フェラーリがとうとうこういうビジネスをするようになったのが驚きです。同じボディに違うエンジンのバリエーション・・・・。大衆車メーカーだったらこれは許されるかもしれません。メルセデスのSクラス(ロングとショートの違いはありますが)は V6、V8、V12エンジンポルシェのカイエンは V6、V8アウディのR8は V8、V10どれも同じ見た目でエンジンが違います。しかし、ランボルギーニはこんなことをしていませんし、フェラーリもこんなことは今までしませんでした。かつての208GTシリーズはイタリア国内だけの販売ですし、時代背景も違います。これはある意味、GTC4Lussoの廉価版。エンジンをv8ターボに格下げして、4WDをFRに簡素化して、しかし価格差は500万円です。これに3,000万円出すのであれば、あと500万円追加して12気筒を購入するのがほとんどの人ではないでしょうか。フェラーリのV8とV12はあらゆる意味で全くの別ものです。車好きの憧れであるフェラーリにはこんなビジネスはしてほしくありませんでした。がっかりです。こんなの全然Lusso(贅沢)じゃないし。