ドアアームレスト下LEDの交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2
さて、何をおいても先ずは作業スペースを確保するために、アームレストのスイッチパネルを外します。
スイッチパネルの後方(尻尾のような部分)から順番に内張り剥がしを使用して外せば、比較的簡単に全体が外れます。
スイッチパネルが外れたら、マスタースイッチ用カプラーとドアミラー用カプラーは外しておいた方が作業がやり易いでしょう。
3
外したスイッチパネルの後方からドア内部を覗くと、写真の位置に小さな箱状の部品が見えます。
ターゲットとする交換対象のLEDは、この中に入っています。
この箱状部品の天面は樹脂製のフタになっており2ヶ所の爪で固定されていますので、『爪』と書いた赤矢印の方向から箱内側へ向けて押すことで嵌合が外れます。
※ただし非常に小さな四角穴形状になっており、またスペースも狭いので、小さなマイナスドライバーの先端を直角に曲げたような治具を前以て作っておくと作業が楽になります。
爪が外れるとフタが上方へ開き、中からLEDを取り出すことができます。
なおLEDの固定はフタが兼ねているので、フタが開けば簡単に取り出せます。
注)この作業を行う前に、必ずLEDへの電源供給を遮断してください。
注)電源の遮断方法は編集レイアウトの都合からこの後に説明していますが、LEDを取り出す前に必ず行ってください。
LEDが取り出せたら配線固定用フックからLED用配線を外し、作業し易い位置まで引き出しておきます。
4
さていよいよ純正LEDの配線を切断しますが、その前に車両側からドア内張りへの渡りカプラーを必ず外してLEDへの電源供給を遮断してください。
カプラーは写真の位置、内張り真後ろの隠れた位置に固定されています。
カプラーのロックは赤丸位置にありますので、ロックを外して『車両側』方向へ引き抜きます。
注)この作業は狭い上に手探りになりますので、自信の無い方は全ての作業前にバッテリーのマイナス端子を外してください。
いずれの方法でも構いませんが、この電源の遮断は必須事項です。
遮断しないで作業を行った場合、最悪は泣きを見るほどの修理費用が発生しますよ。
注)通常のニッパーでプラスとマイナスの線を同時に切断すると、切断する瞬間にニッパーの金属部を経由してショートしてしまいます。
セラミックニッパーを使用すればショートは回避できますが、基本は電源の遮断です。
電源を遮断したら、純正LEDから9~10cmほどのところでLED配線を切断します。
5
写真上が純正のLED、下はエーモン工業の『ワンポイントLED No.1806』になります。
純正のLEDはSMDにカバーが被ったようになっていますが、光の拡散用かな?
なおワンポイントLEDの方が二回りほど小さくなりますが、取り付けには問題ありません。
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切断したLED配線の車両側とワンポイントLED側に細線用コネクターを取り付け、極性を間違えないように接続します。
車両側配線:白→プラス、黒→マイナス
エーモンLED配線:黒白→プラス、黒→マイナス
※写真は本来の黒線が黒白線に見えていますが、光の加減で一部が白く見えています。
ここで一旦渡りカプラーを戻して点灯確認を行い、再度渡りカプラーを外して電源を遮断しておきます。
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念のために、細線用コネクターに不織布テープを巻いて異音防止を行います。
後は元通り最初の箱状部品の中にLEDを納めてフタを閉じ、最後に改めて渡りカプラーを接続すれば完了です。
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これはLED変更前後の写真です。
色調は変更前のアイスブルーから綺麗なブルーになり、写真からも明らかなように光量がアップしています。
実際の見え方は、写真以上に差がありますね。
もちろんドライブレンジにシフトした時は、正常に減光されます。
今回は先日報告した『インサイドドアハンドルLEDの取り付け』のついでに行ったようになってしまいましたが、結果的に大変満足したものになりました。
異なるアプローチを試す意味でドア内張りを外さない方法にチャレンジしてみましたが、いかんせん作業スペースが狭い!!
内張りを全て外した方が明らかに楽ですが、アームレストの固定ネジ2本を外すか、更に内張りの一部のクリップだけでも外せば少しは作業スペースが広がります。
いずれにしても片手だけでの手探り作業がありお薦めしませんが、それでも試してみようと言う変態な方の参考になれば幸いです。(^^)
今回の作業ネタは、C-HR FANさん、かひこさん、各位のブログと整備手帳を真似させて貰いました。
貴重な体験のきっかけをありがとうございました。
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