)

この「サーブ96」は20年間も造られたそうです。
なんかエクステリアの雰囲気といい、その長寿っぷりといいなんだか「いすゞ・フローリアン」を思い起こさせました(^^)

さて、最後の車。
「車名は勿論、メーカー名すら知らない」ファセル・ヴェガ。
一体、どんな車だったのでしょう。

ファセルはもともとは家具メーカーだったそうです。
第二次大戦終了後、フランスの自動車メーカーのボディ生産を請け負うようになり「ファセル・メタロン社」となりましたが、戦後復興に伴いその数が減少、空いた工場を利用して1954年から自社生産の車の販売を開始したメーカーとのこと。
当時のフランスにはブガッティやイスパノ(このメーカーも知らん笑)という高級車メーカーがしのぎを削っていたようで、ファセルもそこに参入。

Wikipediaを見るとファセル創業者のジャン・ダニノーは粋な人で税制や大戦の惨禍で衰退した「フランス製高級車」を復権させたいとの想いから「ファセル」を創業したそうです。

では、その「ファセル・ヴェガ」とはどういう車でしょう。
「ファセル・ヴェガHK500 クーペ」

おぉ!どの車にも似ていないスタイリング!そして堂々たる佇まい!
そして堂々たる体躯ながらエレガントさも感じさせるデザインです。
当時世界を席巻していたであろうアメリカ車やドイツ車には無いオリジナリティあるスタイリングですね(^^)

エンジンはクライスラー製V8を搭載し、内装も木目「調」をふんだんに使用・・・ってこの時代にもう木目調の技術があったのかい!(驚)
家具メーカーだったファセルはそのノウハウを最大限に活かし金属板に木目を塗装していたそうです。すげぇなぁ・・・
(そういやトヨタ2000GTのウッドパネルもヤマハの楽器製造のノウハウが活かされたと何かで読んだことがあります。「本杢」と「木目調」の違いこそあれ、その成り立ちはなんだか共通するものを感じます。)
「ファセル・ヴェガ HK550 内装」

この豪華さは時代を超越してるじゃん・・・・・

このモデルを見て更に「ファセル・ヴェガ」に興味を持って他にもモデルは無いのか調べてみました。
「ファセル・ヴェガFVS」

このモデルが「ファセル」初の自動車です。
クロームを上品にあしらったこれまた「誰にも似ていない」素晴らしいスタイリングですね(^^)
上で紹介した「HK550」はこの「FVS」の後継モデルとのことです。

またセダンもありました。
「ファセル・ヴェガ エクサレンス」

なんか見ているだけでうっとり(笑)
同時代の「フィンテール」アメ車の数々や「縦目ベンツ」も魅力的ですが、ファセルが一番好きなスタイリングだなぁ(^^)

「ファセル・ヴェガ ファセルⅡ」

優雅だなぁ・・・美しいなぁ・・・

ファセルはこれら「ヴェガ(FVS→HK550→ファセルⅡ)」を対米輸出し、商業的成功を収めたようです。
そしてもっと大きな市場であった小型スポーツ車へ参画。
小説には登場しませんが、ついでなので(笑)そちらも。
「ファセル・ファセリア」

こちらも「兄貴分」である「ヴェガ」のデザインを受け継いだ独創的ながらエレガントなエクステリアです。

しかし、この「ファセリア」が「ファセル社」に暗雲をもたらすのです。

「ファセル」はエンジンを他車から供給してもらい、自社の車に搭載していた事は上でも書きましたが「ファセリア」では同社初の直列4気筒1,600CCオリジナルエンジンを開発し搭載したのですが、それの信頼度がとても低く、ピストンが吹っ飛んでボンネットを突き破るという事が頻発、一気に「ファセル・ブランド」は失墜したようです。
(ちょっと前の我が国の谷田部最高速アタック用のチューンド車や湾岸・首都高用のハイチューンド車でもよく聞きましたけど笑)
その後、ボルボやブリティッシュ・モーターのエンジンに切り替えましたが信用回復には至らず・・・

1964年、ファセルはたった10年の栄光と挫折の歴史に倒産という形で幕を閉じるのです。
惜しいなぁ・・・惜しすぎる(涙)

この後の大型・高級乗用車はドイツやアメリカ、イギリスの車が世界を席巻するわけですが、もしファセルが存続していたらどうなっていたのでしょう。
もしかしたら現在のドイツ御三家、アメリカのキャディラック、リンカーン、英国のジャガー、そして我が国のレクサスやインフィニティ、アキュラと覇を競う存在になっていたのかもしれません。

「ファセル・ヴェガ」を見て「これ(絶対高いだろうけど)いくら位出せば買えるんだろう?」ろ思い、中古車検索して見ましたがヒットせず。
やっぱり希少車ですからしょうがないですよね・・・

と思ったら4年前にイギリスのオークションにあの「リンゴ・スター」の愛車だった「ファセルⅡ」が出品されたそうです!
「ファセル・ヴェガ ファセルⅡ リンゴ・スターの愛した車」

やっぱりカッコいい・・・

で、当時の推定落札価格が「300,000GBP(約47,000,000JPY)から350,000GBP(約54,000,000JPY)」・・・

「ダメだ、こりゃ」(いかりや長介風笑)
まぁ、あの「リンゴ・スター」の愛車というプレミアーが付いているとしても高すぎる(^^;)
きっとリンゴ・スターも「ファセル」の魅力に取り憑かれたのでしょうね(^^)

