CTEK CTEK MXS7.0JP
前車からの引継ぎ品です。
アイドリングストップ機構対応バッテリーのメンテナンスは新車時からすべきかな!と。。。
■アイドリングストップバッテリー
運転中、アイドリングストップバッテリーは常時充電されているわけではありません。車が常にバッテリー状況を判断しながら充電を制御し、ガソリンの節約に励んでいます。
このおかげで過充電を避けることはできますが、これだとバッテリーの充電が足りず、常に充電状態が低いため、電解液の成層化が起きてしまいます。
また、アイドリングストップバッテリーを従来の自動車用充電器で充電した場合、14V台の電圧で捕充電をし始めの頃は100%充電となっても充電終了後比較的早く12V台まで下がってしまいます。液比重が変化しないため、充電不足になり、成層化現象が進行しバッテリーの劣化に繋がります。アイドリングストップバッテリーの特性上、従来の自動車用充電器の充電電圧よりも高電圧を与えないと液比重が均一化されないのです。
これを解消するために、充電の後半に15V台の電圧をかけることでバッテリー内の電解液を撹拌させ、成層化を解消させることが必要です。これはCTEKのリコンドモードで行うことができます。
バッテリーが100%充電状態でない最初の頃はリコンドモードを使って捕充電します。走行後にリコンドモードで充電することを何度か行うと、常に100%を維持できるようになります。そうなれば、通常のノーマルモードでの走行後充電で十分です。その後は適宜走行後補充電を行い、半年〜1年毎にリコンドモードでバッテリーを回復させてあげましょう。
常にバッテリーの充電状況を把握しておくために別途CTEK Battery Senseの装着をオススメします。
《実例》
【バッテリー/CTEK】バッテリーメンテナンスの効果
https://minkara.carview.co.jp/userid/2858905/blog/47531507/
■CTEK MXS7.0JPによる8ステップ充電
マイコン制御による電圧・電流ダブルコントロール
①デサルフェーション
過放電によりサルフェーションが進行している場合に作動します。電流・電圧パルスを送り、鉛極板に生成されたサルフェーションを分解し、バッテリー容量を回復します。
↓
②ソフトスタート
バッテリーが充電を受け入れられるかテストします。このステップを行うことで、破損バッテリーへの危険な充電を防止できます。
↓
③バルクチャージ
急速充電のフェーズです。最大電流でバッテリーに負荷をかけることなく、80%程度まで一気に充電します。
↓
④吸収・浸透充電
規定電圧を保ちながら、徐々に電流を絞って、丁寧に充電を仕上げます。
↓
⑤分析
バッテリーが充電を保持できるかテストします。充電を保持できないバッテリーは交換する必要があります。
↓
⑥リコンディション
Recondモードを選択すると、このステップが充電プロセスに追加されます。電圧を上昇させ、適度な過充電状態にしバッテリー内で制御された範囲でガスを発生します。成層化されたバッテリー液は、ガスにより対流、撹拌され、バッテリーの充電能力を回復させます。
↓
⑦フロートメンテナンス
規定電圧を保つことで、バッテリー電圧を最高レベルに保ちます。
↓
⑧パルスメンテナンス
バッテリー電圧が12.7Vまで下がると、14.4Vまでパルス充電を行い、常に95〜100%の充電状態を保ちます。接続している限り、バッテリーを監視し、放電するにつれて必要量の充電を行い、満充電を維持します。
毎日、補充電することで、
①ディサルフェーション
→②ソフトスタート
→③バルクチャージ
→④吸収・浸透充電
→⑤分析
の工程が直ぐに遷移するようになります。
⑤分析の後(⑥リコンドは、リコンドモードを選択している場合のみ実行され)、⑦フロートメンテナンス充電となります。
⑦フロートメンテナンス充電は、13.6V 7Aを維持します。⑦フロートメンテナンス充電が連続10日続くと、⑧パルスメンテナンスに移行します。
⑧パルスメンテナンスは、 12.7Vまで下がると14.4Vになるまで充電し、14.4Vになると停止します。⑧パルスメンテナンスは12.9Vから14.4Vで、7Aから2Aに制御されています。
■CTEKの充電モードについて
●NORMALモード
温度は+5℃から+50℃
14.4V 7A
●AMGモード(AMGモードはAMGバッテリーや寒冷地で使用)
温度は-20℃から+5℃
14.7V 7A
●RECONDモード
温度は-20℃から+50℃
15.7V 1.5A
アイドリングストップバッテリーや少し劣化したバッテリーで使います。NORMALモードの①〜⑤を一通り実行して、⑥RECONDモードに遷移します。その次は⑦フロートになります。
15.7V 1.5Aで30分から4時間要します。
●SUPPLYモード(車のECUのバックアップ電源)
温度は-20℃から+50℃
最大で13.6V 7 A
■CTEK MXS7.0JP
https://www.amazon.co.jp/dp/B00SWP95J2/
以下の2パターンを想定して、どちらでも対応出来るよう準備を進めています。
●車外で接続するパターン
《同時購入品》
■CTEK(シーテック) コンフォートコネクト エクステンション2.5 WC56304(Amazonで購入)
https://www.amazon.co.jp/dp/B074Z1LS2G/
■ウォルボックス(鍵付)(プラスチック製防雨ボックス)屋根付〈ヨコ型〉
カーポート近くに設置し、CTEK Battery Charger MXS7.0JP本体が濡れないように保護します。(モノタロウで購入)
https://www.monotaro.com/p/4953/8913/
■延長コード スイッチ付き 防水 防雨型 防錆ネジ 1m
CTEK Battery Charger MXS7.0JP本体には電源スイッチがなく、MXS7.0JPのプラグを刺したときにバチッとなるのを防止。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08SL7RM91/
《取付時に購入》
■エーモン(amon) 配線止めマウント (耐熱・耐候素材66ナイロン採用) VHB両面テープ付 貼り付け用 2953
https://amzn.asia/d/7giYPY7
■エーモン 配線バンド (高耐久性素材11ナイロン採用) 100mm 2950
https://amzn.asia/d/h9MJJSr
■エーモン 配線チューブ 5φ 2m 1115
https://amzn.asia/d/3DHClJZ
5φにしましたがキツキツだったので、7φまたは10φがおすすめ。
想定手順
《事前作業》
