スタビリンク 交換(リア左右)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
先日フロントのスタビリンクを交換したのでこれを機にリアも交換しました。
先人方々の整備記録を参考に自分も後人の方々に記録を遺します。
※助手席側リアを撮影しています
スタビリンクはNK製を購入。純正より微妙にハウジング経が大きくなっていました。
・NKリアスタビリンク
(純正品番 33509803515 / 33509803516)
※左右で向きが異なるので品番違いに注意
2
リアはスタビリンクまでのアクセスに時間が掛かりました。
黄緑矢印をスパナで抑えながら赤丸13mmボルトを2個外せばキャリパーが外せます。外したキャリパーはブレーキホースに負担がかからないように適当な台座に置いときました。
※取り付け時の締め付けトルク34Nm。
ブレーキパッド、パッドセンサー(運転席側リア)を外す。
3
キャリパーサポートは裏側にある青丸の11mmボルトを2個で外せます。
※締め付けトルク65Nm。
4
※ブレーキキャリパーが写っていますが外す前に撮影したためです。黒バツしておきます。
黄色丸の六角6mm凹ボルトを外せばディスクローターが外せます。
5
ディスクローターカバーはピンク丸4個の10mmボルトで外せます。
これでやっとスタビリンクにアクセスできます。
6
スタビリンクの取り外しはフロント同様にナットが共回りするので、六角5mm穴をを抑えて16mmナットを回して外す。
7
※下側のナット外しは特殊工具や薄型スパナが必要になります。自分の外し方は後戻りできない邪道なやり方なのでなんかやってんな、、、の参考程度に。。(_ _)
下側のナット/ボルトはフレーム中の奥に付いており、上側のように六角で共回りせずに外す事はできず、スタビリンク内側のナットを抑えながら外側のナットを外すことになります。
そもそも純正ナット自体が特殊形状でナットフランジ耳が丸くなっており下側は一般的なスパナでは大きくて掛からないので薄型スパナが必要になります。
薄型スパナを持っておらず、ここまで分解してるのもあって買いに行くのも手間が掛かるので手っ取り早くボールジョイント部分を破壊する事にした。
まず上側を外した状態でスタビリンクを力一杯に横に倒して下側のボールジョイント部分を無理矢理外した。←フライドチキンの関節を外す感じ(^_^;)
スタビリンク本体は外れたもののボルトはまだ車体に残っている状態。ボルト頭のグリスを拭いてパーツクリーナーで脱脂。
画像のようにプライヤーでボルト頭を力一杯掴んで共回りせずになんとかナットを回せるようになりました。←プライヤーの握力が足りず滑って空回りする場合はブレーキセパレーターなどを使ってプライヤーの持ち手部分を力一杯挟めばいいと思います。
薄型スパナや特殊工具なんてそう都合良くあるもんじゃなく、素人の車触ってますレベルの工具類じゃまず詰みます。。ネットにR系の交換を載せてる人多いけどこの部分カットしてる人ばかりで皆さんどうやってるのか気になりました。
8
左右でスタビリンクの向きが違いますが、取り付け時の上下でも向きがあるので注意。少し横に向いてるのが下側になります。
画像のように内側をスパナで抑えて15mmナットを回せば取り付けできます。
締め付けトルク56Nm。
9
逆の手順で戻していきますがブレーキキャリパーピストンが押し出されて戻せないので、ブレーキフルードのリザーバータンクの蓋を開けて量を確認しながら形状が合うブレーキセパレーターを使ってピストンを押し戻す。
画像右上のサイズ形状のセパレーターで戻しました。←Amazonに安く汎用品の物が出ています。
10
〜交換後〜
外したスタビリンクはぐにゃぐにゃで機能していなかった。
交換後の走りに至っては前後変えているので別車種のように乗り心地がマイルドになりました。今まで一つのタイヤに衝撃がくると車体全体が揺れて変な突き上げ感があったのが殆どしなくなった。
そこまで高い部品でもないので長年変えられてない方はリフレッシュされても良いかと思います。
スタビリンク変えるだけなのに結局あれこれやってたら2時間超かかってしまった。。
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