私、ビートルズ信者では無いので「普通のオーナーが乗った」ファセルでいいので無いのかなぁと思って世界のサイトを探しまくりました(笑)
そうしたらありました。

去年、アメリカ・カルフォルニア州の街、カーメルで開催された「ボナムス・クワイルロッジ・オークション」に一台出品されていました!
その落札予想価格が・・・

159,000USD(約17,500,000JPY)~204,000USD(約22,500,000JPY)

・・・・・・・・

終了。
チーン(笑)

いくらで落札されたのかは不明ですが、こりゃ無理だぁ~\(^o^)/
相当、個体数が少ないことの証ですね。

「黒のコサージュ」、物語の内容は敢えて書きませんが車好きの方には読んで頂きたい一冊です(^^)
(また齋藤氏はクラシック音楽にも造詣が深いようで文中に「社長はベッドの上でシェーンベルグの「浄夜」を聴いていた」などという行もあり、その他の名曲も出てきます)

この本を今日てにとったお陰で「知ってるつもり」の車の新たな良さやモデルの存在を知ると同時に、間違って覚えていた車の頭の中の修正が出来(笑)、「未知」の車だった車の成り立ちやエクステリア、メカニズムを知ることが出来ました。

最近は「電子書籍」が相当シェアを伸ばしてきているようですが、紙媒体は場所を取りますけど「ページをワクワクしながら捲る」という良さがありますね(^^)

あーこれ読んだら他の齋藤氏の本も読みたいよ~・・・・・・
なんで捨てちゃったんだろ(涙)


次の通院のときBOOK-OFF覗いてこよう(^^)

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また先日来、沢山の「イイね!」を頂き本当にありがとうございます\(^o^)/

皆様のお勧めの「自動車もの小説」がありましたらご教示頂けると幸いです(^^)

皆様Uターンは完了されたでしょうか?
完了された方々はお体をお休めください。
そしてこれからという方は道中、どうかお気をつけて。
ブログ一覧 | 徒然なるままに日常雑記(本) | 日記
Posted at 2017/08/16 02:47:53

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この記事へのコメント

2017年8月16日 9:12
おはようございます。
吉田茂は嘗てロールスを愛用していて、晩年はメルセデスW112 300SEを愛用していましたよね。2005年頃のメルセデスのCM「愛さずにはいられない未来へ
」でも写真が流れていました。
麻生太郎も吉田茂のメルセデスを引き継ぎ乗っていたものの、色々あって手放されたとのことですが、10年程前久しぶりにW112 300SEと再会しその綺麗さにびっくりしていたとか。

ルパンでシトロエン2CVというと「カリオストロの城」でしたよね。カーチェイスシーンが好きで何十回も観なおした記憶が(笑
まあ個人的にはトワイライトジェミニの秘密がエロくて最高なんですが(爆笑

五木寛之氏は「雨の日はクルマをみがいて」の他に「メルセデスの伝説」なんかも有名ですよね。五木氏は特にメルセデスが大好きで、後年W126 500SEを友人の黒澤元治氏に譲ったことがあるそうです。どうもベスモでメルセデスをベタ褒めするなと思っていたら、これの原因はコレでメルセデス党になってしまったようで(汗
その後黒澤氏も560→600と乗り継ぎ、W210が出た時は惚れ込んでしまい、ニュルにW210を持ち込んでテストし、その後、「黒澤元治ベストセレクションメルセデス・ベンツニューEクラス」というW210の本まで出版した程でした。当時はビデオ媒体で活動していた黒澤氏ですが、本を出版することは殆どなかったと記憶しています。当の本人も「魅力のあるクルマがなく、活字で伝えたいという情熱も失せていた」とのことですが、W210に乗って「こんなクルマを待っていた」「このクルマこそ理想」として、このクルマを分析して活字で伝えたいと思い出版したと書かれていました。
やはり作家というのは伝える力が凄いのでしょうか、あの黒澤氏をここまでメルセデス党にさせた五木氏は流石だと思いました。ちなみに五木氏もこの本で登場していますが、「もうW210注文したよ」と黒澤氏をビックリさせていました(笑
コメントへの返答
2017年8月16日 10:00
凰華さん、おはようございます(^^)
コメント頂きありがとうございます。

やっぱり吉田翁、ロールスも愛用していた時期もあるのですね(^^)
さすが元駐英大使(^^)v
吉田茂というと縦目メルセデスの印象が強いですが、さすがですね。

麻生さんの記事は新聞か何かで見た記憶があります(^^)
彼も相当の車好きと噂では聞いたことがあって昔、議員会館に仕事で行った時、車寄せにロールスのファントムが滑り込んできまして降りてきたのが麻生さんでした。
(その後ろに入ってきた黒塗りの「クラウン・セダン」の社○党の先生が可哀想になりました笑)
あの所謂「マフィア・ルック」姿ではありませんでしたが(笑)あんなかっこのおじさんがファントムから降りて来たらビビります(笑)

ルパン三世は「カリオストロ」でしたか。
他の作品でフィアットのチンク・チェント(後ろからエンジンがはみだした物)もありましたよね(^^)