①「アイレット」のコネクターに付属している防水キャップを「エクステンション2.5」のコネクターに移設しておく。ゴムがかなり硬いので移設は大変な作業になりました。
②ボンネットを開け、「アイレット」をバッテリーに接続。
③「アイレット」に「エクステンション2.5」を接続し、「エクステンション2.5」のコネクターをフロントガラス方向に引き出し、ボンネットを閉める(コネクター部分のみを露出させ、防水キャップは閉じておく)。
④CTEK Battery Charger MXS7.0JP本体をウォルボックス内に設置。
⑤カーポート付近の外部電源コンセントに延長電源コードを接続し、またウォルボックス内のCTEK Battery Charger MXS7.0JP本体に「延長コード スイッチ付き」を介して接続。MXS7.0JP側にも「エクステンション2.5」を接続しておく。MXS7.0JP側の「エクステンション2.5」はカーポートの天井から垂らし、コネクター部分は天井に取り付けたフックに掛けておく。
《充電時作業》
①ボンネットから出ている「エクステンション2.5」のコネクターの防水キャップを開ける。
②MXS7.0JP側の「エクステンション2.5」のコネクターを天井のフックから取り外し、バッテリー側の「エクステンション2.5」のコネクターに接続。
③MXS7.0JP側の「延長コード スイッチ付き」のスイッチをON。
《充電完了後作業》
①MXS7.0JP側の「延長コード スイッチ付き」のスイッチをOFF。
②MXS7.0JP側の「エクステンション2.5」のコネクターとバッテリー側の「エクステンション2.5」のコネクターを取り外し、コネクターを天井のフックに掛ける。
③ボンネットから出ている「エクステンション2.5」のコネクターの防水キャップを閉める。
●車内で接続するパターン
《同時購入品》
■CTEK(シーテック) BUMPER 100 バッテリー充電器ケース MXS7.0JP用バンパー WC40058(Amazonで購入)
Amazonのカートに2店舗分を入れて一つ削除し忘れて2つ買っていた。ひとつあれば充分なのに…
https://www.amazon.co.jp/dp/B00TJY0ID2/
https://www.amazon.co.jp/dp/B01GTNLIQ6/
■CTEK(シーテック) コンフォートインジケーター パネル WC56380
間違えてコードが短いものを買ってしまったので、コード部分を延長するかorゴミ箱行き。
https://www.amazon.co.jp/dp/B002OHXX60/
■CTEK/シーテック バッテリーチャージャー&メンテナー用 コンフォートインジケーター パネル 3.3m 56531
Amazonでは高かったので探してみるとeBayで安く購入出来ることが分かりポチりました(eBay初体験)。出品者はUSにあるJSR(John Smith Racing)という会社で、送料込みでもお買い得な価格でした(11/09注文→11/22到着)。ついでに次期愛車用の商品も一緒にお買い上げ!(11/09注文→11/15到着)
https://www.ebay.com/itm/CTEK-M8-10-8FT-56-531-/254382554277
想定手順
《事前作業》
①「コンフォートインジケーター パネル」のコードを車内からエンジンルームに引き込み、バッテリーに接続。
②外部電源を引き込む防水キャップ付き電源コード(パターン《A》)をサービスホールを経由して車内に設置しておく。
〈車側の外部電源コードについて補足します。【《パターンA》アウトレット←→アウトレット】の約2mと【《パターンB》プラグ←→プラグ】の約10cmを1本ずつ、既製品(防水延長電源コード)をベースに作成します。車外から車内への電源入力(パターン《B》を車外側に接続)と、車内から車外への電源出力(パターン《B》を車内側に接続)を想定し、どちらでも使えるコードにしようと思います。専用の外部電源キットだと結構高額なので安く済む仕様にしています。〉
③CTEK Battery Charger MXS7.0JP本体を車内の外部電源コードに接続し、「コンフォートインジケーター パネル」のコネクターにも接続。
《充電時作業》
①車側の外部電源コードの防水キャップを開ける。
②カーポート付近の外部電源コンセントに延長電源コードを接続し、「延長コード スイッチ付き」と外部電源コードパターン《B》を介して車側の外部電源コードに接続。
③「延長コード スイッチ付き」のスイッチをON。
《充電完了後作業》
①「延長コード スイッチ付き」のスイッチをOFF。
②延長電源コード、「延長コード スイッチ付き」と外部電源コードパターン《B》を取り外し片付ける。
③車側の外部電源コードの防水キャップを閉める。
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Ⅰ: ステップ①②
Ⅱ: ③
Ⅲ: ④⑤
RECOND: ⑥Recondition
Ⅳ: ⑦⑧
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エクステンションケーブル2.5です。
コードの延長は5mまでなので、2つしか使えません(T_T)
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ウオルボックスです。
これにCTEK Battery Charger MXS7.0JPを格納します。
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配線保護のための配線チューブと、固定用にケーブルタイも準備。
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防水電源ケーブル類
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Comfort Connect Indicator Panel M8 10.8FT 56-531
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初めて使ってみました。RECOND実施中!
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エクステンションケーブル2.5を繋げてここに設置。
ボンネットを開けなくても接続が出来ます。
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バッテリー規格620CCAに対し、実測は652CCA!
素晴らしい!!!
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