HKS HIPERMAX Ⅳ GT  

3000kmほど走って馴染んできたのでレビュー。

正直入れ替えた当初は、
「うわ、ヤッワ！バネレート変えて出荷して貰えば良かった！！」と思った。
吊るしの減衰15段戻しやとそんぐらいソフトに感じた。
※これに関しては以前の車高調がTOP SECRET SUPERDAMPER（12kg/10kg）だったせい
※HKSは出荷時バネレート変更無料

というわけで「あーこれならSPにすれば良かったわー」とか思ってたんですが、距離を稼いで減衰イジってみると好みになったので書く。最終的にはF20段/R18段で落ち着いた。

先ずアッパーマウント。
これまではピロアッパーやったけど今回はラバーブッシュなので不快な音がしなくてよい。
家族も乗せるファミリーカーとしてはこれを重視。
あと車齢も重ねたクルマなのでストラット周辺への負担が軽くて済むのも。

次にバネレート。
これは今でもやっぱりもうちょい高くても良かったか、と思うけどまぁ許容範囲。
都営サーキットでちょい踏みする位ならロールの出方は問題なし。
ただ、サーキットで真面目にラップタイムを求めるとキツイやろなぁ。吊るしのバネレートはそんな感じ。

最後に減衰。
まぁやっぱココがキモで、最初は100km巡航でギャップを往なした後の収まりがマジでクソと思ってたけど、色々試して結果的にベストなところを見つけられた。自分好みなポイントを探るべく辰巳Pで繰り返し硬めたり戻したりやってみた。
ただ走れば走るほど減衰力は変化していくので、今後距離を重ねた時にまた調整は必須。

とまぁ色々書いたけど、全体的な感想としてはダンバーが良く動いてるのはメッチャ解る。
サーキット系の車高調とは一線を画した乗り心地。一応店曰くサーキット行っても大丈夫とは言ってたけども。

実勢10万円ちょいなので、この位なら使い捨てと割り切れる金額設定なのもよき。
工賃（アライメント調整も）含めても15万でお釣りが来てしまった。まあモデル末期やから安いわけやけどｗ