五木さんの「メルセデスの謎」ってうろ覚えですが昭和天皇だかヒトラーのグロッサーメルセデスを主題にした話だったでしょうか?
これも昔読んだ記憶が・・・(違っていたらすみません)
それだったとするとこれもサスペンス仕立てでワクワクしながら読んだ記憶があります。
(これも本一斉処分の時に無くしてしまったようです涙)

黒沢元治さんというと「グラチャンレース」で鈴木誠一と風戸裕の二人が亡くなった悲劇の事で記憶しています。
確か「レーサーの死」という本で詳しく書かれていた気がします。
黒澤さんの心の葛藤、それにそのレースを一緒に走っていたレーサーの思いを当事者達のインタビューを交え「何故それは起きたのか」という事に着目した面白い本でした。
(長谷見さんだか星野さんだかが黒澤さんに殴りかかろうとした話や「彼を交えてあの時、あの場所を走っていた奴らで墓参りに行こう」というなら行く」という言葉等「重い」内容ですが読み応えがありました)

でもあの事故は黒澤さん1人のせいでは無いとあの本を読んで思いました。
あまりに勝利に拘り過ぎて各ドライバーが接近戦になりすぎたことがあの悲劇をもたらしたと。
(この本では福沢幸雄の「トヨタ7」テスト中の死亡事故の事も書いていますが、そちらはトヨタの企業体質や隠蔽工作を激しく糾弾しています。また風戸裕というレーサーが「サーキットの狼」の主人公「風吹裕矢」のモデルになった人物という事も初めて知りました)

そういう意味では黒澤さんも犠牲者の1人だと思っています。
事実上「レース」の世界から追放されてしまったのですから・・・

彼の車のテストは私もビデオで少し見たことがありますが分かりやすくて、ズバッと物事を言うので楽しかったですね(^^)

その黒澤さんをメルセデスの魔力に引き込んだのが五木さんだったとは(^^)

作家という職業は本当に凄い職業だと思います。
「活字」だけで「出来事」「風景」「心象」を読者に思い起こさせ、その世界に引きずり込むのですから(^^)

W210は今でも街でよく見ますね。
あの当時、正直いうと丸目に替わって余りの印象の変わり方に?だった記憶があります。
しかしスタイリングだけは図ることの出来ない魅力があったのは凰華さんの仰る通りでしょう。
そしてそのスタイリングも今見ると非常に合理的かつ「今見ても古さを感じさせない」スタイリングなのです。
やっぱり若い頃はあのスタイリングの魅力を理解できなかったんだなぁといつもW210を見る度に思い知らされます。
(もしかすれば161アリストを買ったのはエンジン性能等に惹かれた面もありますが、W210のような丸目四灯というスタイリングに憧れたせいもあったのかもしれません)

なんか凰華さんのお話を聞くと私もメルセデスの世界を覗きたい欲が増してきます(笑)
みん友さんでメルセデスにお乗りの方が結構いらっしゃって、そのブログやカーレビューを見ると尚更(笑)
でもBMWやアウディのみん友さんの記事を見るとそっちもほしくなっちゃったりして(^^;)

やっぱり国産しか乗っていないと「独車」の世界を一生に一度は覗かないと「車」を語れないかな?と思っています(^^)

今度、本屋に行った時「only Mercedes」とか「BMW complete」を買ってしまいそうです(笑)
それを見て乗った気になって我慢しよっと(笑)
2017年8月16日 10:09
齋藤純さんは少し読んだことがあります。
『黒のコサージュ』読んだような気もするのですが・・・忘れました(笑)
確実に読んだと記憶に残っているのは、
『百万ドルの幻聴』
『ル・ジタン』
『凍樹』
『モナリザの微笑』
『オートバイ・ライフ』
だったと思います。
頭の中で「佐藤 正午」さんと何故か取り違えて記憶している著作があるようで、???なんて思いながらではありますが・・・
 
 「自動車ものの小説」といっても思いつくものは少なく、
我らが俊ちゃんこと矢作俊彦氏の「マイク・ハマーに伝言」だとか
氏の短編集などが思い当たるほどです。
氏の小説には魅力的な車達が脇役で登場します。
というか、氏の小説なら何でもいいってタイプですのであまり当てにはなりませんが・・・(笑)

定番ですが「シトロエン・DS」が名脇役のギャビン・ライアル『深夜プラス1』とか、、

あと軽めだと、山崎憲治氏『ニッポンの外車生活』などは箸休めにww
漫画だと、西風氏の『GTroman』ですとか・・・(笑)
コメントへの返答
2017年8月16日 10:26
hangetuさん、おはようございます(^^)
コメント頂きありがとうございます。

そうです!齋藤氏の作品はそういう作品名あったと記憶してます(^^)
100万ドルの幻聴はジャズが主題、ル・ジタンは忘れました(笑)
モナリザの微笑はドラマにもなったような・・・(勘違いかもしれません汗)
あとは「銀輪の覇者」(だったかな)とか兎に角全部、私のツボだったんです。

なんでそれを捨ててしまったのか未だに理解不能です(涙)
貧乏性なので「Amazon」ならすぐに手に入るのでしょうがBOOK-OFFの「三冊100円コーナー」に無いかな?と物色してみたり、そこに無いと一冊100円コーナーに行って、そこにも無いと普通のコーナーに行っても無くて・・・
やっぱり最後はAmazonしか無いようですね(笑)

