バッ直化＆ウーファー設置＆ネットワークモード設定

Carrozzeriaの900系ヘッドユニットには昔から「ネットワークモード」というスピーカーモードが存在します。
これはHi・Mid・Loをそれぞれ別のアンプとスピーカーで独立制御してフロント3ウェイシステムを構築する機能で、900系ヘッドユニットを使うなら是非使いたい機能です。
（最近はサイバーナビにもこのモードがあるようですが）
そこで、R1購入直後に暫定的に取り付けていたオーディオ一式を本来の(?)仕様で設置し直します。

まずはバッ直から。
写真は取り付け終了後ですが、エンジンルームから室内に入るハーネス脇にあるゴムの突起を切り取って、その穴から室内に電源ケーブルを引き込みます。
そのままだと雨水が浸水するのでテープを巻いて防水加工するのを忘れずに。
室内側では既存ハーネスに干渉しない位置にインシュロックで固定しながら配線を引き回します。

スピーカーをHi・Lo独立接続できるものに交換します。
同じコアキシャルでも、クロスオーバーネットワークを外部に置くものでないと使用できません。
本当はセパレートタイプのTS-C02Aが欲しいところですが、売ってないものはしょうがないので…
ちなみに配線はエーモンのスピーカーケーブルを端子に直接ハンダ付けしてあり、ヘッドユニット内蔵アンプでドライブします。

Loチャンネル用にパワードサブウーファーを設置。
本来ならパワーアンプ＋左右ウーファー構成が理想ですが、設置場所とコストの関係で今回はこうなりました。

配線が終わったら音場測定用マイクを接続してAUTO TA＆EQを実行します。
写真ではとても見えにくいですがヘッドレスト前に針金でマイクを固定してあります。

AUTO TA＆EQを実行することで、自動的にスピーカーシステムと車内空間に最適化するようにパラメータを調整してくれます。
完了後に自分の好みになるようにパラメータを弄るだけで済むのでとても楽です。

今回の作業は（ウーファーを除けば）完全に自己満足の域です。そもそも前席のみと割り切らなければフロント3ウェイシステムを組もうとか思いませんよね。
最近のサイバーナビや三菱サウンドナビの一部機種ではネットワークモードが使えるそうですが、この機能を使ってる人ってどのくらいいるんでしょうかねぇ…