自作ショートアンテナの作り方
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お手軽アンテナの作り方です。
本格的に設計するなら、アンテナの短縮率を計算してディップメーターで共振点を求めつつ切ったり貼ったりのカット&トライを繰り返すわけですが、受信専用なので全部忘れて適当にでっちあげます(^^;
材料は、まずコレ。
ホームセンターで売っていたエナメル線をチョイス。
良伝導体ならなんでもOKです。
2
一番悩んだのがアンテナの心材。
円柱状でしなやかな弾力があって、電気を通さないもの……。
そんな都合のいいものを求めてダイソーを徘徊していたら
見つけました!
アンテナにするために作られたんじゃないかと思うほど
バッチリ条件にあった材料がコレ。
ホットボンドのグルースティック(笑)
コレを見つけたとき、思わず声を上げてしまいました(^^;
3
コネクタは前回購入したアンテナキャップことネジを流用するとして。
あと必要なのはアンテナのカバーですね。
この材料は最初から決めていました。
またもやダイソーで買った10mmφの熱収縮チューブです。
4
さて、エナメル線を適当に切ってグルースティックに巻きつけます。
長さはたぶん170cmぐらいだったと思うのですが……測ってさえありません(^^;
線の巻き方ですが、巻き始める前に先端部分をテープで固定してから、線同士が密着するように巻きます。
巻き終えてから全体に均一になるように整えると仕上がりがキレイです。
最後もテープ(スコッチテープが丈夫でキレイに仕上がります)で止めてみました。
5
コネクタ代わりのネジも簡便にテープで接着。
強度的にちと不安が残りますが、これも実験のひとつ(笑)
給電部はネジに付属のナットで線を締めこみます。
挟み込む部分のエナメル線の被覆をサンドペーパーかナイフなどで予めはがしておくことを忘れずに。
この後、巻きが乱れないようにエナメル線全体をスコッチテープで固定しました。
6
最後に熱収縮チューブを少し長めに被せて……
7
ドライヤーでキューっと収縮。
心材が熱で溶ける物質だったので、少々加熱も腰が引け気味(^^;
チューブの表面がデコボコでカッコ悪いですね。
気を取り直して、不要部分をハサミかナイフでカットします。
この収縮チューブも強度を保つ重要なパーツですので
ネジを覆った状態でカットしてください。
8
完成したアンテナ。かなりボヨンボヨンです、カッコ悪いです。
近くでマジマジと観察してはいけません(笑)
見た目はともかく、性能はまあまあ納得のいく仕上がりです。
製作時間30分。材料費もアンテナ1本あたり90円ぐらいでした。
あとは耐久性がどうかですねー、1年持てば上出来かと。
壊れたらまた作ればいいし(^^;
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