矢作俊彦さんの小説、実は一冊も読んだこと無いのですよ(小声)
なのでhangetuさんにご紹介頂いたので、今度読んでみようかな(^^)

西風さんの「GT roman」は全冊、これはどこかに取ってあるはずです(^^)
マスターのハコスカは勿論、ニヒルで喧嘩も強くて運転も一流、あれは憧れましたね(^^)

印象深い話はマスターのハコスカを常連の・・・なんていったっけ、あの準主役(汗)に貸したら当時最新鋭だった「R31スカイライン」に軽くあしらわれ、それを聞いたマスターが「Rよ・・・お前、ナメられっぱなしじゃ怒るよな」と言って山に向かうとR31のオーナーが「また出てきたか、ロートルよ。もうお前の時代じゃないんだよ!」と再び勝負するのですがマスターの運転するハコスカに軽くチギられる話・・・
あれは痺れました(^^)

車の漫画って「イニシャルD」とか「湾岸ミッドナイト」以来、何か出ているんですかねぇ。
(かく言う私、イニシャルDが終わっていた事をつい最近しりました汗)

やっぱり若い子達の車離れのせいなのでしょうか・・・
車の漫画見て興味もって欲しいですね(^^)v

あ、こんどは「車の漫画」をネタにブログを書こうかな(笑)
2017年8月16日 10:47
連コメ失礼します。
W210は登場時ベスモでも紹介されていますが、この中でも黒澤氏はベタ褒めしていました。下の動画10分36秒より
https://www.youtube.com/watch?v=xubIwqFrH8I
実は何回かW210で峠を攻めていますが、結構速いです。W124ではストラット式だったのが、W210は新型のダブルウィッシュボーン式サスペンションとラック&ピニオンを採用(ちなみに6kgの軽量化に成功しています)したため、回頭性が良いです(尚鼻先を軽くする為にヘッドライトもプラスチック製)。従来までのリサーキュレーティングボールは高速では重く中央がユルいために直進安定性は良かったものの山道ではそれがネックになっていましたが、W210では見事に克服しています。乗り心地は流石に現行のW213より多少劣りますが、路面の凹凸を大根おろしの如く潰しながら且つ滑らかに走る、所謂メルセデスライドという味でいえばW210の方が良いです。特に橋のつなぎ目でわかります。

スタイリングに関しては、私もデビュー当初はちょっと?でしたね。ただ、今になってみると色褪せないデザインで良いと思います。確か永年乗っても飽きないようにとデザインされたと記憶しています。
実は開発時W220やW221に通じるデザインやトヨタヴェロッサの元になったのではと思うくらいソックリなものもデザイン案の中に含まれていました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2717757/blog/39385290/
最終的には丸目で登場させることになりましたが、それまでは丸目とW221風のデザインの2本立てて販売する案もあったそうです。

16アリスト、私もNA 230psのタイプでしたが乗ったことがあります。低速でのトルクが細いのか案外W210 E320より遅かったものの、高回転型のエンジンで吹け上がりは良かったのです。バーンスタインさんのはV300ということでツインターボですからさぞかし速かったでしょう…羨ましいです。
コメントへの返答
2017年8月16日 11:39
凰華さん、コメント頂きありがとうございます。
早速、ご紹介頂いたYouTubeを拝見しました。

まずは・・・
ドライバーみんな若い(笑)

まぁ、それは置いておいてE320が当時で680万円。
それから見るとマジェスタが585万、クラウンが380万、セドリックのグラツーが404万。(センティアとインスパイアはモデルは無いので比較できませんが)

これを見るとメルセデスは20年以上前からその価格が殆ど上昇していないことが分かります。
逆に国産はこの20年で価格が相当上がったことが分かります。(現行マジェスタはエアサスやら木目等が退化したので一見安くなったように感じますが、それでもこのエアサス搭載の15系より100万円以上高くなっています。アスリートに至ってはほぼ200万円、グラツーも後継のフーガの3.7で150万、HVだと200万円近く上がっています)

装備やメカニズムが当時から見れば、格段に向上していることを割り引いてもメルセデスも同様な訳ですから「メルセデスの良心」をとみに感じました。
というか国産が高くなりすぎたのでしょうね。

コースアタック。
出だしこそ馬力の勝るグラツーが速いですが、コーナリング性能のあまりの違いに笑わされました(^^)

グラツーのとっ散らかり(あれ、タコ踊りなんて言ってましたね笑)やマジェスタの「お仕置き制御」(これまた懐かしい言葉)、コーナリング性能のあまりの違いに・・・
結局、ゴールしてみればエンジンスペックでは一歩譲るE320がトップですもんね(^^)v

エルク・テストを模した蛇行でも黒澤さんのべた褒めの意味がわかりますよ!
余りに違いすぎる・・・(^^;)

直線番長ならグラツーなのでしょうが、ワインディングに行ったらE320の圧勝でしょうし、グラツーやマジェスタがエンジンスペックで勝っていて直線番長だとしても高速域での心の負担はE320と比較したら全く違うものでしょう(^^)v
これほどわかりやすい動画、非常に参考になりました。

こんなのを観せられると益々その魔力に囚われますね(^^)

