PowerFlex PowerFlex  

[2020年6月21日 追記]

生産から10余年。ヨーロッパSのブッシュは限界を迎えていた。(たぶん)
という訳でポリウレタン製の「PowerFlex」に交換。理由は簡単「安かったから」。あとピロボール化は「GTカー」として設計されたヨーロッパSに合わないかなというイメージで選択。
まだ100km程しか走行してないため、変化としては「乗り心地が良くなった」程度の認識。

以下駄文。
価格は4万円程。ピロボールだと部品代だけで10-16万しますからね。それに、自分で打ち替え出来るならそれで済みますが、ヨーロッパSで「ブッシュ打ち替え」なんて調べても出てこないし、そもそも何のブッシュ使ってるか分からないので物は「適合するだろうもの」を買って、シマヤにお任せ。

シマヤメカニックさん「使ったこと無いし、見たことも無い」
流石 日本最速ショップ。本来は顧客を片っ端からピロボール化をするだけある…

結論を申しあげますと、「ヨーロッパSのブッシュは【サイズは】エリエクと一緒」。
という訳で次回からはOuterplusのピロボールです。やったね。ナイトロンは絶対にやりたくないそう。経験上ガタがきやすいとのこと。


PowerFlex自体は純正のゴムブッシュより圧倒的に「柔らかい」。メカニックさんをして「柔らかいから寿命が心配。」とのこと。というか純正のゴムブッシュ、硬すぎる。ゴムというか軟質樹脂というか軸受だけちょっとゴムで、あとはプラスチックみたいな感じでした。なので、全体的な乗り味としては「柔い」(柔らかいではない)ものになるとのこと。シャシー自体がアルミバスタブフレームと作りがソリッドである為、モノコック製の車と比べ足回りの部品の搭乗者への効果が如実。また、如何に足を動かすかが重要であるため【本来は】可動域のロスを無くす「ピロボール化」が考えとしてはベターであり、クッションとして働いてしまうポリウレタンはロータスとしては正常に機能してない可能性。まぁ別にサーキット専用車ちゃうし。

【2020年6月21日追記分】

ひとまず交換してから300kmほど走行。交換する前と比べて劇的に何か変わったか?と言われると、若干走行音が静かになったか??と言ったところ。後は路面のザラザラ感を全く感じなくなった。サスペンションを固く設定しても、腰やお尻に路面の凹凸は伝わってこない為、柔らかい素材故のクッション性能かなぁと言ったところ。
そういえば、ハードブレーキングの際に右にハンドルが取られる現象も無くなった。これは大きい。今までは一気に減速すると、右側に引っ張られるような挙動をしていたが、ブッシュ交換でその現象は収まった様に思える。
よりパワーを出す、速度を上げていくとブッシュが逃げる、たわむ、ヨレる様な現象が出るかもしれないが、公道を走る上で「純正ゴムブッシュより柔らかいポリウレタンブッシュに変える」ことのデメリットは見当たらない。



あとは寿命やなぁ…