ヴェロッサ、これまた懐かしい・・・
トヨタでもこんなデザインできるんだ!とあれは驚きました。
「調コンサバティブ」なマークⅡと「イノベーションの権化」のような両車のスタイリング。
今思うとよくもまぁ、三兄弟はやめたもののあの二台を同時に出したものだとある意味関心しました(まぁ販売店対策の面もあったのでしょうけども)
そのマークⅡ、いやマークXでした(笑)もカムリに統合されてモデル消滅するというのですから時代の流れなのでしょうかね・・・

161はホント、速かったです。
GT-Rに乗ってから、その加速にびっくら仰天してしまったので、記憶は少し薄れていますが、プレリュードから乗り換えた時「なんじゃこりゃー!(松田優作風)でした(笑)
あの頃は「悪名高い」280PS自主規制があって各社ともトルク増強の方向でしたが46Kg-mの加速は4ATとか今から見たら非常に古臭いメカニズムを割り引いても、今まで乗った車の中ではフーガHVのモーターアシストを加えたフル加速と同じ位速かったと記憶しています。(フーガHVの方はアリストより若干ジェントルでしたが)

ただブレーキがホント、ダメでしたね。
フロントは片持ち2ポッド、リアなんてアルテッツァと共用でしたから・・・
「速いけど止まらない」車でした。それと「お仕置き制御も」(^^;)

161アリストもW210同様、今見ても古さを感じさせないスタイリングですね。
あぁいう車に今の若者たちには乗って欲しいのですが・・・
2017年8月16日 11:05
おはようございます。
上の方が書かれていますが、五木氏がメルセデスに収まるまではかなりの車遍歴を経たほうでほぼ毎年乗り換えてました。「雨の日には...」に描かれた車が何故生き生きとしているかはソレで分かります。赤いサーブ900ターボ16の頃は特に気に入ってCMのモデルにまでなったのはマニアには有名な話。その頃は東横線横浜近辺の某駅前のマンション住まいで、たまに市内でサンルーフを開けたライオンヘアに黒サングラスの氏の4ドアセダンに出会いました。一人乗りがほとんどなので執筆のストレス発散が主用途だったのでしょう。そう言えばパッシングがその頃のサーブ乗り同志の挨拶でした(今はしませんよ)。昔調べたら当時年間100台前後の販売数でしたのでめったに路上で出会う車種ではありませんでした。
96は93~96シリーズの最終形態で私的には2スト車の印象が強いです。モンテで勝ったこともありますが、FMCして豪華になった99が後の900の系譜に繋がります。
横やり、失礼しました。
コメントへの返答
2017年8月16日 11:53
SamSさん、こんにちは(^^)
コメント頂きありがとうございます。

五木さんって本当に「カーキチ」(懐)だったんですね(^^)
だからあの名著「雨の日は~」が生まれたのですか!
やっぱり色々取っ替え引っ替え乗っているとその車の良し悪しが分かってきて題材に出来るのですね。
羨ましいなぁ・・・
私もなんか小説書いて一発当てて、五木さんのようになりたいです(笑)

サーブのCMは知りませんでしたし、あのライオンヘアの実物を見たことがあるとは貴重な経験をされましたね(^^)
五木さんってダンディで同じ車好き作家でも北方謙三さんのような「無頼漢っぽさ」とはまた違ったカッコよさがある方です(^^)

サーブのパッシング挨拶、いいですね(^^)
そういう同じ車同士のコミュニケーションって最近、減りましたよね。
たまにGT-RだとR32を始めとする第二世代や私と同じ第三世代でお互い手を上げるなんてこともありますが、昔みたいに例えば「前方ネズミ捕り注意」のパッシングなんて見なくなりましたし・・・

サーブはもっと売れている印象があったのですがそれしか売れていなかったとは(涙)
その販売台数では同じ国のボルボに完敗と言ってもいいですね。
当時のボルボ(今のモデルも(汗)も乗ったことがありませんし、サーブも結局乗ることが出来なかったので比較できませんが、ボルボから見ると安全面等で劣っていたのでしょうか・・・

あの細身ながらもハイデッキの嚆矢となってであろう独特のスタイリング、今でも忘れることが出来ません。

サーブやオペル(特にセネターなんて好きでした)、車は良い車だったと思うのですが「売れる」ためのワンポイントというか「華」が欠けていたのかもしれませんね・・・
2017年8月16日 12:17
再度の連コメ失礼します。
最近の若者は車に興味ないですよねぇ…。職場に20代が3人いますが、私がメルセデスを布教?して実際にメルセデスを購入したのは1人のみ(W210 E320AVG)です。他の2人は乗れればなんでもという感じで、最近の若者っぽくアニメやゲームの方に興味津々でこの前はエロマンガ先生というアニメを教えてもらいました。確かに沙霧ちゃんは可愛いですが、ウチの長門さんとエヴァちゃんの方が(ry
後輩にも度々アタックしていたら先日W210 E240を契約してきました。今週末には納車されるようで、私もwktkしています。
コメントへの返答
2017年8月16日 12:41
凰華さん、コメント頂きありがとうございます(^^)
ホント、なんで今の若者は「クルマ」に興味を失ってしまったのか・・・

魅力的なクルマが無いからなのか、クルマ自体が高すぎるのか・・・
「持つ必要が無い」とか「公共交通機関で十分」とか「どうしても必要な時はレンタカーやカーシェアリングがあるし」という声を聞きますが、自分であれこれと悩んで車選びをしてそれを所有すると喜び。それが分からないのでしょうかね・・・
私なんて「駆け抜ける喜び」とか「喜び組」なんて大好きな言葉ですよ(あ、意味が違った笑)

私のGT-Rの前オーナーのドクターも言ってました。「最近入ってくる若造達って車にまったく興味ない。俺達の頃はバイトして買って、医者になって安月給の時も買ってある程度もらうようになってもまだまだ欲しい車あるのに」と。

エロマンガというと昔流行った地名で「エロマンガ島」とかありましたよね(^^)
あとは「スケベニンゲン」とか(笑)

やっぱりスマホとかゲームとかあっちの方が今の若者達は面白いのですかね・・・
入院している時に携帯ゲームやっていたら若いドクターがたまたま同じゲームをやっていて「いくら位課金してますか?」って聞かれたのですけど「一円もしてないよ」っていうと「僕は毎月5万位してますね~」と。

まぁ人の価値観はそれぞれですけど「ゲームのデータ」という「無象の物」に毎月5万円も突っ込めるという事に驚き、今の若者ってやっぱり価値観が違うなと実感させられました。
毎月5万円払うならローンで車買います(笑)

そういう意味では凰華さんの布教で後輩さんがW210を買ったというのは私からすると「よくやった!感動した!(by小泉さん)」です(^^)v

でも・・・・・
ちょっと「エロマンガ先生」、気になるな(笑)
2017年8月16日 13:00
こんにちは!

小説ではなくて映画ですが、30年近く前にフランシス・フォード・コッポラ監督の「タッカー」を見た事を思い出しました。

吉田茂元首相の愛車だったロールスロイスは現在も動態保存されています。
http://www.wakuimuseum.com/home/cars.html
私も先日見学しましたが、80年も前の車とは思えません。一見の価値有りです。
コメントへの返答
2017年8月16日 13:46
F☆norickさん、こんにちは(^^)
コメント頂きありがとうございます。

「タッカー」!私も観ました!
ヘッドランプが曲がる方向を照らすシステ(今のAFSの元祖ですね)が物凄い印象に残っています(^^)v

確かビッグ3がそれに危機感を覚えてタッカーをだまし討ちみたいな事をしていた気がします。あれを観たのも子供の頃でしたが「ビッグ3」に憎悪の念を抱きました(笑)
(拙ブログ「白い巨塔を観て」のように今観たら違う感想になるかも汗)

吉田翁のロールスが動態保存されているとは・・・
それに白洲次郎の車まで、それも2台も!
(第一中学生(旧制ですから高校生)で車なんぞ持つとは!欲しがりません!勝つまでは!あ、時代が違うか笑)

HPを拝見して「店主」様のご挨拶がいいですね・・・
「ロールス・ロイスとベントレー専門の小さなお店を始めました。それ以来、私の後半生はこのふたつの車に毎日関わり、学ぶ日々が続いております」
まさに、こんな人生を歩みたいと思いました。

ミュージアムは埼玉の加須にあるのですね。
東北道で一本、これは行きたくなります!

車も勿論なのですが、この店主様と一度お話してみたいものです。
とてもロールスやベントレーは買えませんが・・・(笑)
2017年8月16日 20:24
こんにちはレニー

自動車が登場する小説で、私がすぐ思いついたのはアイザック・アシモフの「サリーはわが恋人」。
みなさんが紹介しておられるような、実在の車が出てくる格調高い小説じゃないけど、先日トヨタの社長がコモデティではなく「愛車」と言っていたのを思い出しつつ読むと、未来においても車がそういう存在であってくれたらいいなと感じる話です。
コメントへの返答
2017年8月16日 20:41
山爺さん、こんばんわ(^^)
コメント頂きありがとうございます。

アシモフは全く読んだことが無くて、山爺さんに紹介してもらい読みたくなりました。

SF物は中々食指が動かなくて(汗
精々読んだ所ではフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」と「高い城の男」くらいで・・・
「電気羊~」は映画「ブレードランナー」の原題ですし「高い城~」は第二次大戦で日・独が勝利していたらという歴史改変ものです。

アシモフもSF作家では最も有名な存在と言ってもいい人ですから、一度は読んでみなければならないですね(^^)

未来の車、どうなっているのでしょう・・・
もしかすれば「車輪」で転がるものではなく「エア・カー」が本当に実用化されているかもしれませんね(^^)v
2017年8月16日 21:24
こんばんは。帰って来ました♪( ´▽`)
う〜む…ベスモ‼︎何とも懐かしい♪
W210、あの頃はコストダウン云々
アレコレ文句言われたモンですが
今の目で見て乗っても 全然イイ感じな
素敵オヂサン車だとオススメし〼‼︎w
個人的には213より…(自己規制w)

五木氏のSAAB…当時 西武さんが広告?
起用してたのを思い出しました。
手持ちCG表紙裏?探せば出て来るかナ?
あとで画像、上げてみ〼ネ。
コメントへの返答
2017年8月16日 21:56
キドニーパイさん、こんばんわ(^^)
コメント頂きありがとうございます。

ベストモータリング、今でもDVDとかあるんですかね(^^)

メルセデスを数多くお売りになったキドニーさんからそのお話を伺えると、更にW210の良さが伝わってきますね。

凰華さんに教えて頂いたYouTubeの映像を見て、ほんと当時の国産とメルセデスの違いに愕然とさせられましたよ(^^)

セドリックの直線での豪快な加速から、コーナーでの腰砕けやマジェスタの「お仕置き」等など(笑)
それと「ドリキン」(これも懐かしい響きですね)がよりによってFFのインスパイアというのも(^^;)

上でも書きましたがメルセデスの価格が20年前と殆ど変わっていないことの新鮮な驚きでした。
てか、ホント、国産が高くなったんですねぇ・・・

SAABは本当に懐かしい車です。
サイドブレーキの横にイグニッションがあったのは何故だったのか未だに分かりません(笑)
ピーシーアイの前は西武自動車でしたね。
今でも西武自動車ってあるのかしら・・・

昔の車のCM集をYouTubeで見ていたら5シリーズ(E34)のCMがあって、その最後に「ご用命は村内外車センター、メトロポリタン・モータースへ」というのを見て時代を感じた次第です(^^)

それと「9月14日脳外科医ジョージ・トーマス レクサスES300を購入。日本名ウィンダム!Are you WINDOM?」が何故か子どもたちで流行ったこととか(笑)

昔のCM、車の良さを前面に出したものが殆どでしたね。
SAABのCM・・・・
覚えていません(笑)
2017年8月16日 22:35
再コメ失礼致しマス´д` ;
ベスモのサーキットバトル
初代ムーヴDOHCターボの速さ…
アレって広報チューンし過ぎデショ笑

SAABは95の2.3t位しか乗った事
(もちろん御客様の車で)ナイけれど
アレもイイ感じな車だったなァ…
しなやかで優しい肌触りと言うか
オトナびた世界がカッコ良かった。

個人的にはFWDの高級セダンなんて…
と当時 思ったモノですが´д` ;
まさかマークⅡ(…トヨタ様death笑)
系列が引導を渡される日が来るとは…

…何気に現行ES350?
Hawaiiで見るとカッコいいんすケドね…
コメントへの返答
2017年8月16日 22:49
キドニーパイさん、コメント頂きありがとうございます(^^)

初代ムーブのアタックなんてあったですね(^^:)
よくまぁ横転しなかったものです。

広報チューンってやっぱりあるんですね(汗)
その広報チューンした車両をディーラー物として流通しませんかねぇ(^^)

SAABはあの独特のエクステリアが好きでした。航空機の技術から生まれた~みたいなキャッチに痺れた記憶が(^^;)

FFの高級セダンって・・・と私も思ったのですがトヨタはクラウンだけになってしまうのですから時代の流れというものは・・・

トヨタはFRで6気筒以上が欲しい方はレクサスへどうぞという事なのでしょうね。

現行ES、私もイイと思います。
あれをISとGSの中間で出せば売れる・・・と思うのですが価格的にGSとバッティングしそうですから厳しいですかねぇ。

その昔の「アバロン」とか「プロナード」を思い出しました(^^)
プロナードのベンチシートは中々の衝撃でした(^^)
2017年8月17日 0:02
こんばんは~・・・。

楽しく読ませていただきました。

私も「ファセル」という車は記憶にありませんでした。

そう言う意味でとても新鮮でした。

それと長文のBlogを書く人が居ることにほっと一安心というか、嬉しくなったのです。

自分も長いBlogを良く書いてしまうので、読んでもらえないかな?といつも諦め気味ですが、長いBlogでもこうして画像が入っていれば随分と印象も違って、文字だけの文より読みやすいですね・・・。

読書が趣味のせいだけではないと思いますが、読みやすく正確な文章にも書き手の人柄が感じられて、素晴らしいと感じました。

読書・・・、ここ50年ほどはあまり読まなく無くなってしまった私ですが、10代の半ばから後半にかけて沢山読んでいた時代がありました。
殆どが哲学や思想の本で小説の様な本は「カラマーゾフの兄弟」と「ツアラトストラはかく語りき」と「嘔吐」ぐらいかもしれません・・・。
カラマーゾフの兄弟では「神がいなければ全てが許される」と言うイワンの言葉は「神は死んだ」と言う超人へ繋がり、サルトルの実存主義でキリスト教の否定は完結したのだろうか?・・・。

その辺りから私はあまり本を読まなくなってしまいました。

近年、家内が読書好きなので、家内の読む本を少し借りて読むくらいです。
車が出て来る小説となるとあまり記憶が無いですが、やはり10代で読んだ大藪晴彦のハードボイルド小説「全開で飛ばせ」ぐらいしか思い出せません・・・・笑。

疾風や紫電改などの戦闘機が大好きで、パイロットにあこがれて、14歳の時に人が乗れる飛行機を設計しようと図書館通い、果たせない夢は自動車の設計に向き、FJ1600というフォーミュラカーの設計へ、そこでも資金難と力不足で挫折・・・・そうして機械設計の仕事をするようになりました。

自動車はそんな訳で少しは詳しい方かもしれませんし、今後もメカニズムのことや制御技術などは興味があるので今後も書いてみようと思っています。
それと、走るのも好きで、よく走行動画を撮ってきますが、走行動画専用の車載ジンバルの設計をしたので作って見ようと思っています。

自分のことはこれくらいにして・・・・。

Blog記事を楽しみにまた読みに参ります。
コメントへの返答
2017年8月17日 0:31
銀河遼さん、こんばんわ(^^)
コメント頂きありがとうございます。

「ファセル」という車の存在はこの「黒のコサージュ」で知りました。

久方ぶりにこの本を読んで「みんカラ」を始めていたこともあり、これはネタになると思い調べてみた次第です(^^)
このようなオリジナリティ溢れる車だったとは新鮮な驚きとともにまた頭の中に1つの引き出しが出来たと思うと嬉しいです(^^)

私は文を纏めるのが下手で話は脱線しまくり、まるで足回りのプアな車のようなとっ散らかりまくりです(笑)

銀河遼さんのブログを拝見しましたが示唆に富む内容で読みいってしまいました。

本とCDだけは私の生活に無くてはならないものの1つとなっています。
小説からゴシップ誌まで、こちらもとっ散らかりですが(笑)

「ツァラトゥストラはかく語りき」というとニーチェのものよりリヒャルト・シュトラウスの交響詩の方が先に来てしまうのはクラシックオタクの性でしょうか(^^)

大藪春彦さんの「ハードボイルド」物は昔、読んだ記憶があります。
高校時代「読書の時間」というのがありまして、私の高校は妙にエキセントリックというか変なのが多くて私の大藪氏の作品は国語の教師から「ほぉ、お前はバイオレンス作品を読むのか」と言われた記憶が鮮明でそれから大藪氏=バイオレンスという図式が成り立ってしまいました(笑)
それでもまだ私はマシな方で「団鬼六」を読んでいる奴すらいました(^^;)
そいつはボッシュートでしたが(笑)

私もメカニックな所は全く疎いのですが戦闘機や艦船は今でも好きです。
大戦時ですと「震電」の前翼形状や、中島の「橘花」、ドイツの「トリープ・フリューゲル」の先進性、ホルテン229の「B-2」の前身のようなスタイリングが好きです。

FJ1600のマシン開発に携われていたとは私から見ると凄い経験をされていると思いますし、私ごときがお話していいものかと思いました(^^;)

自分の車のカスタマイズ欲が最近は湧かなくなってしまい、自分の車の事を書くネタが中々ありませんので、車にまつわる話や音楽、本、テレビ等とっちらかりブログで、更にはメカには疎い私ですので、様々これからご教示頂けると幸いです(^^)v
「こいつわかってねーなー」と温かい目でみてやってくださいませ(^^)

私も銀河遼さんのブログ、楽しみにしております(^^)v
2017年8月17日 0:26
再々コメ失礼致し〼m(_ _)m
広報チューン疑惑?いにしえの頃より
色々と記事を目にしたモノですが
今の御時勢さすがにナイのかなぁ…
国産サンだと公差の範囲で…カモですが
私たち舶来ものですとマジでストック状態?
MBでも今の職場でも日本法人サマの広報車
それこそ雑誌掲載された奴そのものを借り
御客様デモに供用した事ございますが
販売車両と印象に変わりなかった気がし〼w

先日に至っては某コンパクトFRマシン
○○周年な東京ナンバーの元広報車?
ウチの会社の中古車部で販売してた気が…笑
コメントへの返答
2017年8月17日 0:43
キドニーパイさん、コメント頂きありがとうございます(^^)
やっぱり広報チューンって実在したのですね
(^^;)
バランス取りを販売車より入念にやっているとか、圧縮比を下げているとか(笑)

でも現在のようにネット社会になるとそういったことも難しいのかもしれません。

やっぱり広報車や雑誌掲載用車両なんかは「新古」や「極上」のような形で販売されるのでしょうね。
それを狙うのもありだな~(^^)

みん友さんのブログでつくばアタックだかで使用したM2が認定者で売りに出されているのを見ました。
お、ひょっとしたらイケるんじゃね?とおもったらそこは「M」689万円でした(涙)
Rを売って買うというのも手ですかねぇ・・・

でももっと「BMW」や「メルセデス」「アウディ」に乗っても恥ずかしくないと自分で思えるまで我慢します(勿論、先立つものとの相談が一番なんですけどね笑)

新型Z4(Z5?)のティザーが開始されたようで、ちょこっとそのスタイリングを公表していましたが、かっこよさそうですね(^^)
兄弟車になるという話の「スープラ」を買うなら「Z4」の方を買います\(^o^)/

2018年7月10日 0:39
初コメ失礼します.
ファセル・ヴェガは私の中学〜高校生時の憧れのクルマでした.
その優雅なスタイルは,当時の日本の状況からはまさに別世界でしたね.
今回その実車がパリで走行しているのを見る事ができました.
年甲斐もなく心が騒ぎましたよ.
素敵なブログを上げていただいて有り難うございます.

プロフィール

「DIY考~長年のブランクが通用するか~ http://cvw.jp/b/2783642/41040549/
何シテル?   01/30 03:26
バーンスタインです。よろしくお願いします。 HNは20世紀を代表する指揮者で大作曲家でもあるレナード・バーンスタインから取りました。 当然、車と同じ位、...
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